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  • Life番外編、塚越健司さんの「ホンのちょっとした話」。第3回は今野勉『宮沢賢治の真実ーー修羅を生きた詩人』(新潮文庫、2020年)のお話
    参照コンテンツ
    ・宮沢清六『兄のトランク』ちくま文庫、1991年
    ・宮沢敦郎『伯父は賢治』八重岳書房、1989年
    ・望月善次(編集・監修)『自省録(宮沢トシ)』桜出版、2024年
    ・山根知子『賢治の前を歩んだ妹 宮沢トシの勇進』春風社、2023年
    BGM:MusMus
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  • Life番外編。塚越健司さんの「ホンのちょっとした話」第2回は
    ジェニー・オデル著、竹内要江訳『何もしない』ハヤカワ文庫、2023年
    参照コンテンツ
    ◾️書籍
    ・マルク・デュガン著、中島さおり訳『透明性』早川書房、2020年
    ・いがらしみきお『I【アイ】』(全3巻)、小学館、2011〜2013年
    ・吉川浩満『理不尽な進化 増補新版 ――遺伝子と運のあいだ』ちくま文庫、2014=2021
    ・トーマス・マートン著、工藤貞訳『七重の山』中央出版社、1966年
    ・ミシェル・フーコー著、慎改康之訳『真理の勇気:コレージュ・ド・フランス講義1983-1984年度』筑摩書房、2012年
    ◾️映画
    ・ヴィム・ヴェンダース監督『PERFECT DAYS』(2023)
    BGM:MusMus
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  • 塚越健司×渡辺祐真×綿谷エリナ×廣瀬涼×工藤郁子「春の新生活応援ブック!」
    2025年3月23日(日)15:00〜17:00(14:40開場)
    紀伊國屋書店 新宿本店 9階 イベントスペース(新宿区 新宿3-17-7)
    参加費:2000円
    こんにちは、工藤郁子です。新年度が始まる4月に向けて、「何か勉強を始めたい」と思っていたりしますか。それとも、春の気配になんとなく憂いを感じていたりするでしょうか。今回のLifeイベントは「春の新生活応援ブック!」がテーマです。勉強との向き合い方のヒントをくれる人文書、春愁にそっと寄り添ってくれる小説、後輩になるだろうZ世代への理解が深まるビジネス書、挫折しにくい語学書、生活や人間関係について見直すきっかけをくれる歌集など、バラエティ豊かなラインナップをLife出演者が縦横無尽に紹介しつつ、ライフスタイルやカルチャーについて語り合います。
    登壇者は、塚越健司さん、渡辺祐真さん、綿谷エリナさん、廣瀬涼さん、そして私・工藤郁子です。会場は新宿の紀伊國屋書店さんなので、紹介した本を入手したくなったら、その場ですぐに買えます。そして、あの伝説の“叩き売り”タイムもあります!ご参加いただいた方には、特製のブックリストも配布します。「いま、カルチャーに出会う場所」は、ここにもあります。皆さんのご参加をお待ちしています!
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  • 出演:渡辺祐真(スケザネ)(作家・書評家・YouTuber)、大島育宙(XXCLUB)、山内萌(メディア研究者)、速水健朗(ライター、Podcaster)、九龍ジョー(編集者)、碇雪恵(ライター・編集者)
    「百貨店のアートギャラリーは伝統工芸から現代美術まで扱う作家が幅広く、タダで見れる」(メール Yoshiさん)/「イエベ春、ブルベ冬という単語を教えてもらい新たな世界が広がる(メール たむせんさん)//新たなカルチャーで新たなボキャブラリーを得る/アイドル歌会/「企業側に映画を選ばれコントロールされるサブスクに抵抗があったが、コロナ禍で使ってみると快適だった。」「人は35歳までに聴いた音楽を一生聴き続ける。36歳の私はもう音楽との出会いはないのでしょうか」(メール らせん階段さん)/初期レンタルビデオと後期サブスク/ヴィレッジヴァンガードの均質化/ブックオフですら均質化されている/あの頃のブックオフはもうないなと感じた経験(大島さん)/半分ゴミ捨て場だったブックオフ/5年前の学術書が1番手に入らない/『電車男』の資料性/「ネット中心になったことで既存メディアが幅広い世代にカルチャーを届けるのが難しくなっている。」(メール 詠み人知らずさん)/『笑っていいとも!』『めちゃイケ』の担っていた役割/時事性を入れるか入れないか/『M-1』二次コンテンツ/「Discordやオンラインサロンのような半クローズドなコミュニティはその人が本当に好きなものを薦めてる感じがするから信用できる」(メール 高橋利明さん)/批判へのアレルギー/今求められてる書評の役割/嫌われる評論家/北田暁大『嗤う日本の「ナショナリズム」』/悪口を媒介に繋がる「2ちゃんねる」の文化/批評を書く場所からヨイショする場所へ/批評性は枠の外からしか出ない/あらゆるカルチャー領域で起こる「褒め合い」による縮小/振り返り/次回の放送は4/27(日)深夜25時半から
    TBSラジオ『文化系トークラジオ Life』2025年2月23日(日) 25:30 - 28:00 放送後 外伝Part2
    次回の放送(予定) 2025年4月27日(日)
    メールアドレス [email protected]
    HP https://www.tbsradio.jp/life-news/
    X https://x.com/Life954
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  • 出演:渡辺祐真(スケザネ)(作家・書評家・YouTuber)、大島育宙(XXCLUB)、山内萌(メディア研究者)、速水健朗(ライター、Podcaster)、九龍ジョー(編集者)、碇雪恵(ライター・編集者)
    「広島県尾道市の書店「紙片(しへん)」、東京・虎ノ門の古書店「タイガーマウンテン」を文化の息吹を強く感じた場所として紹介します。」(メール 海猫沢めろんさん)/御茶ノ水のジャニス/文化の発信拠点としてのお店/速水さんの独立系書店が苦手な理由/ブックカフェの本が整理されてないほど嬉しい(大島さん)/独立系書店と大型書店の違い/「独立系書店っぽい本のラインナップから外れてるお店が面白い」(Youtubeチャット欄 海猫沢めろんさん)/読書会/タコシェ/模索舎/アムレテロン/「多和田葉子さんの読書会(碇さんも参加)に初めて参加し、読書会へのイメージが変わり、本の読む幅も広がった」(メール たきこみごはん。さん)/双子のライオン堂/独立系書店の読書会は円滑に行われるし不快な思いもしない/独立系のお店はコンテンツだけでなく来る人にもある程度のゾーニングがある/山内さんのゲンロンカフェ、Lifeのイベントへの姿勢/陰謀論イベント/登壇舎側の視点/大島さん「とにかくハードルの低い読書会をやれ」/同じような生活をしている人から想像もしなかった感想を言われるとショック/文化の均質化/作品の受け入れ方すらもゾーニングされている


    TBSラジオ『文化系トークラジオ Life』2025年2月23日(日) 25:30 - 28:00 放送後 外伝Part1
    次回の放送(予定) 2025年4月27日(日)
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  • 出演:渡辺祐真(スケザネ)(作家・書評家・YouTuber)、大島育宙(XXCLUB)、山内萌(メディア研究者)、速水健朗(ライター、Podcaster)、九龍ジョー(編集者)、碇雪恵(ライター・編集者)
    「和泉元彌がワイドショーを賑わせたことで狂言を知れた。」(メール 火曜サザエさん)/伝統芸能を知る回路があまりない中でどう出会えばいいか/『ちはやふる』で百人一首が、『ヒカルの碁』で囲碁が人気になったように『あかね噺』が落語の入り口として機能している/カルチャーを担っている側からも仕掛けてもらわないと中々出会えない/「昔からキネマ旬報を読んでいたが、最近は大島さんのXやPodcastに依存している」(メール まーさん)/町山智浩のPodcast/とべとべ手巻き寿司/弱者男性論イベント/ブリグズビー・ベア/同じテーマ性で横に広がっていく紹介の仕方/映画史の記憶の上に一本の映画が作られる/ビートルズリアルタイム世代と今の視点ではガイドが全く異なる/時代によるとんねるずの評価の揺れ/過去のものを見る時の振り返り方/「さまざまな出会いがある現代で、ひとつだけ変わらないものは、あるコンテンツについて知る前と知ってしまった後の自分の状態変化が、不可逆であるということ。」「考察などは全く読まないが、Youtubeやウェブ漫画に関してはコメント欄も含めて楽しんでいる、その境界線が気になる。(メール 匿名 20代女性)/アナログレコードだったものをCD、サブスクで摂取するのは体験として全く異なる/「今のネットからはブランディングしていないと注目を集められないようになり、多くの人にそこを目指し何者かになりたい意識を感じる。」「ラジオリスナーは不審者でいられる」(メール あさくひろくさん)/何者になりたい意識とオタクになりたい意識は似ている/記号性に敏感すぎると貧しく見える/同じ記号の持ち主でも話すとそれぞれ違う/次回の放送は4/27(日)深夜25時半から


    TBSラジオ『文化系トークラジオ Life』2025年2月23日(日) 25:30 - 28:00 放送分
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  • 出演:渡辺祐真(スケザネ)(作家・書評家・YouTuber)、大島育宙(XXCLUB)、山内萌(メディア研究者)、速水健朗(ライター、Podcaster)、九龍ジョー(編集者)、碇雪恵(ライター・編集者)

    TBSラジオ『文化系トークラジオ Life』2025年2月23日(日) 25:30 - 28:00 放送分
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  • 出演:渡辺祐真(スケザネ)(作家・書評家・YouTuber)、大島育宙(XXCLUB)、山内萌(メディア研究者)、速水健朗(ライター、Podcaster)、九龍ジョー(編集者)、碇雪恵(ライター・編集者)
    イベントのお知らせ(春の新生活応援ブック!3/23@紀伊国屋書店新宿本店)/「思春期の頃に大きく影響を受けた『Olive』、高校を卒業するころに休刊し、自らの好むところに身をおけるようになった。そうしてひとつの季節が終わったように思う。」(メール うみのひつじさん)」/CUTiE/「ほぼ雑誌の体験がない世代と、それ以降の世代の人たちは、どうコンテキストを得ているのだろう?」(メール 山学校のヤマケンさん)/スケザネさんの雑誌への価値観/コロコロコミック/ベイブレードの大会は前日朝4時から並ぶ/コロコロ編集部内クイズに熱狂する子どもたち/雑誌の情報摂取だけでなくコミュニティや居場所としての役割/山内萌さんの連載『界隈民俗学』が初回から炎上/「界隈」は敢えて使うのが大事/誰を推すかでカラーが変わる/昔は知らない情報が載ってる雑誌が人気だったが、今は知ってるコンテンツが載ってるものが選ばれる。/知らないコンテンツの雑誌を手に取る基準/雑誌に変わるものはできていない/アーカイブとして機能する雑誌/雑誌の人気ランキング上位には毎回「お便り欄」があった/『みーやんのとんでもケチャップ』/カルチャーの入り口としてのお便りコーナー/「先輩の存在がカルチャーの入り口として大きかった。」(メール 批評家・矢野利裕さん)/引用・サンプリング文化/ライブで動画撮影する人/CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN『空とぶ東京』


    TBSラジオ『文化系トークラジオ Life』2025年2月23日(日) 25:30 - 28:00 放送分
    次回の放送(予定) 2025年4月27日(日)
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  • 出演:渡辺祐真(スケザネ)(作家・書評家・YouTuber)、大島育宙(XXCLUB)、山内萌(メディア研究者)、速水健朗(ライター、Podcaster)、九龍ジョー(編集者)、碇雪恵(ライター・編集者)
    「TikTok、Instagramのアカウントは果たして新たなカルチャー出会いツールとして効率よく使えるのか?」(メール 陽気なねごとさん)/意識してカルチャーを自分で拾いにいくというのは難しい/Twitter(現X)/Youtube Short/丁寧な生活/毎日何時間もショート動画を見ていたらカルチャーとは出会えない/ショート動画はめっちゃ短いヒルナンデスが永遠に続く/TBS『ジャスト』/碇雪恵さんの特殊なTikTok/大学生の「好きなもののプレゼン」/ミーム=文化/「文化系という言葉が専門用語となる世界ではなかなか新たなカルチャーへの入り口は出現しない」(メール ストルムさん)/カルチャーにハマれる余裕と素養と経験がある人の「選民」/「ディープな場所への潜入は面白いけど、カルチャーについて回る、かましの文化が嫌」(メール あさくひろくさん)/意識してカルチャーと出会うのは意識が高い/宮台真司『サブカルチャー神話解体』/「Vtuberを楽しんだあと、姪に聞いたら一般人は見ないと言われた」(メール フランソワ・ロコ子)/一般人とオタクの線引き/志摩スペイン村とVtuberのコラボ/壱百満天原サロメ/サブリナ・カーペンター『Espresso』
    TBSラジオ『文化系トークラジオ Life』2025年2月23日(日) 25:30 - 28:00 放送分
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  • 出演:渡辺祐真(スケザネ)(作家・書評家・YouTuber)、大島育宙(XXCLUB)、山内萌(メディア研究者)、速水健朗(ライター、Podcaster)、九龍ジョー(編集者)、碇雪恵(ライター・編集者)
    メインパーソナリティは渡辺祐真(スケザネ)さん/前回(2024/12/29放送回)のAPT事件を振り返り/今回のテーマは「カルチャーとどう出会うか」/こっちのけんと『はいよろこんで』/ライター、Podcaster 速水健朗さん/APTイップス/編集者 九龍ジョーさん/育児でリアタイが難しい/ライター、編集者 碇雪恵さん/現場にいると見えてくるものが違う/ポンチャック/メディア研究者 山内萌さん/Lifeの思い出/「君は絶対もうこの先働かないと思う」/人文ウォッチ/「人文の中心はSNSにある」/お笑い芸人 XXCLUB 大島育宙さん/tbs.co.jpの発音/スケザネさん、大島さん、山内さんの3人は同い年/最先端のジャッジ権は十代、二十代という驕りがあった/三十代に入るとカルチャーの「圧力」が生じる/「今までは雑誌がカルチャーとの出会いだったが、今は子供たちから色々なカルチャーを教えてもらえる。」(メール ピンクの糸電話さん)/世代を超えたカルチャーの出会い/ベイブレードの主題歌がワンオクからPerfumeへ/パウパトロールの主題歌がアダム・レヴィーン/るろうに剣心OP川本真琴/子供向けコンテンツにも幅広いカルチャーが/ニューオーダーに合わせて踊るTikTokの子たち/下の世代の方がニューオーダーに詳しくなる可能性がある時代/THE BLUE HEARTS『TRAIN-TRAIN』
    TBSラジオ『文化系トークラジオ Life』2025年2月23日(日) 25:30 - 28:00 放送分
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  • 塚越健司さんのLifeスピンオフPodcastが新たにスタート(火曜朝・配信予定)。お薦めの本を時事的なテーマも絡めて紹介していきます。記念すべき第1回は、Lifeの初代メインパーソナリティcharlieこと鈴木謙介さんの『ウェブ社会のゆくえ 〈多孔化〉した現実のなかで』(2013年 NHKブックス)を紹介します。BGM:MusMus
    最後にお知らせです。TBSラジオ『文化系トークラジオLife』では、2025年2月末まで、古本買取サービスのバリューブックスさんとコラボ中です。期間中にバリューブックスで買取を申し込むと、特製Lifeトートバッグをプレゼント!
    クーポンコード:LIFE2412
    入力をお忘れなく。
    番組への感想は、ハッシュタグ #life954 でSNSに投稿してください。
    次回も本を片手に、ちょっとした話をお届けします。それではまた!
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  • 「いま、カルチャーに出会う場所はどこ?」2025年2月23日(日)25時半~放送の予告編です。
    予告編の出演:渡辺祐真(スケザネ)、速水健朗、山内萌、長谷川裕P(黒幕)
    本放送の出演:渡辺祐真(スケザネ)、大島育宙、速水健朗、山内萌、九龍ジョー、碇雪恵ほか
    メールテーマ「最近、あなたはどのように(あなたにとっての)新しいカルチャーに出会っていますか?」
    以前との違いや過去の思い出なども大歓迎です。メールアドレスは [email protected]

    こんにちは、今回メインパーソナリティを務める、書評家の渡辺祐真です。
    2月23日(日)深夜25時半~生放送の文化系トークラジオLifeのタイトルは「いま、カルチャーに出会う場所はどこ?」です。
    前回(12/29放送)の文化系トークラジオLifeは年末恒例の「文化系大忘年会」でした。2024年の個人的な文化系トピックを持ち寄り、演者とリスナーみんなで話し合うという内容です。
    放送内でメインパーソナリティの速水健朗さんが、ブルーノ・マーズ「APT.」という音楽についてお話しされたのですが、半数近くの出演者がその曲名を知りませんでした。
    恥ずかしながら僕もその一人だったのですが、放送以来、耳を凝らしていると「アーパツアパツ」という音楽はよく流れているし、調べてみればかなりのヒットチャートであることが分かりました。(うわあ、知らない方がやばかった!速水さん、ごめんなさい!)
    ―カルチャーとの出会い方
    この一件によく表れているように、どれだけヒットを飛ばした有名カルチャーでも、その知名度には限界があります。「もはや「国民的◯◯」は成り立たない」「島宇宙化」という言説は今に始まったことではありませんが、ここ十年程度でその傾向に一層の拍車がかかっているのは間違いないでしょう。
    その背景を考えると、必ず行き当たるのはSNSとサブスクの隆盛です。
    個人の趣味やニーズがどれだけマニアックなものになっても、必ずそれに合った供給や界隈が存在し、結果的にどんどん蛸壺化していきます。
    こうしたコンテンツ供給の変化は、ネット空間だけではなく、リアルでも見られます。
    例えば、TSUTAYAやブックオフ、書店の相次ぐ閉店です。話題のカルチャーが一通り揃ったリアル空間が減少し、ネットや個人色の強い書店や映画館が伸長している。
    つまり、コンテンツとの出会い方がバラバラになっているというわけです。

    ―カルチャーの受容の仕方
    そして多様化しているのは出会い方だけではなく、受容の在り方も同様です。最近よく話題になるキーワードに「考察」があります。ある作品について、先の展開や隠された伏線、作者が仕掛けた謎を解き、より一層楽しむというもの。(「考察」の定義については諸説あります。)当の作品以上に、その考察が時に人気を呼ぶことすらあるほど人気ですが、一方で考察を全く見ない(知らない)という人も当然いるでしょう。

    もう一つ、個人的に気になっている受容の在り方が「断片受容」です。最近はコンテンツの数も溢れ、作品時間もかなり長大なものが少なくありません。すると全てを見ることは不可能なので、話題になっているシーンやキャラクターだけはなんとなく抑えているという、断片的な受容がよく見受けられます。まとめ記事で要点を抑えに行ったという場合もあれば、ネットミームやバラエティ番組のお約束として何度も耳にするうちになんとなく知ったという場合など、モチベーションにはばらつきがあるでしょうが、作品全体は見ていないというのが特徴です。

    以上をまとめると、個々の作品を丁寧に追う人、考察やネット評価を合わせて楽しむ人、概要だけを抑える人。その受容の在り方も千差万別になっています。

    ―今回の番組内容・メールテーマ
    いったい我々はどのようにしてカルチャーに出会い、そしてどのように受容しているのか。ものすごいスピードと量で、作品が供給され、消費されていく現代において、この問題を考える価値はあるはずです。そこで今回は、カルチャーとの出会い方や消費の仕方について、皆さんとお話ししたいと思っています。書店やネット空間といったコンテンツとの出会いの場、考察や断片受容のような消費スタイル、「みんな」が知っているカルチャーの線引きなどを主なテーマにします。

    メールテーマは「最近、あなたが新しいカルチャーに出会った“場所”や“きっかけ”を教えてください」です。あなたはどこで、どんな方法で新しいカルチャーに出会っているのか。媒体や場所、個人名、方法など、詳しく教えてください。また比較対象として、過去にはどんな出会い方をしていたのか。あなたが体験した素敵なカルチャーとの出会いなど、カルチャーとの出会いについて自由に送ってください。なお、ここで言う「カルチャー」は、文学、音楽、美術、ゲーム、お笑いなど、広くとっていただいて構いません。
    メールアドレスは [email protected]   
    それでは、2月23日(日)深夜25時半~生放送でお会いしましょう!
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  • ※簡易録音のため低音質です。ご容赦ください。
    2024年9月29日に開催されたイベント「食べる場所の空間論~食堂車からフードコートまで」速水健朗×澁川祐子×原武史 のPart4です。
    =======
    速水健朗です。
    今回は、政治と空間についての研究者である原武史さん、戦前戦後の日本の食について執筆する澁川祐子さんをお招きして、食と空間をテーマに話をします。家での食事、レストランや食堂での外食など様々ありますが、主に考えたいのは、手っ取り早く食事を済ますための「(仮)」の食事空間です。
    僕が最近関心を持っているのは、フードトラックとフードコートです。丸の内の中通りは、お昼時になると複数のフードトラックが現れ、エスニック料理の屋台村のようになります。モールや百貨店、駅の商業施設などのフードコートやイートインスペースは、買い物のついでに利用する簡易的な食事スペースですが、最近は町中華やメキシコ料理の有名店が軒を連ね、もはや「仮の」食事場所とは言えないレベルに達しています。一方、昔ながらの駅そばにも変化があります。いつしか券売機が置かれるようになり、それがデジタルの液晶パネルになり、最近は無人駅そばも登場しています。
    これらの場所は、現代人の多忙化とともに発展したもので、オフィス街、百貨店、ショッピングモール、駅など公共性の高い空間に置かれているという共通点があります。原武史さんには、駅そばについての著書『鉄道旅へ行ってきます』(関川夏央、酒井順子との共著)があり、ぜひ、ほぼ失われた文化である「食堂車」という場所の歴史や考察も伺いたいと思います。澁川祐子さんの近刊『味なニッポン戦後史』は、世相と味の関係について触れたもので、食の空間(ハードウェア)の変遷についてだけでなく、"ソフトウェア"である食そのものについても聞いてみたいと思います。

    原 武史(はら・たけし)
    明治学院大学名誉教授。放送大学客員教授。1962年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本経済新聞社勤務を経て、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程中退。専攻は日本政治思想史。1998年『「民都」大阪対「帝都」東京』(講談社選書メチエ)でサントリー学芸賞、2001年『大正天皇』(朝日選書)で第55回毎日出版文化賞、2008年『滝山コミューン一九七四』(講談社)で第30回講談社ノンフィクション賞、『昭和天皇』(岩波新書)で第12回司馬遼太郎賞を受賞した。近著に『戦後政治と温泉 箱根、伊豆に出現した濃密な政治空間』(中央公論新社)、『歴史のダイヤグラム〈2号車〉』(朝日新書)、『「線」の思考』(新潮文庫)など。

    澁川 祐子(しぶかわ・ゆうこ)
    ライター、編集者。1974年神奈川県生まれ。東京都立大学人文学部を卒業後、フリーのライターとして活動する傍ら、『民藝』(日本民藝協会)の編集に携わる。現在は食や工芸を中心に執筆。著書に『オムライスの秘密 メロンパンの謎 人気メニュー誕生ものがたり』(新潮文庫)、『味なニッポン戦後史』(インターナショナル新書)。編集に『スリップウェア』(誠文堂新光社)、山本教行著『暮らしを手づくりする 鳥取・岩井窯のうつわと日々』(スタンド・ブックス)、山本彩香著『にちにいまし ちょっといい明日をつくる琉球料理と沖縄の言葉』(文藝春秋)など。

    速水健朗(はやみず・けんろう)
    1973年石川県生まれ。フリーランス編集者・ライター。著書に『1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀』(東京書籍)、『ケータイ小説的。——“再ヤンキー化”時代の少女たち』(原書房)、『ラーメンと愛国』(講談社現代新書)、『1995年』(ちくま新書)、『フード左翼とフード右翼』(朝日新書)、『東京β』(筑摩書房)、『東京どこに住む?』(朝日新書)など。
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  • ※簡易録音のため低音質です。ご容赦ください。
    2024年9月29日に開催されたイベント「食べる場所の空間論~食堂車からフードコートまで」速水健朗×澁川祐子×原武史 のPart3です。
    =======
    速水健朗です。
    今回は、政治と空間についての研究者である原武史さん、戦前戦後の日本の食について執筆する澁川祐子さんをお招きして、食と空間をテーマに話をします。家での食事、レストランや食堂での外食など様々ありますが、主に考えたいのは、手っ取り早く食事を済ますための「(仮)」の食事空間です。
    僕が最近関心を持っているのは、フードトラックとフードコートです。丸の内の中通りは、お昼時になると複数のフードトラックが現れ、エスニック料理の屋台村のようになります。モールや百貨店、駅の商業施設などのフードコートやイートインスペースは、買い物のついでに利用する簡易的な食事スペースですが、最近は町中華やメキシコ料理の有名店が軒を連ね、もはや「仮の」食事場所とは言えないレベルに達しています。一方、昔ながらの駅そばにも変化があります。いつしか券売機が置かれるようになり、それがデジタルの液晶パネルになり、最近は無人駅そばも登場しています。
    これらの場所は、現代人の多忙化とともに発展したもので、オフィス街、百貨店、ショッピングモール、駅など公共性の高い空間に置かれているという共通点があります。原武史さんには、駅そばについての著書『鉄道旅へ行ってきます』(関川夏央、酒井順子との共著)があり、ぜひ、ほぼ失われた文化である「食堂車」という場所の歴史や考察も伺いたいと思います。澁川祐子さんの近刊『味なニッポン戦後史』は、世相と味の関係について触れたもので、食の空間(ハードウェア)の変遷についてだけでなく、"ソフトウェア"である食そのものについても聞いてみたいと思います。

    原 武史(はら・たけし)
    明治学院大学名誉教授。放送大学客員教授。1962年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本経済新聞社勤務を経て、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程中退。専攻は日本政治思想史。1998年『「民都」大阪対「帝都」東京』(講談社選書メチエ)でサントリー学芸賞、2001年『大正天皇』(朝日選書)で第55回毎日出版文化賞、2008年『滝山コミューン一九七四』(講談社)で第30回講談社ノンフィクション賞、『昭和天皇』(岩波新書)で第12回司馬遼太郎賞を受賞した。近著に『戦後政治と温泉 箱根、伊豆に出現した濃密な政治空間』(中央公論新社)、『歴史のダイヤグラム〈2号車〉』(朝日新書)、『「線」の思考』(新潮文庫)など。

    澁川 祐子(しぶかわ・ゆうこ)
    ライター、編集者。1974年神奈川県生まれ。東京都立大学人文学部を卒業後、フリーのライターとして活動する傍ら、『民藝』(日本民藝協会)の編集に携わる。現在は食や工芸を中心に執筆。著書に『オムライスの秘密 メロンパンの謎 人気メニュー誕生ものがたり』(新潮文庫)、『味なニッポン戦後史』(インターナショナル新書)。編集に『スリップウェア』(誠文堂新光社)、山本教行著『暮らしを手づくりする 鳥取・岩井窯のうつわと日々』(スタンド・ブックス)、山本彩香著『にちにいまし ちょっといい明日をつくる琉球料理と沖縄の言葉』(文藝春秋)など。

    速水健朗(はやみず・けんろう)
    1973年石川県生まれ。フリーランス編集者・ライター。著書に『1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀』(東京書籍)、『ケータイ小説的。——“再ヤンキー化”時代の少女たち』(原書房)、『ラーメンと愛国』(講談社現代新書)、『1995年』(ちくま新書)、『フード左翼とフード右翼』(朝日新書)、『東京β』(筑摩書房)、『東京どこに住む?』(朝日新書)など。
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  • ※簡易録音のため低音質です。ご容赦ください。
    2024年9月29日に開催されたイベント「食べる場所の空間論~食堂車からフードコートまで」速水健朗×澁川祐子×原武史 のPart2です。
    =======
    速水健朗です。
    今回は、政治と空間についての研究者である原武史さん、戦前戦後の日本の食について執筆する澁川祐子さんをお招きして、食と空間をテーマに話をします。家での食事、レストランや食堂での外食など様々ありますが、主に考えたいのは、手っ取り早く食事を済ますための「(仮)」の食事空間です。
    僕が最近関心を持っているのは、フードトラックとフードコートです。丸の内の中通りは、お昼時になると複数のフードトラックが現れ、エスニック料理の屋台村のようになります。モールや百貨店、駅の商業施設などのフードコートやイートインスペースは、買い物のついでに利用する簡易的な食事スペースですが、最近は町中華やメキシコ料理の有名店が軒を連ね、もはや「仮の」食事場所とは言えないレベルに達しています。一方、昔ながらの駅そばにも変化があります。いつしか券売機が置かれるようになり、それがデジタルの液晶パネルになり、最近は無人駅そばも登場しています。
    これらの場所は、現代人の多忙化とともに発展したもので、オフィス街、百貨店、ショッピングモール、駅など公共性の高い空間に置かれているという共通点があります。原武史さんには、駅そばについての著書『鉄道旅へ行ってきます』(関川夏央、酒井順子との共著)があり、ぜひ、ほぼ失われた文化である「食堂車」という場所の歴史や考察も伺いたいと思います。澁川祐子さんの近刊『味なニッポン戦後史』は、世相と味の関係について触れたもので、食の空間(ハードウェア)の変遷についてだけでなく、"ソフトウェア"である食そのものについても聞いてみたいと思います。

    原 武史(はら・たけし)
    明治学院大学名誉教授。放送大学客員教授。1962年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本経済新聞社勤務を経て、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程中退。専攻は日本政治思想史。1998年『「民都」大阪対「帝都」東京』(講談社選書メチエ)でサントリー学芸賞、2001年『大正天皇』(朝日選書)で第55回毎日出版文化賞、2008年『滝山コミューン一九七四』(講談社)で第30回講談社ノンフィクション賞、『昭和天皇』(岩波新書)で第12回司馬遼太郎賞を受賞した。近著に『戦後政治と温泉 箱根、伊豆に出現した濃密な政治空間』(中央公論新社)、『歴史のダイヤグラム〈2号車〉』(朝日新書)、『「線」の思考』(新潮文庫)など。

    澁川 祐子(しぶかわ・ゆうこ)
    ライター、編集者。1974年神奈川県生まれ。東京都立大学人文学部を卒業後、フリーのライターとして活動する傍ら、『民藝』(日本民藝協会)の編集に携わる。現在は食や工芸を中心に執筆。著書に『オムライスの秘密 メロンパンの謎 人気メニュー誕生ものがたり』(新潮文庫)、『味なニッポン戦後史』(インターナショナル新書)。編集に『スリップウェア』(誠文堂新光社)、山本教行著『暮らしを手づくりする 鳥取・岩井窯のうつわと日々』(スタンド・ブックス)、山本彩香著『にちにいまし ちょっといい明日をつくる琉球料理と沖縄の言葉』(文藝春秋)など。

    速水健朗(はやみず・けんろう)
    1973年石川県生まれ。フリーランス編集者・ライター。著書に『1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀』(東京書籍)、『ケータイ小説的。——“再ヤンキー化”時代の少女たち』(原書房)、『ラーメンと愛国』(講談社現代新書)、『1995年』(ちくま新書)、『フード左翼とフード右翼』(朝日新書)、『東京β』(筑摩書房)、『東京どこに住む?』(朝日新書)など。
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  • ※簡易録音のため低音質です。ご容赦ください。
    2024年9月29日に開催されたイベント「食べる場所の空間論~食堂車からフードコートまで」速水健朗×澁川祐子×原武史 のPart1です。
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    速水健朗です。
    今回は、政治と空間についての研究者である原武史さん、戦前戦後の日本の食について執筆する澁川祐子さんをお招きして、食と空間をテーマに話をします。家での食事、レストランや食堂での外食など様々ありますが、主に考えたいのは、手っ取り早く食事を済ますための「(仮)」の食事空間です。
    僕が最近関心を持っているのは、フードトラックとフードコートです。丸の内の中通りは、お昼時になると複数のフードトラックが現れ、エスニック料理の屋台村のようになります。モールや百貨店、駅の商業施設などのフードコートやイートインスペースは、買い物のついでに利用する簡易的な食事スペースですが、最近は町中華やメキシコ料理の有名店が軒を連ね、もはや「仮の」食事場所とは言えないレベルに達しています。一方、昔ながらの駅そばにも変化があります。いつしか券売機が置かれるようになり、それがデジタルの液晶パネルになり、最近は無人駅そばも登場しています。
    これらの場所は、現代人の多忙化とともに発展したもので、オフィス街、百貨店、ショッピングモール、駅など公共性の高い空間に置かれているという共通点があります。原武史さんには、駅そばについての著書『鉄道旅へ行ってきます』(関川夏央、酒井順子との共著)があり、ぜひ、ほぼ失われた文化である「食堂車」という場所の歴史や考察も伺いたいと思います。澁川祐子さんの近刊『味なニッポン戦後史』は、世相と味の関係について触れたもので、食の空間(ハードウェア)の変遷についてだけでなく、"ソフトウェア"である食そのものについても聞いてみたいと思います。

    原 武史(はら・たけし)
    明治学院大学名誉教授。放送大学客員教授。1962年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本経済新聞社勤務を経て、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程中退。専攻は日本政治思想史。1998年『「民都」大阪対「帝都」東京』(講談社選書メチエ)でサントリー学芸賞、2001年『大正天皇』(朝日選書)で第55回毎日出版文化賞、2008年『滝山コミューン一九七四』(講談社)で第30回講談社ノンフィクション賞、『昭和天皇』(岩波新書)で第12回司馬遼太郎賞を受賞した。近著に『戦後政治と温泉 箱根、伊豆に出現した濃密な政治空間』(中央公論新社)、『歴史のダイヤグラム〈2号車〉』(朝日新書)、『「線」の思考』(新潮文庫)など。

    澁川 祐子(しぶかわ・ゆうこ)
    ライター、編集者。1974年神奈川県生まれ。東京都立大学人文学部を卒業後、フリーのライターとして活動する傍ら、『民藝』(日本民藝協会)の編集に携わる。現在は食や工芸を中心に執筆。著書に『オムライスの秘密 メロンパンの謎 人気メニュー誕生ものがたり』(新潮文庫)、『味なニッポン戦後史』(インターナショナル新書)。編集に『スリップウェア』(誠文堂新光社)、山本教行著『暮らしを手づくりする 鳥取・岩井窯のうつわと日々』(スタンド・ブックス)、山本彩香著『にちにいまし ちょっといい明日をつくる琉球料理と沖縄の言葉』(文藝春秋)など。

    速水健朗(はやみず・けんろう)
    1973年石川県生まれ。フリーランス編集者・ライター。著書に『1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀』(東京書籍)、『ケータイ小説的。——“再ヤンキー化”時代の少女たち』(原書房)、『ラーメンと愛国』(講談社現代新書)、『1995年』(ちくま新書)、『フード左翼とフード右翼』(朝日新書)、『東京β』(筑摩書房)、『東京どこに住む?』(朝日新書)など。
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  • 出演:海猫沢めろん、藤谷千明、長谷川裕プロデューサー(黒幕)
    「文化系大忘年会2024」のベストメールを発表!今回は速水健朗さんと工藤郁子さんが選んだ2名。
    さらに未読メールなどを追加でいくつか読んで、あれこれお喋りしました。
    ネットと選挙/分断/陰謀論/Perfect Days/ふてほど/大久保佳代子とらぶぶらLOVE/TaiTanほか
    バリューブックスで2025年2月28日までに不要な本の買取を申し込むと、もれなくLifeのロゴとイラストがデザインされた特製トートバッグがもらえます。1月中はバリューブックスの福袋キャンペーンとも併用できますので、ぜひお早めに!
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  • 出演:倉本さおり、渡辺祐真
    ハン・ガン著、斎藤真理子訳『別れを告げない』/ハン・ガン『菜食主義者』/豊永浩平『月ぬ走いや、馬ぬ走い』/白川尚史『ファラオの密室』/野崎まど『小説』/宮島未奈『婚活マエストロ』/津村記久子『うそコンシェルジュ』/町屋良平『生きる演技』/古泉迦十『崑崙奴』/石田夏穂『ミスターチームリーダー』/せいや(霜降り明星)『人生を変えたコント』/坂崎かおる『箱庭クロニクル』/ポール・オースター著、柴田元幸訳『4 3 2 1』/マリ=フィリップ・ジョンシュレー著、村松潔訳『あなたの迷宮のなかへ カフカへの失われた愛の手紙』
    メールアドレス [email protected]
    HP https://www.tbsradio.jp/life-news/
    X https://twitter.com/Life954
    YouTube動画配信アーカイブ
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  • 出演:工藤郁子、倉本さおり、渡辺祐真、藤谷千明、九龍ジョー、海猫沢めろん、塚越健司、速水健朗(外伝はお休み)
    1.おじさんいじり 2.ガールズロック(メタル)バンドの海外進出 3. ダークヒーロー・ヒロインの時代?(メール 50歳になっても「若き老害」常見陽平さん)/1. 子どもが産まれたこと 2. ネット広告うざすぎ 3. やっぱりニコニコ動画が好き(メール モレーンさん)/Made for Ad(MFA)/mixi2/秦正樹/今年気になっている文化的なコンテンツは、春とヒコーキのぐんぴぃがやっているYouTubeチャンネル「バキ童チャンネル」(メール 高橋利明さん)/ゲオルギ・ゴスポディノフ『Time Shelter』/実家のホームビデオをデジタル化して家族に共有、それがきっかけとなり両親とアメリカに行きました(メール ノイノイさん)/NHKアーカイブ/1.短歌を始めた 2.バドミントンを始めた 3.AIに課金を始めた(メール 藤井の風さん)/大岡信『うたげと孤心』/歌人 木下龍也、岡本真帆/1.能登半島地震発生 2.NY平均株価の銘柄「インテル」外れ「エヌビディア」採用へ 3.オタク界隈の「Visa」クレジットカード使用規制(メール スケスケ・パンチラインさん)/つい先日見た映画に全て吹き飛ばされてしまいました。それは、「どうすればよかったか?」です。(メール おかひじきさん)/charlieのブログ/次回の放送は2月23日(日)深夜25時半から
    TBSラジオ『文化系トークラジオ Life』2024年12月29日(日)25:30 - 28:00 放送後 外伝Part2
    次回の放送(予定) 2025年2月23日(日) 25時30分から
    メールアドレス [email protected]
    HP https://www.tbsradio.jp/life-news/
    X https://twitter.com/Life954
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  • 出演:工藤郁子、倉本さおり、渡辺祐真、藤谷千明、九龍ジョー、海猫沢めろん、塚越健司、速水健朗(外伝はお休み)
    外伝のMCは工藤郁子さん/1.副業にチャレンジ 2.アーティストとして楽曲をリリース 3.スキマバイトを経験(メール おにぎりさん)/映画『夜明けのすべて』無理せず働く二人の話。人間の生っぽさ(繊細さ、雑さ、しょうもなさ、優しさ等)に溢れた、今年を代表する1作(メール ノスタルジー鈴木さん)/三宅唱監督『きみの鳥はうたえる』/連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』/水曜日のダウンタウン「名探偵津田」その2、アニメ映画「ルックバック」その3、お笑いのライブ配信(メール 小林ミノリさん)/島田雅彦『大転生時代』/平野啓一郎『富士山』/ホラーブーム/『変な家』/背筋『近畿地方のある場所について』/梨・闇・大森時生『行方不明展』/イマーシブ・フォート東京/藤本タツキ『さよなら絵梨』/モキュメンタリー/三秋縋『さくらのまち』/映画『数分間のエールを』/恋愛バラエティ『あいの里』/千鳥『相席食堂』/近松門左衛門/橋本治/2024年という年を一言で表すならば「『井の中の蛙』の限界」といったところでしょうか?(メール 詠み人知らずさん)/虚実皮膜
    TBSラジオ『文化系トークラジオ Life』2024年12月29日(日)25:30 - 28:00 放送後 外伝Part1
    次回の放送(予定) 2025年2月23日(日) 25時30分から
    メールアドレス [email protected]
    HP https://www.tbsradio.jp/life-news/
    X https://twitter.com/Life954
    YouTube動画配信アーカイブ
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