Episoder
-
今週は、南海放送本町会館から生放送でお送りしました。坂の上に訪ねてきてくださったのは、一般社団法人お城下松山理事で文化観光委員会委員長の日野二郎さんと勝田銀次郎顕彰会会長の一色敏郎さん。松山出身の実業家で政治家でもあった、勝田銀次郎についてお話を伺いました。親日国として知られるトルコですが、勝田銀次郎は日本とトルコの友好関係構築に大きな影響を与えています。その理由が「平明丸事件」。番組では、海運業で財を成すまでの歩みや「世のため人のため」に尽力した功績についても詳しくお伺いしました。
-
今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、松山市民劇場事務局長の久野はすみさん。砥部町出身で明治から昭和にかけて活躍した俳優・井上正夫について紹介していただきました。山本有三や吉井勇、伊藤深水ら文化人とも交流があり、その誠実な人柄そのままに演劇に打ち込んだ井上正夫のイズムは、今も劇団文化座として受け継がれています。今回は、「セリフ無しの初舞台」「伊予訛り」「人を育てる」という3つのキーワードで井上正雄の足跡を紐解きます。彼を名優たらしめたものの一つが、ふるさと愛媛にもとづくもので…。
-
Manglende episoder?
-
今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、四国中央市で宇摩地域の歴史や文化などを紹介・展示する郷土資料館「暁雨館」の学芸員・石川桂さん。江戸時代の儒学者で教育者の尾藤二洲について紹介していただきました。二洲の出身地にある川之江小学校では校歌の中にその名が出てくるほど身近な存在で、石川さん自身も、この校歌を歌って育ったのだとか。暁雨館では二洲による十の心がけを「二洲先生のアドバイスみくじ」として設置していて、私も特別に一つひかせてもらうと…(結果はポッドキャストで)!市民による顕彰会も存在するなど、宇摩地域では有名な偉人・尾藤二洲。その足跡を「学問の素質」「座右十戒」「寛政の三博士に」という3つのキーワードでたどります。
-
今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、松山兎月庵文化歴史館館長の小椋浩介さん。テーマは「道後を中心に見た古代から近代まで」です。先月、「5年半におよぶ保存修理工事を経て、道後温泉本館が全館営業再開」というニュースが話題になりましたが、小椋さんは「道後温泉誇れるまちづくり推進協議会」で道後の歴史を講義されたり、グランドデザインを担う方々を対象とした伊予の歴史についての座学などでも活躍されています。今回は「実は、中間拠点だった道後温泉」「河野氏と秋山好古と」「伊予の湯桁」というキーワードで、道後の歴史にまつわる大変興味深いお話を伺いました。
-
今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、愛媛人物博物館の専門学芸員・冨吉将平さん。8月4日の「栄養の日」を前に、西条市出身で「栄養学の父」と称される佐伯矩(さいき ただす)について伺いました。いま私たちが当たり前に考えている栄養素やカロリーなど「栄養」について、世界で初めて科学の対象にしたのが佐伯矩なんです!そんな人物が愛媛出身だったとは…。今回は「矩、栄養学の必要性を覚る」「矩、栄養学を研究し広める」「矩、栄養士を作る」の3つのキーワードで、その偉業に迫ります。
-
今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、宇和先哲記念館職員の泉仁美さん。記念館のある西予市宇和にゆかりの「オランダおイネ」こと、シーボルトの娘で日本初の女性産科医・楠本イネについてお話を伺いました。楠本イネは西予市で少女時代を過ごし医師としての夢を志したことから、その功績を称え女性の活躍推進を図ることを目的とした「西予市おイネ賞事業」が設けられるなど、地域の方に親しまれている人物です。今回は「二宮敬作を頼って」「宮内省御用掛かり」「銀河鉄道999・メーテルのモデル」というキーワードで、おイネさんの足跡をたどりました。
-
今週は、「坂の上の雲ミュージアム」特設ブースからの生放送!愛媛の学生で構成される有志団体・地域文化研究会から大西優太朗さん、松田光平さん、竹内若奈さんの3人をゲストに迎え、「学生目線で考える愛媛の地域文化と地酒」をテーマにお話を伺いました。もともとは2020年に、愛媛の地酒アンテナショップでアルバイトをしていた松田さんを含む5人の学生が「地域文化について学び、地域の活性化に貢献を」と立ち上げた団体で、現在40人以上が所属。地域の文化に触れられる活動や発信を精力的に行っています。その活動の中でも力を入れているという「学生DELI酒プロジェクトin愛媛」とは?
-
今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、建築家の花岡直樹さん。5年半ぶりに保存修理工事を終え全館営業を再開した道後温泉本館。松山城や高知城といった文化財の保存・修理・防災などを手掛けてきた花岡さんは、今回の道後温泉本館の保存修理にも大きな役割を果たしました。工事は重要文化財だからこその難しさがあった一方、築130年の歴史を感じさせる嬉しい発見も色々あったとか。そんな道後温泉本館の保存修理の裏側について、「輝きを取り戻した又新殿・霊の湯」「予想外の事態」「先代からのメッセージ」というキーワードで、たっぷりと語っていただきました!
-
今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、松山歌人会会長の片上雅仁さん。片上さんはこのほど、松山出身で大正から昭和にかけて活躍した画家・八木彩霞の評伝を上梓されました。タイトルは「波乱万丈の画家 八木彩霞」。その帯には「人生行きづまると、必ず救いの神が現れてなんとかなる、という福々しさ。美男で美声、女性によくモテた。画家にして文人・思想家・教育者。政府の秘密工作員もやった。」とあります。その波乱万丈の人生を、「森永ミルクキャラメル」「関東大震災と大バクチ」「終生の友」というキーワードで紐解いていただきました!
-
今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、株式会社アート・エクスプレス代表の弓立寛さん。このたび松山市と連携協定を結び、「家計改善支援事業」の一環として新たな無料サービスを始められました。それが「通信費の見直し」!行政が無料でこうしたサービスを提供するのは全国的にも珍しいと話す弓立さんに、「通信費見直しサービスが生まれたわけ」「これだけのコストダウンが!」「広がる情報格差」のキーワードで、通信費の見直しについて掘り下げていただきました。
-
今週は、「坂の上の雲ミュージアム」特設ブースからの生放送!ミュージアムで行われる記念講演「世界から見た日本海海戦と秋山真之」のために来松された、名城大学教授の稲葉千晴さん、イスラエルのハイファ大学教授で東アジアセンター長のロテム・コーネルさんをゲストにお招きしました。講演直前の放送では「ポーランドと日本、捕虜と松山」をテーマに、けさ足を運んできたという松山のロシア兵墓地から見えてくるもの、松山に日本で初めて設置された捕虜収容所の歴史上の意義などを丁寧に紹介してくださいました。今回の公開放送には、なんと東京から偶然いらっしゃったという秋山好古の曾孫の女性も参加してくださるなど、思い出深い放送となりました!
-
今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、愛媛県美術館学芸員の岩本成美さん。6月22日から始まる「世界遺産 大シルクロード展」の魅力をたっぷりと伺いました。日本の国宝に相当する「一級文物」44点を含む約200点の展示というスケールに加え、日本初公開などの貴重な品々も。実際に中国で見て回ろうと思うと、なんと27か所の美術館を巡らなければならないという美術品の数々が、愛媛県美術館に一堂に展示されるんです!キーワードは「シルクロードの歴史」「民族往来の舞台と東西文化の融合」「仏教東漸の遥かな旅」の3つ。これを聴いてから足を運べば、大シルクロード展が何倍も楽しめる!
-
今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、先週に引き続き人間環境大学新学部設置準備室室長で環境科学部教授の深澤良彰さん。ソフトウェア工学を専門とする深澤さんに「プログラミング」という大きなテーマでお話を伺う後編です。今回のキーワードは「生成AIとソフトウェア」。生成AIによる答案を見破るために先生方はどんな対策をとっているのかといった事例から、私たちはこれから生成AIとどう向き合っていくべきかを考えます。さらに話題は、来年4月開学の人間環境大学総合環境学部についてへと広がります。
-
今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、人間環境大学新学部設置準備室室長で環境科学部教授の深澤良彰さん。来年4月の総合環境学部の開学に向けて準備を牽引する深澤さんの専門はソフトウェア工学です。今回は深澤さんに「プログラミング」という大きなテーマで、2週にわたってお話を伺います。キーワードは「教えて!フカえもん先生」「もったいないプログラム」「生成AIとソフトウェア」の3つ。何かと話題のChatGPTに「南海放送の強み」を聴いてみると、こんな答えが!
-
今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、松山市環境モデル都市推進課の職員で環境カウンセラーでもある中村優理子さん。今年度から、まつやまRe・再来館(りさいくるかん)、愛称りっくるが松山市の直接運営になったことから、こちらでゴミや環境問題について取り組んでいらっしゃいます。そんな中村さんに、「松山市はごみが少ない町のトップランナー」「環境クイズ」「地産地消」をキーワードに、「地球環境のために私たちができること」をテーマにしたお話を伺いました。
-
今回は、「坂の上の雲ミュージアム」特設ブースからの生放送!
今年4月に新館長に就任された伊藤彰規さんと、新学芸員の長谷川巴南さんをゲストに、ミュージアム敷地内で建設が進む安藤建築「こども本の森」について、さらには学芸員のお仕事についてなど、幅広いお話を伺いました。今年のGW、県内施設のうち前年からの来客増加率がベスト3に入った坂の上のミュージアムの魅力、ますます広がっていきそうです。
-
今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、愛媛大学教育学部教授の立松大祐さん。英語教育学が専門の立松さんが特に力を入れているのが、「リテラチャー・サークル(LC)」です。もともとは、グループごとに同じ本を読み、お互いにどう読んだかを伝えあい共有する読書活動で、アメリカなどでは読みの学習として実践されていますが、それを日本の英語の授業に取り入れようと研究されているんです。愛媛はその先進県でもあるそうですよ。子供たちが自らの成長を自覚できるとして注目されているLCについて、「レッツスタートLC」「リアルLC」「エンジョイLC」の3つのキーワードで紹介していただきました。
-
今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、内子町役場 町並・地域振興課の地域おこし協力隊・大角昂平さん。今年4月に内子へ移住して来られたばかりの大角さんは、現在、五十崎凧博物館を担当されています。日本初の「凧の博物館」として1989年にオープンした博物館には、日本各地、また世界から集めた様々な凧が展示されていて、それぞれの凧からは地域の歴史や文化が伺えるんだとか。さらに四国を訪れた人を感動させた観光事業者をたたえる「四国おもてなし感激大賞2023」で準大賞を受賞したことでも話題です。今回は、毎年こどもの日に行われる大凧合戦を前に、「現代のドローン」「凧が先か、和紙が先か」「凧文字」の3つのキーワードで、「凧」をテーマにお話を伺いました。
-
今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、八幡浜市美術館学芸員の井上千秋さん。八幡浜出身で「飛行機の父」と称される二宮忠八についてお話を伺いました。あのライト兄弟が有人飛行に成功する12年前に、丸亀練兵場でプロペラ式烏型模型飛行器の飛翔実験に成功していた二宮忠八。有人飛行まであと少しというところまで研究を進めるも、ライト兄弟に先を越され、飛行機研究から一切手をひいてしまったのです。しかし、その研究は昨年、日本航空宇宙学会から「航空宇宙技術遺産」第一号に認定されるなど、その功績が再び脚光を浴びています。今回は「凧づくり名人」「カラスの群れが飛ぶのを見て」「有人飛行をはばんだ戦争」をキーワードに、二宮忠八の足跡をたどりました。
-
今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、松山エアモデラーズクラブ会長の藤岡正さん。5月5日の「模型の日」を前に、模型作りの楽しさを広く伝える活動をされている藤岡さんに、「プラモデル」をテーマにお話を伺いました。その愛好家は「モデラー」と呼ばれ、模型自体が好きなタイプと、飛行機やバイクなどの本物が好きでそれに近づけることにこだわるタイプがある!なんていうお話から、プラモデルを通して広がる世界について、その深~い世界観を語って頂きました。キーワードは「プラモデル今昔物語」「量産型とは言わせない」「プラモデルが教えてくれること」の3つ!
- Vis mere