Episodes
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デカルト編の第12話です。
晩年に入ったデカルトが始めたのは、以外にも王女様との文通や、女王様への家庭教師でした(笑)
生まれながらの社交性で人脈をどんどん広げていく一方で、10代の頃に志した「哲学の木」という学問の一大プロジェクトは、『情念論』の刊行をもって完成したといえます。
しかしそのわずか3ヶ月後、デカルトは異国の地スウェーデンで息を引き取ります。
彼が最後に考えていたことはなんだったのか?デカルトの最期から目(耳)が離せません!
【目次】
0:00 物理学の発展を一気に復習!〜アリストテレスからニュートンまで〜
9:21 地球環境の破壊はデカルトのせい?デカルト自然観への批判
14:06 デカルトが考える道徳とは?王女との文通がきっかけになった『情念論』
26:39 いい奴?バカ正直?盟友メルセンヌ神父の死
31:03 寒いスウェーデンで最期を迎えたデカルトは、満足して旅立った?
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【主な参考文献】
◎おすすめ参考文献
『デカルト入門』 (ちくま新書) 小林 道夫
https://amzn.asia/d/2raa6KH
『デカルト入門講義』 (ちくま学芸文庫) 冨田 恭彦
https://amzn.asia/d/4hlCwtQ
『哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀』上野 修
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『省察』 (ちくま学芸文庫) ルネ・デカルト、山田 弘明 (翻訳)
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『方法序説』 (岩波文庫) ルネ・デカルト、谷川 多佳子 (翻訳)
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◎その他の主要な参考文献
『デカルト哲学とその射程』 小林 道夫
https://amzn.asia/d/cqtvj8t
『デカルトの生涯 〈校訂完訳版〉』 アドリアン・バイエ他
https://amzn.asia/d/dNrPkyb
『人間デカルト』 アンリ・グイエ
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『デカルトはそんなこと言ってない』 ドゥニ・カンブシュネルhttps://amzn.asia/d/gTwOx2i
『方法序説: ほか』(中公クラシックス) ルネ・デカルト、野田 又夫 (翻訳)
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『デカルト形而上学の成立』 (講談社学術文庫) 村上 勝三
https://amzn.asia/d/dS9cof0
【おたよりお待ちしています!】
ご意見や誤りの指摘、二人への質問や要望は、コメント欄か下記「おたより箱」からいただけますと幸いです。
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※哲学の専門家でも研究者でもない二人ですので、誤解や知識不足によって間違ったことを言ってしまうこともあると思います。その際は優しくご指摘いただけるとうれしいです。
【プロフィール】
■タッシー
高知県高知市出身。2006年~2018年までAqua Timezのドラマーとして活動。
バンド解散のタイミングで、1度きりの人生なんだから全く違った形で社会に関わってみたいとの思いから、友人の紹介で(株)LiBに入社し、40歳で初めて会社員となり、しながわと出会う。年齢関係なく、アンラーニング・リスキリングは十分可能であることを証明するため日々奮闘中で、リベラルアーツにも少しずつ興味が出始めてきた哲学初心者。
■しながわ
東京都昭島市出身。「哲学を勉強したいな〜」と思い、京都大学総合人間学部に進学。
しかし大学で学ぶ哲学にはなかなか興味が持てず、法学部に転部。司法試験に合格し、大手法律事務所で弁護士として働く。『日本一やさしい法律の教科書』など、法律の入門書を3冊出版。現在は(株)LiBでキャリアに関わる仕事をしつつ、(株)COTENの歴史調査チームで歴史や思想の調査にも従事。ビジネスパーソンや経営者向けのコーチとしても活動中。
【BGM提供】
・フリーBGM・音楽素材MusMus様 https://musmus.main.jp/
【字幕作成】
・Vrew様 https://vrew.voyagerx.com/ja/
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デカルト編の第11話です。
これまでは「我とはなにか?」「神は存在するのか?」といった形而上学的なテーマの話がほとんどでしたが、今回から雰囲気がガラッと変わります。
実はデカルトは、科学者としてガリレオ・ガリレイやニュートンにも劣らない功績をあげています。
慣性の法則をはじめとする古典物理学の基本となる概念について、デカルトはどのような貢献をしたのか?
これまでとは一味ちがう「科学者デカルト」の思想にフォーカスしていきます!
【目次】
0:00 47歳のデカルトが始めたのは「王女との文通」?!
6:45 「自然は機械だ!」デカルトの自然観が科学革命をおしすすめた
14:09 デカルト以前はどうだった?アリストテレスの驚くべき自然観
20:55 ガリレオ、ニュートンとも肩を並べる物理学の功績
27:41 真空を否定したデカルト。空間は物質でぎゅうぎゅうに埋め尽くされている
34:24 デカルトが想像した「宇宙のはじまり」は意外といい線いっていた?
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しかし大学で学ぶ哲学にはなかなか興味が持てず、法学部に転部。司法試験に合格し、大手法律事務所で弁護士として働く。『日本一やさしい法律の教科書』など、法律の入門書を3冊出版。現在は(株)LiBでキャリアに関わる仕事をしつつ、(株)COTENの歴史調査チームで歴史や思想の調査にも従事。ビジネスパーソンや経営者向けのコーチとしても活動中。
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デカルト編の第10話です。
「神」と「精神としての私」が明らかになった今、デカルトは物体の存在証明に着手します。
しかし「物体としての身体」があることは一応明らかになったとしても、次に「精神と身体」はどんな関係にあるのかという難問が浮上します。
哲学史の中でも長年にわたり論争となってきたデカルトの「心身二元論」について、タッシーから「ガンダムとエヴァンゲリオンで考えよう!」という意見が飛び出し、おもしろい議論に発展していきます!
【目次】
0:00 第四省察:神に創られたが人間が、なぜ誤りを犯すのか?
11:48 第五省察と第六省察でやっと登場する「物体」の存在
15:15 デカルトの代わりに必死で「物体の存在証明」をするしながわ
30:31 デカルト先輩の論証に納得できないタッシー
34:39 「精神としての私」と「物体としての身体」は別物?
37:43 デカルトの説は「ガンダムとエヴァンゲリオンの比較」で考えよう
49:07 『省察』の締めは「懐疑やーめた!」で終わる
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デカルト編の第9話です。
第三省察では神の存在証明が示されますが、それを読む限りではデカルトは「近代哲学の祖」なんかではなく、中世の常識に囚われた人のようにも思えます。
一方、デカルトが主張する「永遠真理創造説」というユニークな学説は、現代の最新の科学からも注目されるような鋭い洞察を含むものでした。
デカルト編も後半戦。果たして彼が本当に「近代哲学の祖」と呼ぶにふさわしい人物なのか、皆さんも考えながらお聴きください。
【目次】
0:00 デカルトは中世の人?近代の人?
4:47 第三省察:神の存在証明にこだわるデカルト
11:42 3つの「神の存在証明」にぜんぜん納得できないタッシー
25:47 意外とあっさり?なぜデカルトは「神は欺かない」と考えたのか
29:22 永遠真理創造説:デカルトは現代の科学をも見通していた?!
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デカルト編の第8話です。
ついに待ちに待った「その時」。「我思うゆえに我あり」誕生の瞬間がやってきます。
しかしなんと、タッシーはデカルトの結論に納得できず、反旗を翻しました(笑)
デカルトよりも懐疑を徹底するタッシーの反論も必見です!
皆さんはデカルトの結論に納得できましたか?ぜひコメント欄やXの#たのてつで、ご意見を教えてください!
【目次】
0:00 第2省察はじまる。デカルトは「懐疑の沼」を進み続ける!
5:02 支点があれば地球も動かせる。デカルトが探し求めた「アルキメデスの支点」
12:26 8話目にしてやってきた「その時」。「我思うゆえに我あり」誕生の瞬間
22:42 デカルトよりも疑い深くなったタッシー(笑)
32:16 火炎放射器で全てを焼き払ったデカルトは、どうやって「哲学の木」を証明する?
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デカルト編の第7話です。
今回は、デカルト形而上学の決定版とも呼ばれる『省察』の内容に入っていきます。
『省察』という本は、冒頭からデカルトが「懐疑」のエンジンを全開で突っ走っていきます。
しかしその結果、デカルトは「2+3=5とは限らなくない?それっておれらが騙されてない?」といったことを言い出し、あらゆるものを疑った結果、「結局、何がなんだかわからなくなってきた⋯」と自分で認めてしまうまでになります(笑)
果たして、デカルトは懐疑の沼から抜け出せるのか?ぜひお聴きください!
【目次】
0:00 デカルトの形而上学の決定版、『省察』が遂に世に放たれる!
11:53 Youtubeのタイトル並みにヒキのある『省察』の正式名称
15:46 第一省察で、いきなり「懐疑」のエンジン全開!
25:32 感覚は人を騙す。でも、どうして「2+3=5」まで疑えるの?
34:04 デカルトからすると、人文学は「確実性と縁のない学問」
38:07 懐疑の沼にハマって狼狽するデカルトは、果たして浮上して来れるのか?
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タイトル
『方法序説』にこめられたデカルト哲学のエッセンス。「自由・平等・友愛」というフランス革命の精神もこの本から生まれた?!【デカルト6】#69
概要
デカルト編の第6話です。
地動説をふくむ論文『世界論』を執筆している最中にガリレオ・ガリレイが投獄されたというニュースを聴いたデカルトは、あわてて『世界論』の出版をとりやめます。
しかし、彼の「自分の思想を世に広めて世界をよくする」という志は揺らぎませんでした。
その後、有名な『方法序説』を発表し、世間から大きな注目を集めます。
まだまだ封建的な社会が残っていた当時のフランスで『方法序説』はどんな意味をもっていたのか?その後のフランス革命にもつながるデカルト哲学のエッセンスをご紹介します。
【目次】
0:00 衝撃のニュース「デカルトと同じ地動説を唱えるガリレオが投獄された!」
11:11 『方法序説』の正式名称は、B'zのあの名曲ばりの長いタイトルだった
19:11 ついに『方法序説』出版!でもメルセンヌ神父との仲は険悪に・・・
26:25 デカルトはフランス革命のスローガン「自由・平等・友愛」を予言していた?
36:21 『方法序説』の全体像
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『デカルト形而上学の成立』 (講談社学術文庫) 村上 勝三
https://amzn.asia/d/dS9cof0
【おたよりお待ちしています!】
ご意見や誤りの指摘、二人への質問や要望は、コメント欄か下記「おたより箱」からいただけますと幸いです。
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※哲学の専門家でも研究者でもない二人ですので、誤解や知識不足によって間違ったことを言ってしまうこともあると思います。その際は優しくご指摘いただけるとうれしいです。
【プロフィール】
■タッシー
高知県高知市出身。2006年~2018年までAqua Timezのドラマーとして活動。
バンド解散のタイミングで、1度きりの人生なんだから全く違った形で社会に関わってみたいとの思いから、友人の紹介で(株)LiBに入社し、40歳で初めて会社員となり、しながわと出会う。年齢関係なく、アンラーニング・リスキリングは十分可能であることを証明するため日々奮闘中で、リベラルアーツにも少しずつ興味が出始めてきた哲学初心者。
■しながわ
東京都昭島市出身。「哲学を勉強したいな〜」と思い、京都大学総合人間学部に進学。
しかし大学で学ぶ哲学にはなかなか興味が持てず、法学部に転部。司法試験に合格し、大手法律事務所で弁護士として働く。『日本一やさしい法律の教科書』など、法律の入門書を3冊出版。現在は(株)LiBでキャリアに関わる仕事をしつつ、(株)COTENの歴史調査チームで歴史や思想の調査にも従事。ビジネスパーソンや経営者向けのコーチとしても活動中。
【BGM提供】
・フリーBGM・音楽素材MusMus様 https://musmus.main.jp/
【字幕作成】
・Vrew様 https://vrew.voyagerx.com/ja/
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デカルト編の第5話です。
今回は難しい話は一切なし!デカルトのおもしろエピソードが中心なので、どうぞリラックスしてお聴きください。
青年時代、学校を卒業した後は定職に就くわけでもなくふらふらと旅をしていました。そんな「迷えるデカルト」が、学問に邁進しその成果を世の中に出していくことを決意するきっかけとなったのは、高貴な人たちが集まる華やかなパーティーでのとある枢機卿の激励の言葉でした。
この言葉をきっかけに、デカルトがいよいよアクセルを踏んでいきます!
【目次】
0:00 前回のおさらい
3:24 武勇伝①「あいつ、やっちまおうぜ」・・・強盗犯から間一髪
10:06 武勇伝②恋敵を返り討ちにして放ったキザな一言
16:47 青年時代は親のスネをかじる「迷い人」だった?
23:07 デカルトの背中を押した枢機卿の一言「君には人類のための責任がある!」
34:24 研究に集中できるオランダに移住し、いよいよモードチェンジ!
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【主な参考文献】
◎おすすめ参考文献
『デカルト入門』 (ちくま新書) 小林 道夫
https://amzn.asia/d/2raa6KH
『デカルト入門講義』 (ちくま学芸文庫) 冨田 恭彦
https://amzn.asia/d/4hlCwtQ
『哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀』上野 修
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『省察』 (ちくま学芸文庫) ルネ・デカルト、山田 弘明 (翻訳)
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『方法序説』 (岩波文庫) ルネ・デカルト、谷川 多佳子 (翻訳)
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◎その他の主要な参考文献
『デカルト哲学とその射程』 小林 道夫
https://amzn.asia/d/cqtvj8t
『デカルトの生涯 〈校訂完訳版〉』 アドリアン・バイエ他
https://amzn.asia/d/dNrPkyb
『人間デカルト』 アンリ・グイエ
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『デカルトはそんなこと言ってない』 ドゥニ・カンブシュネルhttps://amzn.asia/d/gTwOx2i
『方法序説: ほか』(中公クラシックス) ルネ・デカルト、野田 又夫 (翻訳)
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デカルト編の第4話です。
いよいよデカルトの人生が少しずつ動き出そうとしていますが、彼はまず誰にも邪魔をされない暖炉部屋でゆっくりと物思いにふけります。
そこでデカルトは、これから世界の真理を探求するという大きな挑戦をするにあたり、様々な「準備」を整えました。
彼が打ち出した学問の指針、人生の指針は、現代を生きる私たちにもとても参考になる内容です!
【目次】
0:00 前回のおさらい
2:34 デカルトには「学問界に革命を起こそう!」という野望はなかった
10:24 デカルトの人生を変えた「3つの夢」
22:22 真理探求の「4つの武器」を揃える(明証性・分析・総合・枚挙)
33:10 用意周到なデカルト。真理を見つけるまでの「仮の道徳」も面白い!
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デカルト編の第3話です。
ラ・フレーシュ学院で多くを学んだデカルトでしたが、学院に感謝しながらも、そこでの学問には満足できませんでした。
そして青年デカルトは、本や学校での勉強を捨て、「世間という大きな書物」の旅へ出かけていくことを決意します。
ヨーロッパ各地で起こっていた戦争に軍人として転々とする中で、彼はついに、自身の人生を決定づける人物と出会います。
【目次】
0:00 学院での充実した生活と、スコラ哲学への決定的な不満足
11:22 本や学校での勉強を捨て、「世間という大きな書物」の旅へ出かける
21:55 LINE交換しよっ!天才学者ベークマンとの出会いがデカルトの人生を変えた
29:00 書物と世間で学び尽くしたデカルトは、部屋にこもって独自の思想を深めていく・・・
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デカルト編の第2話です。
デカルトが生きた16世紀・17世紀のヨーロッパは、それまでの中世の世界観が少しずつ崩れ始め、新しい価値観や思想が生まれていった時代でした。
そんな時代に裕福な家庭に生まれたデカルトの学生時代はどんなものだったのか?
「さすがデカルト!」と叫びたくなるようなエピソードが満載です!
【目次】
0:00 1話目の布石多すぎ?!デカルトは「中世の大気圏」を突破できたのか?
6:57 時代背景:ルネサンス・宗教改革を経てヨーロッパは激動の時代へ・・・
12:09 お作法なんて関係ない!17世紀の哲学者はみんな自由なフリースタイル!
18:30 貴族の家系に誕生。体は弱いが頭は良かった幼少期
24:47 進学校でのエリート教育!友達も多く世渡り上手なデカルトの少年時代
32:10 学校の勉強を疑いまくったデカルトが行き着いたのは数学だった
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いよいよ近代シリーズに突入!今回はデカルト編の第1話です。
しながわにとって、ルネ・デカルトは自身の進路をも決定づけた思い入れの深い哲学者です。
そしてそのデカルトは、人類史上もっとも壮大なプロジェクトを立ち上げた男と言っても過言ではありません。
デカルトが抱いた構想とはどんなものだったのか?「我思う、ゆえに我あり」という有名な言葉だけでは決して語り尽くせない、デカルト思想の本質に迫ります!
【目次】
0:00 デカルトとのなれそめ:20年近くしながわがデカルトを愛する理由
7:46 デカルトの凄さは「我思うゆえに我あり」だけじゃない!
13:21 デカルトが目論んだ「あり得ないほど壮大なプロジェクト」
19:40 「哲学の木」というデカルトの学問観
28:53 デカルトが選んだ最強の武器は「数学」だった!
31:42 振れ幅が広すぎて一言では言い尽くせない謎の人物
36:54 このシリーズはNHKの名番組「その時歴史が動いた」風味でお届けします!
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東京都昭島市出身。「哲学を勉強したいな〜」と思い、京都大学総合人間学部に進学。しかし大学で学ぶ哲学にはなかなか興味が持てず、法学部に転部。司法試験に合格し、大手法律事務所で弁護士として働く。『日本一やさしい法律の教科書』など、法律の入門書を3冊出版。現在は(株)LiBでキャリアに関わる仕事をしつつ、(株)COTENの歴史調査チームで歴史や思想の調査にも従事。ビジネスパーソンや経営者向けのコーチとしても活動中。
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中世哲学シリーズにいただいたコメント・おたよりを読む雑談回です。
※マイクの不備の影響で、途中、音声が乱れる箇所があります。申し訳ございません。
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2024年1月から始まった古事記シリーズにいただいたコメント・おたよりを読む雑談回です。
よろしければ古事記シリーズを聴き直してから、本エピソードもお聴きください!
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2024年7月で「日本一たのしい哲学ラジオ」は一周年を迎えました!いつも聴いてくださっているリスナーの皆さまのおかげです、本当にありがとうございます!
そして今回のメインテーマは、タッシーによる「Aqua Timez再結成」の話。
しながわが興味津々で「再結成の瞬間」の出来事を細かく深堀りしたら、思いがけないスクープが!Aqua Timezの再結成は実際にはどんな風に決まったのかを、タッシーが本邦初公開で語ります。
【目次】
0:00 祝1周年&ポッドキャストランキング1位!10:55 祝Aqua Timez再結成!!16:39 本邦初公開!!「Aqua Timez再結成」が決まった瞬間をタッシーが語る29:18 会社員、ポッドキャストパーソナリティ、ミュージシャンの三刀流!34:57頃 しながわの素朴な疑問「ライブってどうやって行くの?」
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東京都昭島市出身。「哲学を勉強したいな〜」と思い、京都大学総合人間学部に進学。しかし大学で学ぶ哲学にはなかなか興味が持てず、法学部に転部。司法試験に合格し、大手法律事務所で弁護士として働く。『日本一やさしい法律の教科書』など、法律の入門書を3冊出版。現在は(株)LiBでキャリアに関わる仕事をしつつ、(株)COTENの歴史調査チームで歴史や思想の調査にも従事。ビジネスパーソンや経営者向けのコーチとしても活動中。
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・フリーBGM・音楽素材MusMus様 https://musmus.main.jp/
【字幕作成】
・Vrew様 https://vrew.voyagerx.com/ja/
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トマス・アクィナス編の最終話です。
最終話ではついに、「自己伝達性・自己拡散性」という善の本質について解説します。
この本質がわかると、第1話から話している「世界は善に満ちている」というトマス哲学の世界観の意味が、より深く理解できるようになります。
最後に、実際にしながわの人生においてトマス哲学がどう役に立っているか、子育ての身近な例を交えながら紹介していきます。
【目次】
0:00 これまで学んできたことの振り返り
4:18 「自己伝達性・自己拡散性」という善のすばらしき本質
11:29 ボクもキミも「善」の自己伝達!
23:10 家族に軟禁された時、トマスはすべての感情を味わった?
30:10 トマス哲学を学んでタッシーが思い出した名曲「青い空」
34:50 しながわが「世界は善に満ちている」と確信できた理由
39:46 しながわ実体験:子育てにも役立ってしまうトマス哲学
【主な参考文献】
◎おすすめ参考文献
『トマス・アクィナス 肯定の哲学』山本 芳久
https://amzn.asia/d/4Zq68jC
『世界は善に満ちている: トマス・アクィナス哲学講義』山本 芳久
https://amzn.asia/d/9lOh4kZ
『トマス・アクィナス――理性と神秘』 (岩波新書) 山本 芳久
https://amzn.asia/d/3YvxnI4
『トマス・アクィナス』 (講談社学術文庫) 稲垣 良典
https://amzn.asia/d/dI7wW9F
◎その他の主要な参考文献
『聖トマス・アクィナス』 (ちくま学芸文庫) G.K.チェスタトン
https://amzn.asia/d/1uH1eSR
『トマス・アクィナス「神学大全」』 (講談社学術文庫) 稲垣 良典
https://amzn.asia/d/af8j4y1
『哲学の歴史〈第3巻〉神との対話―中世』
https://amzn.asia/d/fsNXwJC
『アウグスティヌスとトマス・アクィナス』 エティエンヌ・ジルソン, フィロテウス・ベーナー
https://amzn.asia/d/5njmmu0
【X(旧Twitter)】
・日本一たのしい哲学ラジオ
https://x.com/tanotetsu
感想などを「#たのてつ」でツイートしてもらえると泣いて喜びます!
・しながわ
https://x.com/kosuke_shina
・タッシー
https://x.com/tasshi_drummer
【おたよりお待ちしています!】
ご意見や誤りの指摘、二人への質問や要望は、コメント欄か下記「おたより箱」からいただけますと幸いです。
▼おたより箱
https://forms.gle/Rv7YPGDb9LobiTMd8
※哲学の専門家でも研究者でもない二人ですので、誤解や知識不足によって間違ったことを言ってしまうこともあると思います。その際は優しくご指摘いただけるとうれしいです。
【プロフィール】
■タッシー
高知県高知市出身。2006年~2018年までAqua Timezのドラマーとして活動。バンド解散のタイミングで、1度きりの人生なんだから全く違った形で社会に関わってみたいとの思いから、友人の紹介で(株)LiBに入社し、40歳で初めて会社員となり、しながわと出会う。年齢関係なく、アンラーニング・リスキリングは十分可能であることを証明するため日々奮闘中で、リベラルアーツにも少しずつ興味が出始めてきた哲学初心者。
■しながわ
東京都昭島市出身。「哲学を勉強したいな〜」と思い、京都大学総合人間学部に進学。しかし大学で学ぶ哲学にはなかなか興味が持てず、法学部に転部。司法試験に合格し、大手法律事務所で弁護士として働く。『日本一やさしい法律の教科書』など、法律の入門書を3冊出版。現在は(株)LiBでキャリアに関わる仕事をしつつ、(株)COTENの歴史調査チームで歴史や思想の調査にも従事。ビジネスパーソンや経営者向けのコーチとしても活動中。
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トマス・アクィナス編の第9話です。ここまで人間の感情、神の感情についてお話をしてきましたが、今回は、人間でもあり神でもある存在、イエス・キリストの感情を扱います。
舞台となるのは新約聖書に登場する「ゲッセマネのキリスト」と呼ばれる場面です。ユダによる裏切りにあい死に追いやられる少し前、イエスは自らの死を予感し、嘆き悲しみました。
自らの死を恐れるイエスの姿から見えてくるのは、弱さと強さを兼ね備えた人間の本質と、単なる「論理的思考」とはまったく異なる次元の理性の意義でした・・・。
イエスの姿と理性とがどうつながっていくのか?ぜひお楽しみください!
【目次】
0:00 人間と神の感情の話を終え、最後はイエス・キリストの感情に迫る!
6:37 死を前にして取り乱すイエス・キリストのリアルな姿
10:46 「本性としての意志」と「理性としての意志」
15:29 イエスが「人間の弱さ」を携える意義とは?
22:03 理性の真骨頂はロジカル・シンキングではない?!トマス解説からわかる「理性」の本当の意味
【主な参考文献】
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『トマス・アクィナス 肯定の哲学』山本 芳久
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高知県高知市出身。2006年~2018年までAqua Timezのドラマーとして活動。バンド解散のタイミングで、1度きりの人生なんだから全く違った形で社会に関わってみたいとの思いから、友人の紹介で(株)LiBに入社し、40歳で初めて会社員となり、しながわと出会う。年齢関係なく、アンラーニング・リスキリングは十分可能であることを証明するため日々奮闘中で、リベラルアーツにも少しずつ興味が出始めてきた哲学初心者。
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東京都昭島市出身。「哲学を勉強したいな〜」と思い、京都大学総合人間学部に進学。しかし大学で学ぶ哲学にはなかなか興味が持てず、法学部に転部。司法試験に合格し、大手法律事務所で弁護士として働く。『日本一やさしい法律の教科書』など、法律の入門書を3冊出版。現在は(株)LiBでキャリアに関わる仕事をしつつ、(株)COTENの歴史調査チームで歴史や思想の調査にも従事。ビジネスパーソンや経営者向けのコーチとしても活動中。
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トマス・アクィナス編の第7話です。
前回までは人間の感情の話をしてきましたが、今回は「神の感情」についてお話します。そもそも、キリスト教の伝統的な神学においては、「神には感情がない」とされてきましたが、それはどういう意味なのでしょうか?
そして、そもそも「神には感情がない」と言い切ってしまって本当によいのでしょうか?伝統的な神学を大切にしながらも、「神の愛」の意義を説き、そこから人間の理想的な生き方を導き出すトマスの哲学に注目です!
【目次】
0:00 感情は「受け身」でしか生じない?ギリシア語とラテン語に隠されたヒミツ
8:54 「神には感情がない」というキリスト教の正統教義、納得できる?
14:20 トマスの得意技が炸裂!「分ける」手法で神の愛を鮮やかに説明する
26:53 人間も「神のような能動的な愛」をもつことができる!
33:58 「悟りの境地」を目指すのではなく、欲望や感情を大切にするトマスの哲学
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『聖トマス・アクィナス』 (ちくま学芸文庫) G.K.チェスタトン
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■しながわ
東京都昭島市出身。「哲学を勉強したいな〜」と思い、京都大学総合人間学部に進学。しかし大学で学ぶ哲学にはなかなか興味が持てず、法学部に転部。司法試験に合格し、大手法律事務所で弁護士として働く。『日本一やさしい法律の教科書』など、法律の入門書を3冊出版。現在は(株)LiBでキャリアに関わる仕事をしつつ、(株)COTENの歴史調査チームで歴史や思想の調査にも従事。ビジネスパーソンや経営者向けのコーチとしても活動中。
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※今回、マイクの不備により通常より音質が悪い状態です。申し訳ありません。(イヤホンをつけずに聴いていただくと、少し聴きやすくなります)
トマス・アクィナス編の第7話です。
神・イエス・キリスト・人間のすべてを扱い、全巻で数十冊にも及ぶ『神学大全』は、壮大で華麗なゴシック建築にもたとえられます。
そのように聞くと「難しそう・・・」を思いがちですが、扱っているテーマの』中には、「富があれば幸せになれるのか?」など、私たちが生きて行くうえで興味をもてるものもたくさんあります。
また、この本の大きな特徴は、様々な問題がすべて「一定のリズム・パターン」で論じられていること。
そのため、この「リズム・パターン」さえわかってしまえば、自分が知りたいと思うテーマを選んでそこだけ読んでみることができるので、意外ととっつきやすい本だといえます。(本の始めからすべてを通読する必要はありません!)
トマスが生涯をかけて取り組んだ代表作を少しでも身近に感じてもらうために、『神学大全』がどんな内容なのかを解説していきます。
【目次】
0:00 フランス料理のコースを食べた後に家系ラーメンが出てきた話
5:43 壮大なゴシック建築にたとえられる『神学大全』は一定のビートを刻み続ける
14:23 2000回以上繰り返される「タイトル→異論→反対異論→主文→異論解答」のパターン
20:45 正反対の2つの意見を手品のように統合するトマスの手腕を体験しよう
34:14 富があれば幸せになれる?トマスが出した答えとは
【主な参考文献】
◎おすすめ参考文献
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バンド解散のタイミングで、1度きりの人生なんだから全く違った形で社会に関わってみたいとの思いから、友人の紹介で(株)LiBに入社し、40歳で初めて会社員となり、しながわと出会う。年齢関係なく、アンラーニング・リスキリングは十分可能であることを証明するため日々奮闘中で、リベラルアーツにも少しずつ興味が出始めてきた哲学初心者。
■しながわ
東京都昭島市出身。「哲学を勉強したいな〜」と思い、京都大学総合人間学部に進学。
しかし大学で学ぶ哲学にはなかなか興味が持てず、法学部に転部。司法試験に合格し、大手法律事務所で弁護士として働く。『日本一やさしい法律の教科書』など、法律の入門書を3冊出版。現在は(株)LiBでキャリアに関わる仕事をしつつ、(株)COTENの歴史調査チームで歴史や思想の調査にも従事。ビジネスパーソンや経営者向けのコーチとしても活動中。
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・Vrew様 https://vrew.voyagerx.com/ja/
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※今回、マイクの不備により通常より音質が悪い状態です。申し訳ありません。(イヤホンをつけずに聴いていただくと、少し聴きやすくなります)
トマス・アクィナス編の第6話です。
今回は、絶望、怖れ、怒り、憎しみといったネガティブな感情について、トマスがどう説明をしたかをみていきます。
これらの感情は、人生の中でできるだけ出会いたくない悲しい感情ですが、その意味を分析していくと、実はその奥底に、人間の美しさや素晴らしさといった善の一面が見えてきます。
負の感情、ネガティブな感情をも包み込む懐の広さをもつ、トマスの「肯定の哲学」をぜひお聴きください。
エピソード冒頭では、タッシー、しながわが人生で味わった希望と絶望についてもアツく語っています!
【目次】
0:00 朝まで徹底討論!若者と歳を取った人では、どちらが多くの希望を抱いているか?
4:14 数々の「絶望」の連続から「希望」を見出したしながわの人生
11:20 「2回の希望と絶望」で大きく動いたタッシーの人生
16:38 人はなぜ、悪に立ち向かう「大胆」という感情を持てるのか?
24:26 交通事故で妻を失った夫が持つ感情は「怒り」か「憎しみ」か?
34:54 感情を区別することで人生が楽になる理由
【主な参考文献】
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