Episodes
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全くもって深掘りして真面目に反論する必要のないディズニーランドの話題の時についムキになって反論に全力を尽くしてる感じ、ああ、懐かしい、これぞケイチですよね。昔から知ってる人ならわかってくれると思うのですけども。一方ジンはデンマークの友人とUSJへ。本編は最近ケイチが観た邦画2本を軸に話しています。付け焼き刃な知識で、かつ考えも深まっていない状態だけど、観た直後の衝動を残すことはできているんじゃないでしょうか。
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ジンとハンダさんは宮崎のCinema Heavenで、ケイチとハールンは東京の上野恩賜公園で。そしてこの4人が集まった4月1日の熊本でのライブ。常に変わりゆく人間関係や住む場所の流れの中で、変わらず戻ることのできるホームベースのような、その誰かにとってのロッキンチェアーのような場所が、世の中にもっと数多く存在していて、それが緩やかに続いていったなら、どんなに居心地が良いだろうかと思います。緩やかに、そして続けることに、意味があるのだと、今僕はある程度知っています。
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Missing episodes?
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これまでも度々ロッキンチェアーに来ていただいているHandelicことハンダさん。先日4/10にリリースした新アルバムをその当日に聴いて、これ以上ない新鮮な状態でケイチとジンが感じた魅力を話しています。「ブルー三部作」ともいえるHandelicソロのテーマはきっと「波」とか「コーヒー」とか、具体的で純粋な生活のことだと思うのだけど、その要素にさらにロックの初期衝動が詰まったかのような今作。交差するロックンロールの歴史、息吹。ギターロック少年にも多分まっすぐ届くし、チルな(ジン的な?)人たちのふとかける音楽としてもきっとすごく自然。ハンダさん、ありがとうございました。僕含め、救われる人が多いと思います。
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4/1に開催されることになった、熊本市坪井でのHandelic・ジン・ケイチ&ココナッツグルーヴのライブに向けて、そして、ロッキンチェアー100回目を過ぎて今思うこと含めてつらつらと。Dune砂の惑星。最初にケイチとジンで歌った阿蘇でのライブのこと。BlackbirdとIn Spite Of All The Danger。東京的であることと、そうでない自分のこと。4/1はきっと良い日になるのだろうと思います。熊本というのが良いよね。
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気がついたらなんと100回になってました。終わってから気づいたので本編では触れていないけど、大体一つのエピソードが60分前後と考えると、割と膨大な時間僕ら2人の雑談がインターネット上に残っていることになる。今回はジンの仕事のことから、社会の慣習のこと、ココナッツグルーヴに起こった感慨深すぎる出来事(ロッキンチェアーも大いに関係があります)などいつも通りな感じだけど、今もこうやって音楽や映像に関わっている理由としての「環境」について結構掘り下げてます。まだまだ青いロッキンチェアーですね。
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ロッキンチェアー始まって以来の長いお休みからの復帰回です。実はこの期間に一度、年末に実際に会っているのです。面白い夜でした。ジンがデンマークで脚本&監督した短編映画の話。ハールンの新曲のどこに感動しどこに笑みが溢れたか。間が空いても、とにかく続けていくつもりなので、どうかフォローは解除しないでいてください。帰省で久々に会った遠い親戚の近況を聞くようなものだと思って相変わらず適当に聴いてもらえたら嬉しいです。ココナッツグルーヴもジンもハールンも2024年は楽しくなりそうだと思います。
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ついに年末の予定を立てる時期になってしまいました。とんでもない。去年の今頃皆さん何してましたか。世界にどんどん見慣れていくが故に時間の速さも加速していきますよね。何も考えず惰性でいると自動的にどんどんどんつまらない場所になっていく・見えてくる。でも、僕の周りの大人たちは結構そういうのとは無縁というか、常にワクワクし続けている人が多くて、ありがたい限りだなと思います。タイムループという、終わりなき日常の直接的な表現。面白いよなぁ。
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コタツがうちに来ました。畳の部屋。6畳の部屋。こういった感じの安堵というか、安息を今後東京で暮らしているうちに感じることはないだろうなと思っていたので、なんだか、凄く遠くまで来たような気がしています。今丁度目の前のレコードプレイヤーではトロヴァヨーリの「女性上位時代」サントラをかけてます。フェイスレコーズでちょっと安かった再発。「僕らはどこへ行くのだろうかと 何度も口に出してみたり 熱心に考え」が沁みる季節。ノスタルジーの居心地の良さ。終わりの季節。金木犀の季節。少し前まで住んでいた家でも、今も、よくお茶を飲みます。「メッセージソング」のカバーを聴きます。ケイチ&ココナッツ・グルーヴのカセットはブルーベリーレコーズから購入できます。ぜひ。
放送曲:October/Jin Yamaguchi
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これまではどちらかというとケイチが映画の話を感情的かつまとまりなくバーッと話してジンが冷静に諌めるという構造だったけど、最近はジンの方が映画のことを常に考えているのだと思うと、1年前と今では、中学生とか成長期真っ盛りほどではないものの、全く違う人間になっているのだなと思います。思えば2018年に上京した時と今とでは、良くも悪くも恐ろしいほどに自分というものの捉え方や誰かと関わることの意味が違うし、それによって失ってしまったものも、得てしまったものもあって、どちらも、どこかちょっと悲しいですよね。「気がつけばすぐに夏は終わる 過ぎてゆく〜」ですよ、ほんと。
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Little Vintageという熊本市坪井にある半端なく素敵な場所で、文字通り師匠であるハンダさんや大倉さんを迎えて、東京で出会ったバンドメンバーを連れて行ってライブできるなんて、誰が想像しただろうかと、思います。目を開ければすぐに醒めてしまうような、朝方の夢の中にいるような気がしてきます。Montelima「ワンダーランド」、flex life「getting better」、劇団天然木「あなたと」。自我が芽生えて以降出会ってきた、心の底から感動し打ちひしがれてきた曲たち。ココナッツ・グルーヴの曲。いろいろなものが交わり、進んでいくのを、時々すごく不思議に感じたりします。ジン帰国時には何か企画できたらいいなと考えてます。乞うご期待ですin熊本。
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毎日が飛ぶようにすぎていきます。ジンが次に進むのは一体どういう方向なのか。今回は移動する車の中から。まるでロードムービーの中にいるかのような。いつもに増して収録というよりはただの電話みたいですね。ジンについて僕ケイチが考える時、振る舞いの嫌味のなさ、カラッと乾いた器の大きさ、他人と自分の境界がしっかりしていると同時に曖昧な感じ、現代人が抱えがちな偏執さや異常なまでのこだわりみたいなもののない言動、みたいなものに心地よさを感じます。幼稚園以来定期的に話してきて、その印象は一度も変わってない。ずっと昔からジンは大人だなと思います。
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またしても間が空いてしまいましたが、今回はなんとかひとり語り形式で配信できました。リアルな誰かとの時間が最も大切だというのは間違い無いのだけど、あまりにそればかりになると、それはそれでなんとなく閉塞感を覚えて息苦しかったりもするのだということに気づきました。少し前の自分からすると凄く贅沢な話だけども。フィクションという裂け目は、現実からの逃避ではなく、凄く実利的な、リアリティとのバランスを取るための道具でもあるのかもしれません。定期的に他人の物語に触れなければならないのだなと、思います。「僕ら」や、自我を軽くするために。
Handelic「大学通り」: https://soundcloud.com/handa-masayuki/lwmvdkc31cyv?utm_source=clipboard&utm_medium=text&utm_campaign=social_sharing .
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東京都在住のインディーロックの多重録音家/SSWである中島キオさん。Handelicさん繋がりで僕ら二人は出会うことができて、すごく「東京的」な時間を一緒に過ごさせてもらっています。特定のジャンルや似たアーティストを引き合いに出すことが難しい、まさにオリジナリティと呼ぶべきスタイルを持っているキオさんに、僕らとの関係だけでなく、音楽との向き合いかたとか、新譜の曲の背景などじっくり伺いました。これまでRCに来てくれたゲストの方の中でも多分最もラジオ向きで、話すこと自体に長けていると感じる、若干の深夜ラジオ的な印象も受ける回です。キオさん、本当にありがとうございました。また来てください。
中島キオについて
URL: https://www.tunecore.co.jp/artists/Kio-Nakashima-732?lang=ja .
新作「びびび」: https://open.spotify.com/album/0KHrrs1Q4umZWw3su4e5qo?si=-AoyB7AQRhaNdQTYBnI2Tw .
instagram: https://www.instagram.com/kionakashima/ .
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広くなった新居の畳の上で今僕はこの文章を書いています。東京のある町の、ある賃貸住宅の窓辺で、蛙の鳴く声を聴いてます。本当に美しいです。HISAが作る物語の中にいるような気になってきます。しょうもなくて、驚くほど消耗したりする、紛れもない現実の中にいるのに恐ろしく心地よくて、ずっと続くような気がしてきます。スマホなんかない00年代の東京の片隅の、蒼井優やYUI的な世界のなかの、どこかの町の、知らない誰かの部屋の蛍光灯の下にいるかのような。東京へ向かっていくお姉さんお兄さんという、霧がかかってぼやけているけれど何故かとんでもなく切ない、妙に生々しいテレビドラマや、ニュースのイメージ映像の世界の中にふと迷い込んだような。この番組のことをなんとなくでも気にかけてくれている方々ならばきっと、ただの僕らでしかない僕らの生活を、謎に僕らとリアルタイムで共有してくれていて、そのこと自体に特別な価値や意味はないのだろうと思います。でも、そういうエンタメ性のことは置いといて、記録として凄く面白いものじゃなかろうかと思ってます。ハールンさん、今後も登場するかも?
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時差的な問題はこれまでもあったけど、それぞれの変化によって更新頻度が落ちてきています。少し寂しいけど、その分一回一回の密度は高い。
気温の変化が大きいこの時期、半袖で出かけた帰りがものすごく寒い夕方になってしまって、強い風が吹いていて、遠くの方のグラウンドの光を背に揺れている森のそばを通る時に僕はいつも、とんでもなく遠くまで来てしまったような気がして、どうしようもなくやるせなくなります。やっと世界の文節が見えはじめたくらいの幼い頃の、漠然とした全てへの不安みたいなものを思い出します。ただ立ち尽くすしかないような、圧倒的な時間の流れの中にいることがとてつもなく恐ろしくなります。剥き出しの世界のルールが突然現れたような気になります。見慣れているはずのいつもの帰り道が、突然悪意を持って僕を疎外しているような、そんな気分になります。郊外のノスタルジーも、渋谷の路地裏でなぜか目の前の小さな何かにばかりピントが合うような瞬間も、そういう、圧倒的で、でもどこか残酷なほど優しい、剥き出しのルールのことをふと思い出させるトリガーなのだろうと思います。
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ケイチ&ココナッツ・グルーヴという名前で、バンドの皆さんや関わってくれた沢山の人と共に作った1stアルバムについて、僕にいつも原動力をくれる二人が話してくれました。ちょっと本編でも言ったけど、これだけで僕は幸せだし、これだけで本当はいいのだと思います。ずっとこうやって話していたいだけなのだと思います。暗い夜を貫き回ってくサークル、と、歌いたくなります。ハンダさんが曲のそれぞれについて細かに良いところを話してくれていること。ジンが僕の、高校一年くらいの時に作った曲のことに言及してくれたこと。言葉で覆うことのない素直な感情として、アルバム作ってよかったです。ドウモアリガト!
ケイチ&ココナッツ・グルーヴ→ https://open.spotify.com/artist/3gAjtIRzE9P94zXKBmX5Xg?si=c_BtF4CDR_iFmNzmqkBx7Q . OLD JOY → https://open.spotify.com/album/67Msi7hMJfpyzSf1PxDSXC?si=J6i6B0cYS0GJ9vaFW2PZng .【Rockin' Chair presented by】
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本編でも触れていますが、ケイチにとってみれば中高生の頃から大好きだったハンダさんの音楽に、まさか演者として関わることができるなんて、一つの夢が叶ったのだなと感慨深く思ってしまいます。ジンとギター片手に集まった時、OasisかMontelimaのでとりあえずセッションするなんてこともしょっちゅうだし。キオさんの四つ打ちの力強さと知的さ、予想もつかないジャム的なHandelicのパフォーマンス、会場と一体となること。良いライブとはどういうものか。これこそ本当の「楽屋トーク」の回。お二方、来ていただいてありがとうございました。
Handelicについて Twitter - https://twitter.com/Handelic?s=20 . Instagram - https://www.instagram.com/handelic/ .
中島キオについて Twitter - https://twitter.com/okimashikana . Instagram - https://www.instagram.com/kionakashima/ .
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桜super loveというサニーデイサービスの曲が、ある時期僕は人生で一番好きなんじゃないかというくらい好きだった時期があります。そうだよな、そういうことだよね、と、これまでに音楽に覚えた"共感"の中でも最大のそれを膨らませながら、「き みぃがいないことは...」と何度も何度も流してました。桜。サニーデイの代表的なアルバム「東京」のジャケもまた。マルチバース、並行宇宙、ここでないどこか。諦めながらも心のどこかでは期待しているもののことを、否定したり、変に持ち上げたりせず歌おうと思ってます。などと、説明しないのがカリスマと呼ばれる人なのだろうなぁと思います。なれんやないか。地道にやっていきます。
日曜日は終わらない/ケイチ&ココナッツ・グルーヴ - https://linkco.re/n4sY0R3p?lang=ja .
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だんだん春になってきました。心地よい陽気の中で、暖かくて優しい風の中で、道を歩いていると、ずっとこのまま何もかも続けばいいのに、と思います。今日もまた安易なので。ぜひIt's All About聴いてみてくださいね。- https://linkco.re/yHFaM8T3 .
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小山田圭吾ボーカルの"変わる消える"を聴きながら、その坂本慎太郎の抽象度の高い言葉と、一音一音の間隔に意味を見出すようなCorneliusの歌運びや楽曲構成のあまりの相性の良さと唯一無二さに打ちのめされ続けています。渋谷系、というか、小沢健二的文法の最初期のものが「〜だろう」という予言めいた言い回しだと思うのですが、それを用いずとも、これから先起こってくるであろう普遍的な僕らの感情とかCorneliusにここ数年で起こったこととかを、諦めのように、置くように、予言のように歌う。明るい曲なのか暗い曲なのか、それすらも全然掴めない。こういう感情になりなさいという押し付けが、限りなくゼロに近いような、自然現象に近いような曲。力強く、優しいmei eharaバージョンも、どっちがリミックスかわからないくらい自然な(それでいてボーカルとトラックの間に心地よい不調和を仕込んでいる)ジョンキャロルカービーremixも、どれも好きです。
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