Episodes
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「電子顕微鏡開発のルーツ「DA-1」がたどった道 日本電子 創立75周年」 「【PR】電子顕微鏡などの理科学計測機器メーカー、日本電子(JEOL、本社東京都昭島市、大井泉社長)が昨年、創立75周年を迎えた。同社の創立メンバーが1947年に初めて開発に成功し商品化したのが電子顕微鏡「DA-1」だ。本社の開発館には貴重な1台が鎮座している。開発館のDA-1は1975年11月に茨城大学から譲り受けた。それまでどのような歴史をたどってきたのだろうか。今回、経緯の一部が明らかになった。茨城大学にDA-1が搬入されたのは1951年のこと。当時のことを茨城大学工学部同窓会 多賀工業会の稲見隆 事務長(2023年取材当時)に確認してもらったが、詳細は残されていなかった。」
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「創業117周年を盛大に祝う 関彰商事」 「関彰商事(本社筑西市・つくば市、関正樹社長)は6日、つくば国際会議場(つくば市竹園)のLeo Esakiメインホールに出席者333人を集め、創業117周年記念式典を開催した。永年勤続表彰や優良社員表彰などにより功績のあった社員に報いたほか、記念講演では筑波大学の永田恭介学長が登壇した。今年は関彰商事の創業117周年に当たるほか、福島県進出110周年でもあることから、記念式典では福島における同社の軌跡もビデオにまとめて上映した。漁船の燃料不足で困った人たちを助けるため、創業者の故・関彰氏が新潟や秋田の産地まで出向いて石油をかき集めた話や、東日本大震災のとき被災地のいわき市内へいち早く燃料油を供給した話なども紹介。ビデオの後で関社長は「過去を知った上で、今の時代に自分たちが何をできるかを考え、新しい世代が新しいわが社をつくっていってほしい」と社員に向けてエールを送った。」
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Missing episodes?
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「地域の歴史知るきっかけに 「土浦八景」「垂松亭八景」の案内板設置」 「江戸時代末期、土浦城下で活躍する町人が、城下にある風光明媚な八つの場所を選んだ「土浦八景」と、土浦藩4代藩主、土屋篤直が1752年に選定した「垂松亭(すいしょうてい)八景」の場所を記す二つの案内板を、土浦ロータリークラブ(原田博夫会長)が製作し昨年12月、それぞれ土浦駅西口駅前広場の交番横と、同市小松にある小松二十三夜尊敷地内に設置した。5日、土浦八景案内板の寄贈・目録贈呈式が土浦市役所で開かれ、原田会長が安藤真理子市長に目録を贈呈した(1月26日付)。案内板はアルミ複合板製で、それぞれ高さ2メートル、幅1メートル40センチ。表面は土浦市の地図に八景の場所が指し示されている。裏面は、同市立博物館が監修したそれぞれにまつわる歴史が書き込まれている。」
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「つくばから世界へ チアリーディング2チームが世界選手権に挑戦」 「5月に米国で開催されるクラブチーム対抗の世界大会、チアリーディング世界選手権大会「ザ・サミット2025」に、つくば市内で活動する小学生から高校生までの2チームが出場する。同市二の宮を拠点に活動する「つくばオールスターチア」(奥寺由紀代表)と、みどりの南の「フェニックス チアリーダーズ」(横田久美子代表)だ。大会を前に、2チームとも練習に熱が入る。「つくばオールスターチア」は2023年に次いで2度目の出場となる。トップチームメンバーは小学5年から高校2年まで19人。そのうち8人が2年前にも世界の舞台を経験した。今年は新たなメンバーを加え、8位だった2年前を上回るさらなる上位入賞を目指す。」
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「つくば市副市長に篠塚英司元市総務部長 市議会に提案へ」 「任期満了により昨年12月22日に退任したつくば市の飯野哲雄副市長の後任として、篠塚英司元市総務部長(62)の選任が13日開会の市議会2月定例会議に提案される。篠塚氏は1986年、合併前の旧谷田部町役場職員となり、2015年から観光物産課長、17年から経済部次長、18年から経済部長を務めた。20年からは総務部長を歴任し、23年3月末、市職員を定年退職。その後2年間、市の業務から離れていた。つくば市在住。」
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「高安招き 2年ぶり豆まき 土浦 宝積寺」 「立春の3日、土浦市木田余の宝積寺(飯山孝之住職)で2年ぶりの節分会が催され、同市出身の元大関 高安と田子ノ浦親方らが豪快に豆まきした。節分より1日遅れての開催となった。灰色の着物姿の高安らが本堂の舞台に上がり、「福は内」の掛け声と共に、福豆や福銭、菓子、おひねりなどを勢いよくまいた。境内には地域住民や地元 真鍋小の児童、相撲ファンなど約200人が集まり、歓声を上げながら笑顔で福豆などに手を伸ばしていた。」
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「自動運転バス購入、ユースクリニック開設 つくば市25年度当初予算案」 「つくば市の五十嵐立青市長は3日、2025年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初と比べ13.9%増の1273億2500万円、特別会計などを加えた総額は同比9.6%増の1933億7400万円で、7年連続で過去最大を更新する。主な新規事業として、2027年度の定常運行を目指し自動運転バスを購入などする(実証事業負担金1億4800万円)。中高生から20代までの若者が、体や心、性の悩みなどを保健師や助産師にオンラインや電話、対面で相談できる「若者のためのユースクリニック」を市大穂保健センターに開設する(設置費120万円)。ほかに地域に開かれた新しい学校施設の在り方として旧谷田部庁舎跡地の利活用や近接する体育館、市民ホールの複合化の検討を含めた谷田部小学校建て替えの基本構想と基本計画を策定する(1680万円)。」
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「「がんに皆で向き合う」8日 つくばで応援ウオーク 家族や当事者トークも」 「がん啓発イベント「みんなで向き合う がんロコモウォーク」が8日、つくば市内で開かれる。主催するのは小児がんの当事者や家族を支援する市民団体「ヒスターズナウつくば」(照井美穂代表)。3回目の開催で、過去2回は洞峰公園で開催した。イベントでは、がん患者が治療を受けるつくばメディカルセンター、筑波大学附属病院と、つくば駅前の中央公園を往復する「応援ウオーク」を開催する。さらに中央公園に設置する各ブースで、がん患者の家族や当事者によるトークイベント、支援団体による啓発企画などを開く。代表の照井さん(43)は「つくばには、がん治療のために市内外から訪れる多くの患者や家族がいる。治療は孤独。応援する人がたくさんいるし、頼れる場所があると知ってもらいたい。少しでも安心につなげられたら」と思いを語る。」
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「ロボッツ最下位脱出、連敗11で止める」 「男子プロバスケットボールBリーグ1部(B1)の茨城ロボッツは29日、水戸市緑町のアダストリアみとアリーナで仙台89ersと対戦、93-76で勝利し連敗を11で止めた。これで茨城の通算成績は8勝25敗。仙台とは勝率で並んだが得失点差で1ポイント上回り、東地区7位に浮上した。この日は「つくば市PRデー」と位置付けられた。2024-25 B1リーグ戦(1月29日、アダストリアみとアリーナ)茨城ロボッツ 93-76 仙台89ers茨城|30|27|19|17|=93仙台|15|23|15|23|=76」
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「延伸計画には慎重姿勢 TX 8月に開業20周年」 「つくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道(本社・東京都千代田区)の渡邊良社長は28日、つくば市内で記者会見し、今年8月24日に迎える開業20周年記念の特別企画について発表した。安全・安定・安心の運行で沿線価値を高めてきたと20年間を総括。秋葉原から東京駅、つくばから土浦の両方向で立ち上る延伸論議には慎重な姿勢を崩さなかった。TXは2005年8月に開業、20年間で累計21億人を運んだ。1日当たり利用者数は2023年度で38万人超、24年度は40万人を超えると見られ、コロナ禍で27万人台にまで減少した20年度から立ち直った。」
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「筑波山地域ジオパークが再認定 課題の改善が実る」 「日本ジオパークの認定審査が27日、日本ジオパーク委員会(中田節也委員長)で実施され、筑波山周辺6市にまたがる「筑波山地域ジオパーク」が再認定された。2021年に続く2度目の再認定となる。理由として同委員会は「筑波山地域サイトの見直し、拠点施設『つくばジオミュージアム』の完成と活用、地元の石材遺産の活用などを通して、ボトムアップ形式の活動や各市の連携強化などの効果を生み出している」と評価。今後に向けては「多様な教育の推進、ツーリズムの推進、パートナーシップの強化、新しいサイトの案内・解説看板の整備等に取り組み、地域内ネットワークを強化しながら地域の持続可能な発展に結びつけることを期待する」と、4年後の審査に向けた更なる改善への期待を述べた。」
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「「ほとんどが賛同」 産業用地候補地で初の地権者説明会 つくば市」 「つくば市が検討している、工場や物流倉庫などが集積する新たな産業用地について(1月10日付)、市内4カ所の候補地のうち最も評価が高い「圏央道つくば西スマートIC周辺地区」(同市高須賀など約74ヘクタール)で25、26日の2日間、地権者説明会が開かれた。地区別に計4回開かれ、地権者約250人のうち4回で計約200人が出席した。市は併せて地権者の意向調査を実施、集計はこれからだが、市によると、ほとんどの出席者から計画に賛同する意向確認書が書面で出されたという。」
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「27日運行開始 公共ライドシェア つくば、土浦など4市」 「バスやタクシーなどの移動手段を確保することが困難な交通空白地で、自治体が運行主体となり、一般ドライバーが自家用車を使って有償で乗客を送迎する「公共ライドシェア」が27日から、つくば、土浦、下妻、牛久4市の4エリアで運行を開始する。運行期間は2027年3月末までの約2年2カ月間(24年5月29日付、24年10月1日付)。今月7日までに応募があった一般ドライバーは、20代から70代の計76人。昨年12月半ば時点より2人増え目標の76人を達成した(24年12月24日付)。76人は順次、送迎の際の接遇や送迎アプリの使い方などについてそれぞれ講習を受講し、今月14日から26日までは運行会社の関係者などを実際に乗せて各運行エリアを走るプレ運行を実施している。」
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「免許証失効したまま車通勤 つくば市職員 公用車運転も」 「つくば市は24日、市立保育所に勤務する市職員が、昨年12月15日から今年1月23日まで約1カ月間、運転免許証を失効した状態で、自家用車で通勤していたほか、1月20日には研修のため公用車を運転し保育所から市内の公立施設まで往復したと発表した。市幼児保育課によると、職員の運転免許証の有効期限は昨年12月14日だった。今年1月23日、職員が自分の免許証を確認したところ、失効に気付き、所属長の保育所長に報告した。職員は翌24日、家族の送迎で運転免許センターに行き、免許証の更新手続きを行った。道路交通法に基づく罰則などはなかった。」
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「ロウバイが満開 筑波山梅林 春の訪れ告げる」 「筑波山中腹の筑波山梅林(つくば市沼田)で23日、春の訪れを告げるロウバイが満開となり、ろう細工のような光沢のある黄色い花を咲かせている。ロウバイは、標高約250メートルの梅林内にある筑波山おもてなし館付近に数十本ある。ほのかに甘い香りが漂う中、家族連れらが、青空と黄色のコントラストを写真に収める姿が見られた。」
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「最優秀賞は野口重典さん 24年度「日本一のれんこんグランプリ」」 「日本一のレンコン産地として土浦のレンコンの魅力を広く発信しようと、昨年11月開かれた2024年度「日本一のれんこんグランプリ」(土浦市主催、JA水郷つくば協賛)の表彰式が23日、土浦市役所で開かれた。最優秀賞に選ばれたレンコン生産者の野口重典さん(42)、優秀賞の市川誉庸さん(36)、優良賞の大川正勝さん(44)の3人が安藤真理子市長から表彰を受けた。同グランプリは、昨年11月23日に市内で開催された土浦市産業祭の会場で実施された。市内の生産者が出品した48本のレンコンを並べ、形や大きさなどの見た目を来場者が投票して順位を決定した。」
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「つくば駅-筑波大、自動運転バスが実証走行 運転士不足に「もっと本気で」」 「つくば駅から筑波大学間約10キロの既存の路線バスのルートを、自動運転バスが9日から実証走行している。つくば市、筑波大学、民間8社による共同事業で、通信大手のKDDIが事業を企画、統括する。自動運転バスの実証実験は、筑波大構内を周回した昨年1月に続いて(24年1月19日付)2度目となる。23日にはメディア向けに運行の様子が公開され、つくば駅と筑波大学間を往復した。使用されている車両は、最高時速35キロの16人乗り自動運転EVバス「ミニバス」で、自動運転車用のオペレーティングシステムを開発するベンチャー企業のティアフォー(名古屋市)が中国メーカーの車両をもとに開発した。運行時の平均時速は20~30キロ。走行時は、車両に取り付けられた8台のカメラと、レーザー光を使った13台のセンサーが周囲の状況を分析する。事前に地図上に設定した走行ルートをもとに、自動安全システムにより走行し、交差点やカーブなどでの停止、発信、加減速に対応した。緊急時に備えて運転席には運転士1人が乗車し、路上駐車車両や自転車などの追い抜きには手動の運転で対応した。」
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「野口雨情没後80年 詩劇で生き方と作品を解く つくばの脚本家 冠木新市さん」 「大正から昭和初期にかけて多数の童謡や民謡を作詞した茨城出身の詩人・野口雨情の没後80年と、雨情が作詞した「筑波節・筑波小唄」の誕生95周年を記念する公演「雨情からのメッセージIII 詩劇コンサート 空の真上のお天道さまへの旅」が25日、つくば市小野崎の料亭、つくば山水亭で開かれる。主催するのは、つくば市や土浦市などを流れる桜川流域の歴史や文化を掘り起こし、アートイベントを開くつくば市の市民団体「スマイルアップ推進委員会」(冠木新市代表)。脚本家でもある冠木さん(73)が企画、演出する。2部制で、前半は雨情の歩みを調べてきた冠木さんによる講演、後半は、雨情が残した詩や歌を元にした詩劇コンサートが開かれる。旧筑波町や雨情の故郷の旧磯原町にちなんだ民謡や、青い目の人形、赤い靴などの童謡のほか、土浦小学校校歌、水戸歩兵第二連隊歌など全部で19曲が披露される。」
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「世界初、安定駆動に成功 産総研発明の「湿度変動電池」」 「産業技術総合研究所(産総研)の発明した「湿度変動電池」が、電子回路を安定して駆動できるまでの出力向上に成功した。人間拡張研究センターの駒崎友亮主任研究員が22日、同つくば中央事業所に新型電池を組み込んだワイヤレスセンサーを持ち込んでお披露目した。湿度変動電池は昼夜の湿度変化を利用して発電を行う。濃度を変えた2種の塩化リチウム水溶液を膜で仕切ると、空気に接した開放側と底部の密閉側に電極ができる。開放側からの水蒸気の発散・吸収により湿度が変化することで、水溶液間に濃度差が生じ電力を生み出す原理による。」
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「学校給食に画びょう混入 市立土浦五中」 「土浦市教育委員会は21日、同市手野町、市立土浦五中(平田豊校長)3年生のクラスで同日出された学校給食のスパゲティのおわんの中に異物が混入していたと発表した。市学務課によると、同日午後0時53分ごろ、生徒が食事を始めた後、3年の生徒の一人が、きのことツナのスパゲティが入ったおわんの中から、長さ約2センチ5ミリの画びょうを発見した。発見時はクラスのほとんどの生徒が既に給食を食べ終わっている状態だった。」
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