Episodit
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建築学生だった17、8年前、菊竹清訓さんのレクチャーで聞いた一言。「わかった気にならないでください。僕だってまだわかってないんですから」。世界的な巨匠がなぜ「わからない」と言えたのか。三宅香帆さんの『考察する若者たち』を補助線に、わかった気になることの怖さと、「わかってない、だからわかろうとする」というスタンスについて話しました。
・菊竹清訓さんのレクチャーでの出来事
・「わからない」と言い切ることの凄さ
・考察文化と「わかった気になりたい」安心感
・わかった瞬間に扉が閉じ、成長が止まる
・正解がない時代の道しるべ
・「わからない」と言えて恥ずかしくない世の中へ -
三宅香帆さんの『考察する若者たち』をきっかけに、建築家の設計姿勢を「考察」と「批評」という枠組みで考えました。
・考察=正解があることを前提に、答えを見つけ出す行為
・批評=正解の有無に関係なく、「私はこう思う」と意志を表明する行為
・一軒の住宅の範囲/半径100mの範囲/それ以上の範囲という3つのスケール
・風景に責任を持つ「考察する建築家」と、社会に問題提起する「批評する建築家」・正解による安心感を疑うということ
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Puuttuva jakso?
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伊東豊雄さんのレクチャーをYouTubeで見ていて、建築家が社会に対して批評性を持って設計しているということを改めて感じました。クライアントのためだけじゃなく、自分が作る建築を通して社会に何かを問おうとしている。学生の時は当たり前に受け取っていたことが、社会に出てからいつの間にか薄れていたなと。
建築とインテリアデザインの違い、ハウスメーカーと建築家の違い、建築とメディアの歴史的な関係性について話しています。あわせて今後やろうとしている「その建築になるまで」という企画についても少し触れました。
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書籍『ゆれる建築家 / 太田雄太郎、徳谷柿次郎』という本を読んで、自分もまたゆれているなと思った話をしました。建築家の太田雄太郎さんと編集者の徳谷柿次郎さんの対談本。建築学生や若手建築家にはぜひ読んでほしい一冊です。
📖 「ゆれる建築家」購入はこちら柿次郎さんのnote:https://note.com/kakijiro/n/n0969eaeaadf7
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チャンネル名を変えた回に続いて、具体的にどういう番組にするかを話しました。答えは持っていない、だから探しに行く。自分にとってもヒントになりながら、聴いてくれた人にとってもヒントになる番組を目指します。
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建築どAIから、なまでけんちくというタイトル+チャンネル名に変更しました。
葛藤と矛盾を持ちながら、建築を好きなまま、生きていく話をしていきます。
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事実と解釈の違いとは何か。建築家が「これはいい建築だ」という解釈を事実として押し付けてしまう罠。施主の言葉にも事実と解釈がある。欲求を引き出す4つの問い——なぜ、時間、シーン、感情。AI時代だからこそ事実と解釈を分ける力が重要になるという話をしました。
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プロセスエコノミーとは何か。AI時代だからこそプロセスが重要になる理由。建築業界にはまだプロセスエコノミーがない。思考の迷い、身体的な体験、失敗や後悔——AI時代のプロセスの出し方3つ。何者でもない人こそプロセスエコノミーが使えるという話をしました。
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ターゲットを広げすぎていた反省。これからは建築家・建築学生に向けて話す。ポッドキャストは出口のマーケティングとして意味がある。「建築家が報われる世界に」より「誰かを驚かせたい」が本当のモチベーション。泥臭く、かっこ悪くやっていくという決意表明です。
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天井高が高いことを否定したいわけじゃない。吹き抜けのネガティブな話。低い天井と高い天井の対比が生む豊かさ。開放感は天井高だけで決まらない。落ち着く空間は必ずしも広い空間ではない。なんとなくの思い込みで決めないことの大切さについて話しました。
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建築家が考える順番——コンセプト、ボリューム、配置、そして間取り。間取りから始めるとその土地にしかない家にならない理由。オーダーメイドで作れる建築の価値。生活スタイルの変化と規格化住宅の限界。「どんな暮らしをしたいか」という問いから始める家づくりについて話しました。
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窓のメリットとデメリット。
南側に大きな窓という思い込み。
トップライト。
将来の変化まで読んで窓を設けること。
いい景色を切り取る窓の価値。
1泊3万円×10年で1億円の例え。
窓一つ一つを意識的に考えることで家の価値は変わるという話をしました。
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今回は「場所性」というキーワードから、建築家がどういうことを考えているかについて話します。
前回、前々回はフェイク素材や照明の演出についての話でしたが、今回はより建築家の強みの一つとして、確実に意識しているテーマです。
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日本の家は明るすぎる。
ライン照明が気になる。
陰翳礼讃と暗さの豊かさ。
デンマーク留学での経験から、自然に近い状態が家には大切だという話をしました。
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フェイク素材に対する違和感について話しています。木に見せかけた外壁。パッと見では本物と変わらない。でも建築家の多くはそこに抵抗を感じています。偽物のダイヤモンドは嫌なのに、なぜフェイク素材はいいと思うのか。本物の素材が持つ時間の重み、そして素であることの豊かさについて話しました。
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建築家のホームページ、かっこいいけど誰に向けて作っていますか?
同業者に恥ずかしくないものを作ろうとしている建築家が多い。
でもお客さんが知りたいのは「この人に頼んだらどうなるのか」「この人は信頼できるのか」という情報です。
売り手の視点しかないホームページは、どんなにかっこよくても届かない。マーケティングの本質はズレを正すこと。その話をしました。
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建築家という職業が、衰退していっています。
設計事務所の新卒給与とゼネコンの給与、その差は約5倍。同じように建築を学んで働いても、どこに就職するかでこれだけの差が出る。優秀な人ほど合理的な判断をして、建築家の道を選ばなくなっていく。
修行して独立しても、設計料を上げられない構造的なジレンマがある。設計に全力を注ぐがゆえに、経営視点が育たない。この負のスパイラルが続いていく理由を話しました。
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ミシュラン三つ星の腕があるのに、ファミレスの料金しかもらえていない。
これは建築家の世界で実際に起きていることです。
どんなに素晴らしい仕事をしても、比較の土俵に乗り続ける限り、報酬はそこに縛られてしまう。
なぜ建築家は価格を上げられないのか。
有名な建築家はどうやって成立しているのか。
仕事はあるのに儲からない構造とは何か。
今回はその話をしています。
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「建築家に頼むと設計費が高い」——これ、実は正しくないです。」ハウスメーカーの見積もりに「設計費」という項目がないのは、設計費がかからないからではなくて、工事費の中に見えない形で含まれているから。透明性がないだけで、払っていないわけじゃないんです。そして実際に僕が経験した、相見積もりで1000万円の差が出た話も書きました。設計費300万円払って、差額で1000万円浮いた。笑えるくらいおかしな話ですが、事実です。
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お施主さんの要望をそのまま形にするのが建築家だ」
これ、僕は違うと思っています。
Pinterestで見てきた写真をそのまま組み合わせると、大抵どこかでおかしくなる。全体の整合性が取れなくなるから。
建築家の仕事は言葉にできないものを引き出すこと。場所に責任を持つこと。長い時間軸で考えること。
「お客さんの言う通りにします」は、実は親切じゃないと思っています。
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