Episodit
-
これまで様々な国と地域で暮らしてきた22歳のジンが、もしかすると長い間定住するかもしれない出来事が。ジンの視点から見る日本の「学生」の話を聞けるのが今から楽しみです。それに合わせてケイチの大学時代の、微妙なエピソードが徐々に明らかになるような、気もします。こうやって書くと、本当にこのポッドキャストは雑談やってんだなという感じ。海外の女性SSWの新作についても、それぞれ挙げました。
-
これまでも、ある程度似通っていたり、根本にある好きなアーティストの被りはあれど、年間で一番好きなアルバムが同時期に被る、なんてことはなかったはず。でも今回、それが起こった。一体今作のClairoのどこに惹かれたのか、ということをお互いに話していくうちに、同じ音楽を聴きながらも全く違うものを聴いていたことに気づきます。そして相変わらず無人島に行き映画を撮影し引っ越すジン。下北沢で、90年代を強烈に感じる場に関わることができたケイチ。
-
Puuttuva jakso?
-
物凄く"生"なサーフ感と、何らかの制約に囚われていない自由さを感じる『Free Ride』という楽曲について、リリース後割とすぐにハンダさんとお話することができました。東田トモヒロさんと共作することになった流れ、ジンが最初にライブで聴いた時の衝撃、共作に至ったお二方の関係性、ギターフレーズについて、ケイチの弟が撮影したことについて。おまけ的に後半ではOasis再結成についてハンダさん交えてもう一度。いくらでも話せますね。
-
なんと、ついにこの瞬間がやってきてしまいました。タンバリンを買い、家にあったサングラスをかけ、ライブ映像を何度も何度も観て、リアムになりたかったあの頃。ありがとう。Oaisis再結成という文字を見るだけで満たされるものがある、というのが、どんなに気取ってOasisを腐している人にもあるんじゃないだろうかと、勝手に思ってます。
-
今回はジンがデンマーク留学時代に出会ったNaeさんがゲストに来てくれました。久々の、「どっちかが一度も会ったことも喋ったこともない人がゲスト」の回。クラシックバレエ、留学のときのクリスマス休暇の思い出、New JeansはじめとするK-pop事情、noteに書いたエッセイのこと。ジンが熊本に行きミツキと会うことや、ケイチが訪れたホームパーティの話も。それぞれ生きてきて一瞬交差するこういう時間を大事にしていけたらそれでいいのだと、思います。
必読のnaeのノートはこちら → https://note.com/gifted_roses927/n/n04406b48207d .
-
久々に二人で色々なテーマについて話す回となりました。ジンが、このポッドキャストを始めた当初のケイチの歳になったという時の流れを感じる事実を横目に。夏がくるたびに今年の夏は異常に暑いとぼやき、冬がくるたびにいくら何でも寒すぎると思う、という繰り返しですね。すぐに忘れる。常に過去は置いてけぼりにされる。だから今、繋ぎ止めておきたい誰かとは今すぐに会ったり話したりするべきだ。とどこかで誰かが書いていました。こういう一般論みたいなものが心の芯の方に響いてきた時は、素直に受け取ったがいいというのを僕は段々わかってきました。
-
先日の、熊本のライブハウスNavarosで開催されたHandelicの新作"Laidback"リリースパーティ。その場にいたジンの、感情が先行してしまう話ぶりに強烈な親近感を覚えながら、そこに居たかったと何度も思いました。そして偶然にもリリース日がかなり近くなったジンとケイチ&ココナッツグルーヴの新曲について。ハンダさんに褒めてもらうと心の底から自信が湧いてきます。多分それは、随分前から、僕らの核となる部分のすぐ近くにハンダさんの音楽があるから。そして、ハールンさんの新たなプロジェクトについて。いつまでも続けていたくなる深夜の電話!
-
リアムギャラガー。この人のことを考えるだけで蘇ってくるもの。サブスクで片っぱしから「新譜をきく」「体系的に聴く」「誰かとの会話のために聴く」というのは、それ自体凄く能動的で、批評的で、利他的なことだし、音楽にはそういう意味ももちろんあるのだと思うけれど、やはり自分だけのものだった(と思い込んでいた)ロック・ミュージックの衝動は、二度と戻らないが故に、永遠の輝きを放っているというのはみんなきっと心のどこかでわかっていることだろうと思います。大人になって音楽を聴くのをやめてしまった人は、そのことに耐えられなくなった、むしろ純粋で、音楽に対して誠実な人なのかも。何かに感動することが、こんなにも難しくて、そして尊いものだとは、知らなかった。
-
全くもって深掘りして真面目に反論する必要のないディズニーランドの話題の時についムキになって反論に全力を尽くしてる感じ、ああ、懐かしい、これぞケイチですよね。昔から知ってる人ならわかってくれると思うのですけども。一方ジンはデンマークの友人とUSJへ。本編は最近ケイチが観た邦画2本を軸に話しています。付け焼き刃な知識で、かつ考えも深まっていない状態だけど、観た直後の衝動を残すことはできているんじゃないでしょうか。
-
ジンとハンダさんは宮崎のCinema Heavenで、ケイチとハールンは東京の上野恩賜公園で。そしてこの4人が集まった4月1日の熊本でのライブ。常に変わりゆく人間関係や住む場所の流れの中で、変わらず戻ることのできるホームベースのような、その誰かにとってのロッキンチェアーのような場所が、世の中にもっと数多く存在していて、それが緩やかに続いていったなら、どんなに居心地が良いだろうかと思います。緩やかに、そして続けることに、意味があるのだと、今僕はある程度知っています。
-
これまでも度々ロッキンチェアーに来ていただいているHandelicことハンダさん。先日4/10にリリースした新アルバムをその当日に聴いて、これ以上ない新鮮な状態でケイチとジンが感じた魅力を話しています。「ブルー三部作」ともいえるHandelicソロのテーマはきっと「波」とか「コーヒー」とか、具体的で純粋な生活のことだと思うのだけど、その要素にさらにロックの初期衝動が詰まったかのような今作。交差するロックンロールの歴史、息吹。ギターロック少年にも多分まっすぐ届くし、チルな(ジン的な?)人たちのふとかける音楽としてもきっとすごく自然。ハンダさん、ありがとうございました。僕含め、救われる人が多いと思います。
-
4/1に開催されることになった、熊本市坪井でのHandelic・ジン・ケイチ&ココナッツグルーヴのライブに向けて、そして、ロッキンチェアー100回目を過ぎて今思うこと含めてつらつらと。Dune砂の惑星。最初にケイチとジンで歌った阿蘇でのライブのこと。BlackbirdとIn Spite Of All The Danger。東京的であることと、そうでない自分のこと。4/1はきっと良い日になるのだろうと思います。熊本というのが良いよね。
-
気がついたらなんと100回になってました。終わってから気づいたので本編では触れていないけど、大体一つのエピソードが60分前後と考えると、割と膨大な時間僕ら2人の雑談がインターネット上に残っていることになる。今回はジンの仕事のことから、社会の慣習のこと、ココナッツグルーヴに起こった感慨深すぎる出来事(ロッキンチェアーも大いに関係があります)などいつも通りな感じだけど、今もこうやって音楽や映像に関わっている理由としての「環境」について結構掘り下げてます。まだまだ青いロッキンチェアーですね。
-
ロッキンチェアー始まって以来の長いお休みからの復帰回です。実はこの期間に一度、年末に実際に会っているのです。面白い夜でした。ジンがデンマークで脚本&監督した短編映画の話。ハールンの新曲のどこに感動しどこに笑みが溢れたか。間が空いても、とにかく続けていくつもりなので、どうかフォローは解除しないでいてください。帰省で久々に会った遠い親戚の近況を聞くようなものだと思って相変わらず適当に聴いてもらえたら嬉しいです。ココナッツグルーヴもジンもハールンも2024年は楽しくなりそうだと思います。
-
ついに年末の予定を立てる時期になってしまいました。とんでもない。去年の今頃皆さん何してましたか。世界にどんどん見慣れていくが故に時間の速さも加速していきますよね。何も考えず惰性でいると自動的にどんどんどんつまらない場所になっていく・見えてくる。でも、僕の周りの大人たちは結構そういうのとは無縁というか、常にワクワクし続けている人が多くて、ありがたい限りだなと思います。タイムループという、終わりなき日常の直接的な表現。面白いよなぁ。
-
コタツがうちに来ました。畳の部屋。6畳の部屋。こういった感じの安堵というか、安息を今後東京で暮らしているうちに感じることはないだろうなと思っていたので、なんだか、凄く遠くまで来たような気がしています。今丁度目の前のレコードプレイヤーではトロヴァヨーリの「女性上位時代」サントラをかけてます。フェイスレコーズでちょっと安かった再発。「僕らはどこへ行くのだろうかと 何度も口に出してみたり 熱心に考え」が沁みる季節。ノスタルジーの居心地の良さ。終わりの季節。金木犀の季節。少し前まで住んでいた家でも、今も、よくお茶を飲みます。「メッセージソング」のカバーを聴きます。ケイチ&ココナッツ・グルーヴのカセットはブルーベリーレコーズから購入できます。ぜひ。
放送曲:October/Jin Yamaguchi
-
これまではどちらかというとケイチが映画の話を感情的かつまとまりなくバーッと話してジンが冷静に諌めるという構造だったけど、最近はジンの方が映画のことを常に考えているのだと思うと、1年前と今では、中学生とか成長期真っ盛りほどではないものの、全く違う人間になっているのだなと思います。思えば2018年に上京した時と今とでは、良くも悪くも恐ろしいほどに自分というものの捉え方や誰かと関わることの意味が違うし、それによって失ってしまったものも、得てしまったものもあって、どちらも、どこかちょっと悲しいですよね。「気がつけばすぐに夏は終わる 過ぎてゆく〜」ですよ、ほんと。
-
Little Vintageという熊本市坪井にある半端なく素敵な場所で、文字通り師匠であるハンダさんや大倉さんを迎えて、東京で出会ったバンドメンバーを連れて行ってライブできるなんて、誰が想像しただろうかと、思います。目を開ければすぐに醒めてしまうような、朝方の夢の中にいるような気がしてきます。Montelima「ワンダーランド」、flex life「getting better」、劇団天然木「あなたと」。自我が芽生えて以降出会ってきた、心の底から感動し打ちひしがれてきた曲たち。ココナッツ・グルーヴの曲。いろいろなものが交わり、進んでいくのを、時々すごく不思議に感じたりします。ジン帰国時には何か企画できたらいいなと考えてます。乞うご期待ですin熊本。
【Rockin' Chair presented by】
番組Twitter - https://twitter.com/rockinchair_pod . ジン - https://www.youtube.com/channel/UCRCZ5glWzXOs88t4iam2IZg . ケイチ - https://www.youtube.com/channel/UCLZm3M0MAo6psZm7qmNieNQ . -
毎日が飛ぶようにすぎていきます。ジンが次に進むのは一体どういう方向なのか。今回は移動する車の中から。まるでロードムービーの中にいるかのような。いつもに増して収録というよりはただの電話みたいですね。ジンについて僕ケイチが考える時、振る舞いの嫌味のなさ、カラッと乾いた器の大きさ、他人と自分の境界がしっかりしていると同時に曖昧な感じ、現代人が抱えがちな偏執さや異常なまでのこだわりみたいなもののない言動、みたいなものに心地よさを感じます。幼稚園以来定期的に話してきて、その印象は一度も変わってない。ずっと昔からジンは大人だなと思います。
【Rockin' Chair presented by】
番組Twitter - https://twitter.com/rockinchair_pod . ジン - https://www.youtube.com/channel/UCRCZ5glWzXOs88t4iam2IZg . ケイチ - https://www.youtube.com/channel/UCLZm3M0MAo6psZm7qmNieNQ . -
またしても間が空いてしまいましたが、今回はなんとかひとり語り形式で配信できました。リアルな誰かとの時間が最も大切だというのは間違い無いのだけど、あまりにそればかりになると、それはそれでなんとなく閉塞感を覚えて息苦しかったりもするのだということに気づきました。少し前の自分からすると凄く贅沢な話だけども。フィクションという裂け目は、現実からの逃避ではなく、凄く実利的な、リアリティとのバランスを取るための道具でもあるのかもしれません。定期的に他人の物語に触れなければならないのだなと、思います。「僕ら」や、自我を軽くするために。
Handelic「大学通り」: https://soundcloud.com/handa-masayuki/lwmvdkc31cyv?utm_source=clipboard&utm_medium=text&utm_campaign=social_sharing .
【Rockin' Chair presented by】
番組Twitter - https://twitter.com/rockinchair_pod . ジン - https://www.youtube.com/channel/UCRCZ5glWzXOs88t4iam2IZg . ケイチ - https://www.youtube.com/channel/UCLZm3M0MAo6psZm7qmNieNQ . - Näytä enemmän