Episodes
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世界が完全に電気に移行された時、化石燃料に頼っている車や道具、暮らしはどうなるのでしょうか?土木工学者で環境保護社会学者のエミリー・グルバートがクリーンエネルギーの未来を視覚化し、数十年に渡る移行の今、誰もが考慮し取り組むべき要点を述べています。
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女優で活動家のジェーン・フォンダが、気候変動アクションの最前線について語ります。気候変動に取り組む候補者の当選を支援し、化石燃料業界がアメリカ政府に対して持つ力を打ち壊そうとする新たな活動についても説明します。数十年に渡りデモや抗議運動、市民的不服従を続けてきたジェーンが選挙という土俵にアクションを持ち込むことにした理由と、誰もが変革に参加し立ち上がれる方法を伝えます。(この対話はTEDWomenエディトリアル・ディテクターのパット・ミッチェルが主催し、2022年10月26日にレコーディングされました。)
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Episodes manquant?
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気候変動の最悪の影響を避けるにはいくらかかるのかを知る人は誰もいません。それでも、歴史家ユヴァル・ノア・ハラリが科学や経済学の研究に基づいて分析したところによれば、世界GDPのわずか2%に相当する資金を気候問題の解決に投入すれば、人類は大惨事を避けられるかもしれないのです。彼は環境の激変を防ぐには、多くの人が恐れるような世界的な大変革は不要だと主張します。必要な資金はすでにあり、優先順位を変えるだけで済むと言うのです。
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ウクライナは自由と独裁の戦いの最前線にあると、チェスのグランドマスターで人権活動家のガルリ・カスパロフは言います。この痛烈な行動喚起の中で彼は、ウラジーミル・プーチンの権力拡大の過程と、自らのチェス世界王者からロシアの民主運動活動家への道のりをたどり、ウクライナの支持に立ち上がること、死と憎しみでなく生と愛を選ぶことを呼びかけます。「独裁者を止める対価は、遅れるごと、躊躇うごとに大きくなっていく。中途半端に悪に対するのは、悪の側の勝利になる」のだと。
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ロシアによるウクライナ侵攻は、一夜にして以前なら考えられないほどの地政学的変化を引き起こしています。今回の対談では、政治学者のイアン・ブレマーが、NATOとEUの新たな目的意識や戦争の拡大、エネルギー政策と世界秩序が恒久的で大きな変化を被る可能性といった、この戦争が世界に与える影響を詳しく解説してくれます。(この対話は、TEDグローバル・キュレーターのブルーノ・ジュッサーニがホストを務め、TEDメンバーシップのイベントの一環として2022年3月10日に行われました。TEDメンバーへの入会は ted.com/membership をご覧ください。)
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ウクライナの戦争に不安を覚えませんか? あなただけではありません。歴史家ユヴァル・ノア・ハラリが、ウクライナの長い抵抗の歴史や核戦争の恐怖、プーチンがたとえ戦闘にすべて勝ったとしても、すでにこの戦争には敗れていると自身が考える理由など、ロシアによる侵攻の背景にある重要な情報を解説します。(この対話は、TEDグローバル・キュレーターのブルーノ・ジュッサーニがホストを務め、TEDメンバーシップのイベントの一環として2022年3月1日に行われました。TEDメンバーへの入会は ted.com/membership をご覧ください。)
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力強い動きが世界中で起こっています。「気候変動の問題は小さな問題から中心的な課題へと移行しました」と語るのは、2021年11月にスコットランドのグラスゴーで開催される国連気候会議COP26の議長、アロック・シャルマです。彼は、この移行が世界経済と、加速する「グリーン産業革命」にとってどのような意味を持つのかを解説し、地球の気温上昇を抑えるために至急必要な行動について詳しく説明します。
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弁護士を雇う余裕がなければ、公選弁護人が選任されますよね?アメリカの民事裁判ではそうはいきません。裁判費用は高額で、書類はわかりにくい上、弁護士費用もかなりかかるため、民事の問題を解決するのは困難です。起業家でTEDフェローのローハン・パヴルリは、煩雑な法的手続きをスムーズに処理することを可能にするアプリにより、人々が自力で法的問題を解決することを目指しています。
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「私たちは、勝つためではなく前に進むためにはどのように会話すべきかを考える必要があります」と世界的な競技ディベートのチャンピオンのジュリア・ダールは言います。この実践的なスピーチで、彼女は好奇心と目的に基づく「建設的対立」の三つの本質的な特徴を説明します。そこで得られるものは、議論を研ぎ澄まし人間関係を強める「建設的な会話」なのです。
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個人的な関係と観念的な不一致がぶつかり合うと、結果としてぎくしゃくした関係が生まれたり、長期に渡り音信不通になったりすることがあります。女優のベティ・ハートは、相手を冷たくあしらったり尊大な態度をとる代わりに思いやりの心をもって接し、愛する人とのかけがえのない時間を無駄にする代わりに、相手が成長し変化するチャンスを与えてみようと提言します。
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2020年のアメリカ大統領選は、一般投票の結果が僅差であれば、その後、法廷や連邦議会まで巻き込まれ、延々と続くかもしれません。弁護士/政治コメンテーターのヴァン・ジョーンズは、慣習的な敗北宣言が民主主義を守るために重要な意味を持つのはなぜなのかを解説し、一般投票と選挙人投票の両方で負けても、敗者が政権をつかむことを可能にする法律の抜け穴があると語ります。そして、平和的な政権の移譲がされない場合、一般市民に何ができるかを提案します。
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コロナウイルスのパンデミックにより、世界経済は大きな損害を受けました。それを再び立て直すには、資金を最も必要としている国々にこそ資金が届くようにしなければならない―そして突発的な打撃からの回復力を備えた金融システムを再建しなければならない、と国際通貨基金(IMF)の専務理事であるクリスタリナ・ゲオルギエバは言います。そして世界を回復と再生へと導くための大規模な景気対策の内幕を垣間見せてくれ、また各国がこの「大変容」を抜けるまでにさらに力を付けておくにはどうすればよいのかを話します。(この対話映像は、TEDの代表であるクリス・アンダーソンと時事問題のキュレーターであるホイットニー・ペニントン・ロジャースが司会を務め、2020年5月18日に録画されたものです)
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我々はどのように次のパンデミックが始まる前にそれに終止符を打つのか。疾患研究者であるパーディス・サベティ博士とクリスチャン・ハッピ博士は、ウイルスの脅威をリアルタイムに検出、追跡する早期警告システム「センチネル(見張り)」を紹介します。いかにそれを利用してウイルスの拡散を防止することができるのか。センチネルシステムを支えている最前線のテクノロジーについて、そしてコロナウイルスのパンデミックの中でセンチネル開発チームがいかに科学者、そして医療従事者らを助けているのか見ていきましょう。
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新型コロナウイルスと闘う為、各国が都市封鎖を行い外出禁止令を出し、マスク着用を命じていますが、それらの命令に対する反応(遵守)は西洋と東洋では異なっています。TEDのヘッドキュレーターであるヘレン・ウォルターズとの会話の中で、作家であり出版編集者であるファン・ホンは如何に中国とアメリカの文化的価値観がアウトブレイクへの対応を形成したかを解明し、何故皆がパンデミックを終わらせるために協力しあう必要があるのかに関する観点を提供しています。(2020年4月16日録画)
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「プライバシーは死んでいませんが、顔を監視する技術よって、プライバシーが殺されるかもしれません」と市民権擁護活動家であるケイド・クロックフォードは言います。この目を見張るトークでケイドは、不具合の多い顔認識データベースにより人々の行動を知らないうちに追跡するという侵害性の高い技術が、人権に対する未曽有の脅威をもたす理由を説明します。政府の使用を禁止するために何ができるのか、手遅れになる前に学んでください。
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海の動きを生かして海面上昇から沿岸地域を守れたとしたらどうでしょう? デザイナーでTEDフェローのスカイラー・ティビッツの研究室では、ダイナミックで順応性がある水中構造を開発し、波の力を使って砂を集積させ、浸食される海岸線を回復しようとしています。自然の力を破壊ではなく構築のために使うのです。
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疫学者のラリー・ブリリアントがTED代表のクリス・アンダーソンとの対談で、現在のコロナウイルス感染爆発についての正確な情報を確認しつつ世界の対応の評価をします。ブリリアントはこのパンデミックを終わらせるための明確なプランを示し、その実現のために政治的・地理的な分断を越えて一致協力する必要がある理由を語ります。「これはゾンビによる世界終焉の話でもなければ、大量絶滅の話でもありません。私達は自らの最善の面を見せる必要があります」と彼は言います。(2020年4月22日収録)
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生きる上で深刻な問題に直面し、分岐点に立たされることがあります。自分は大きな変化には無力だと諦めるのか、それともその挑戦に立ち上がるのかという選択です。この緊急の行動の呼びかけの中で、政治戦略の専門家トム・リヴェット=カーナックは、気候変動に(あるいは何であれ私達に降りかかる危機に)立ち向かうために必要なのは、揺るぎない楽観をもって再生可能な未来を築くため継続的に行動することだと主張します。「揺るぎない楽観は、人生を意義と目的で満たしてくれる」と彼は言います。
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ものの仕組みに興味があるなら、自分の手を使い家で実験してみましょうと物理学者のナディア・メイソンは言います。科学的好奇心によって身の回りの世界のことがいかに解明できるかを示し、磁石や1ドル紙幣やドライアイスなどを使ってステージ上で実験をしてお見せします。
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もしローンをお金ではなくボランティアやメンターとしての活動で返済できたらどうでしょう。活動家のアンジー・ムリミルワが、「社会還元型返済」と呼ばれる画期的な経済活動手法が、貧困の連鎖に陥っているサハラ以南のコミュニティの活性化にどのように役立っているのかを語ります。この融資方法がどうやって多くのアフリカ人女性と少女たちにチャンスを作り出しているのか、そしてなぜあらゆる場所で長期的な効果が期待できると言えるのか、見ていきましょう。
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