エピソード

  •  23日、横浜ラジアントホールでアイスリボン『横浜リボン2024・Nov.』が開催。現役王者・真白優希(ましろゆうき)に勝利した神姫楽ミサ(かぐらみさ)が大晦日での王者挑戦を決めた。 神姫楽はかつて中野たむと同じアイドルユニットで活動し、JUST TAP OUT(現:JTO)で2020年にプロレスデビュー。アイスリボン参戦後は石川奈青&網倉理奈と共にアイドルユニット『KISSmeT PRINCESS』を結成して歌って踊って闘っていたが色々あって発展的解散へ。様々な団体で同期の柳川澄樺とタッグチーム1111(フォーワン)で活躍すると、アイスリボンでもリボンタッグ王座を奪取。JWPのPOP王座で初シングル王者となり、自団体でも初代JTO GIRLS王者として君臨した。 デビュー初期から上がり続けているアイスリボンは現在、去年末にDeNAによる横浜ベイスターズ買収などを仕掛けた投資家社長が設立した株式会社アイスリボンへ契約を移籍した選手たちが給料未払いと社長の音信不通を受け大量離脱騒動へ。 元々アイスリボンを運営していた有限会社ネオプラスは団体の維持表明と選手との再契約を提示し、15年近く続けてきた昨年夏ごろの運営体制に戻す意向だが、株式会社アイスリボンは元々の給料の3倍近い額を支払っていたようで離脱する選手の思いは強く12月3ついたちの後楽園ホール大会をもって6選手が退団を発表している。 そんな中で、10月19日にあいしーE×∞(シングル)王者となった真白は10月3ついたち付けでいち早く退団。思い悩む姿を見ていた同期の神姫楽は11月9日の愛知大会で真白とタッグを組んで勝利し、「今の自分たちのこの命を全力で燃やしたい」と真白の持つベルトへ挑戦を表明すると、真白もこれを受けて王座戦が決定していた。 この日は真白優希&しらい美央&ウナギ・サヤカvs神姫楽ミサ&咲蘭&しのせ愛梨紗の6人タッグマッチで前哨戦へ。美央とウナギの独特なテクニックに翻弄される試合となり、愛梨沙への変顔攻撃も相まって前哨戦を喰う勢いでペースが握られていく。しかし神姫楽も真白をパワーファイトで圧倒し、咲蘭と愛梨沙を率いた連携攻撃で追い詰める。分断された真白は反撃に転じる事ができず、最後は神姫楽がはれときどきミサ(=ダイビングセントーン)を投下しすりーかうんとを奪った。

  •  11月23日、松江のご当地社会人プロレス団体「松江だんだんプロレス」の2024FINAL大会が松江テルサで開催。大仁田厚が初参戦を果たした。 松江だんだんプロレスは、全国で2番目に人口の少ない島根をプロレスの力で盛り上げようと2010年はたあげげした社会人プロレス団体。「だんだん」とは島根の方言で「ありがとう」の意味。グレートカグラ、マツコ・デラックスならぬ「マツエ・デラックス」など地元で愛される個性的なレスラーが多数在籍する。 マイティ井上から「マイティ」の使用許可を取っている「ALLマイティ井上」は、「マイティ井上さんは、大仁田さんの全日本プロレス引退の対戦相手。今回だんだんプロレスに大仁田さんが参戦してくださることは、縁があるなと感じます」と話した。 狭い会場ながら立ち見が溢れ、500人近い大盛況の会場。 メインイベントは、大仁田厚&ALLマイティ井上&グレートカグラvs雷神矢口&さのなおし&ガイナタイガーによるハードコア6メンタッグマッチ。 序盤から矢口が井上を有刺鉄線バットで執拗に攻め立て、井上が大流血。会場から悲鳴と井上コールが起こる。大仁田も負けじと佐野へコブラツイストをかけるも矢口の暴走は止まらず、大仁田を有刺鉄線ボードに叩きつける。 「月曜から仕事なんです!やめて!」と社会人プロレスらしい野次と悲鳴が飛ぶ中、流血が止まらない井上はなかなか挽回のチャンスが巡ってこず苦戦を強いられる。 転機となったのは中盤。大仁田がガイナを捕らえ、豪快なテーブルパイルを決めて形勢逆転。大仁田は佐野に毒霧を浴びせ勢いをつけると、最後は有刺鉄線ボードで覆ったガイナに井上が地元の意地でセントーンを決めて、すりーかうんとを奪った。大会の最後を大仁田は、「いつまでも、松江だんだんプロレスを愛してやってください、だんだんファイヤー!」で大会を締めくくった。

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  •  23日、横浜ラジアントホールでアイスリボン『横浜リボン2024・Nov.』が開催。メインイベントでタッグを組んだしらい美央とウナギ・サヤカが、大晦日後楽園ホール大会でのシングルマッチを決定した。 ウナギは6月のアイスリボン参戦時、怪我による欠場が続くアイスリボンで団体を守るために復帰を宣言したしらい美央(MIOレフェリー)を「必死に出てきちゃうお前のプロレスへの気持ちがよく分かった。お前を必ず私が引退させる。だからそれまでアイスリボン出てやってもいいかな」と高評価し継続参戦。7月末のアイスリボン横浜大会でタッグ王座挑戦を表明し、美央を巻き込んで挑戦するも敗北。 ウナギは美央に「わかったか!現役はな、厳しいんだぞ。私からお前に1つ宿題がある。お前シングルプレイヤーだったよなきっと。タッグパートナーいた?ちゃんと。いないでしょう?新しい道を行くために、あのタッグベルト取るまでいろんなパートナーとたくさん挑戦してほしい。取れるまでもう引退できません。あなたに足りないのはそういうとこだよ。お前はちゃんと、我じゃなくて、相手を思いやって、思ってもらえる1人を見つけて復帰しろ。タッグベルトお前が巻け!いいな!NOはない」と課題を与えるも、9月に起きた投資家社長による株式会社アイスリボン給料未払い騒動を経て美央は他の5選手とともにアイスリボンを12月末で退団することに。 退団発表後初の試合となった美央は、真白優希&しらい美央&ウナギ・サヤカvs神姫楽ミサ&咲蘭&しのせ愛梨紗の6人タッグマッチに参戦。 現役あいしーE×∞王者の真白、CMLL日本女子王者&KITSUNE世界王者のウナギとともに試合に臨むと連携攻撃も個々の力も圧倒した試合運びを見せる。しかし連携のすきをついて真白が集中砲火を浴びると、最後は神姫楽がはれときどきミサを真白に投下しすりーかうんと。 王者2人を要して負けたことに困惑する美央にウナギは「どう考えてもお前のせいだろ。お前カジュアルに復帰して、12月3ついたちの後楽園ホールでお前をちゃんと引退させてやるよ。お前をこの世界から葬ってやるよ」とシングルを要求。

  •  23日、横浜ラジアントホールでアイスリボン『横浜リボン2024・Nov.』が開催。堀田祐美子が来場し、年末での大量離脱が確定しているアイスリボンに涙を流しながらエールを送った。 定期的に興行をおこなっている現存の女子プロレス団体としては一番歴史ある団体となったアイスリボン。昨年末に選手マネージメントを行う株式会社アイスリボンをDeNAによる横浜ベイスターズ買収などを仕掛けた外部の投資家が立ち上げ、団体運営を行う有限会社ネオプラスと2つの会社が存在している状態に。株式会社アイスリボンからは以前の3倍近い給料が払われていたが、9月末から未払いになり投資家社長も音信不通となってしまう。 元々アイスリボンを単独で運営していたネオプラスは、株式会社アイスリボンに契約を移籍した選手たちに戻ってくるように提案したが、給料も元の金額に戻ってしまう事や様々な思惑から現役王者の真白優希を筆頭に、しらい美央、咲蘭、しのせ愛梨沙、芦田美歩、グリズリー藤滝、古川奈苗の7選手が退団することを発表していた。 この日の第1試合では堀田祐美子率いるT-HEARTS所属の叶ミクが参戦していたことで堀田も来場。 試合を見届けたのちにマイクを持った堀田は「今回アイスリボンから大量離脱をすると聞いて、私が27年前全日本女子プロレスで大量離脱があった時に私は全女に残りました。色んなことがあって出ていく、それは仕方ない事だと思ってる。でも残った人たち、必ず良いことがあります。私も全女で当時下の子が1年目2年目の中西百重とか高橋奈苗、納見佳容、脇澤美穂ぐらいしか残ってなくて、どうやってこの子達を上にあげようか?どうやって巡業回んなくちゃいけないかって残った子たちで考えたときに、その子たちは頑張って練習してくれました。それで新生・全日本女子プロレスとして活動して、沢山のファンの人がついてくれて全女が復活した時のことを思い出しました」と語り始める。 「私ができることがあればなんでも協力する」という言葉を聞いた星ハム子が「私は堀田さんの大ファンでした!だから全女が大量離脱した時もファンとして見ていました。私は昔の堀田さんの立場と一緒です!」と叫び、残る選手をリングに上げると12月3ついたちの後楽園ホール大会に出場を直訴。 すかさず海乃月雫が「堀田さんがおっしゃいましたよね?リングに上も下も関係ないって。

  •  23日、横浜ラジアントホールでアイスリボン『横浜リボン2024・Nov.』が開催。大会開始前に星いぶき(21)がリングに上がり、エキシビションでのプロレス復帰を宣言した。 2017年に14歳でプロレスデビューし、若手のエースとして活躍していた星いぶきは昨年8月に団体トップのシングル王者へ。実母の星ハム子(42)と現役レスラー唯一の母娘タッグも結成し、3月23日の後楽園ホール大会では夢であった母娘で後楽園ホールメインイベントでの王座戦も実施。今後もタッグで活躍することを約束していたが、その後いぶきの妊娠が発覚しベルトを返上しての長期欠場に入っていた。 いぶきは10月1ついたち午前7時に母子ともに健康な状態で女児を出産。いぶきと同じ14歳女子プロレスラーデビューであれば、ハム子が56歳、いぶきが35歳で親子3代女子レスラーになれる計算となるため業界内外から期待と注目が集まっている。 1ヶ月検診を終えて早々に会場に姿を表していたいぶきは、この日の大会開始前にリングに上がると「自分がもうプロレスをやりたくて!やりたくてやりたくて!会社に相談したところ11月30日蕨・道場マッチでエキシビション5分間をやらせていただく事となりましたー!」とリング復帰を宣言。出産からわずか1ヶ月半での復帰となるためまずはエキシビションからになるが、相手には12歳でプロレスデビューし現在15歳高校生レスラーの咲蘭(さらん)を指名した。 これを聞いた咲蘭は驚きながらリングに上がると「え~自分でいいんですか?」と困惑しながらも「ぜひお願いします」と承諾。 現在アイスリボンは投資家社長による給料未払いやその影響を受けて7選手の退団など不安になる出来事も多かったが、この日の会場は満員状態に。12月3ついたち後楽園ホール大会ではウナギ・サヤカvsしらい美央の『引退・コントラ・600万』マッチ、真白優希vs神姫楽ミサのあいしーE×∞戦、真琴&ハム子vs柳川澄樺&櫻井裕子のリボンタッグ戦も決定し、エースの復帰宣言により一気に状況が好転しそうだ。

  •  23日、東京みやこ・後楽園ホールにてDDTプロレスリング『Get Alive 2024』が開催。O-MENZ(おーめんず)の隈取(くまどり)がリングに乱入してファンを魅了した。 O-MENZはYouTubeやTikTokなどで総フォロワー数160万人を超える“ダンステロリスト集団”。ハイスキルなダンスと、和風のお面のミステリアスかつキャッチーなキャラクターが持ち味の唯一無二のグループだ。 現在O-MENZのプロモーションディレクターには、かつてサンリオピューロランドであまたのコラボを仕掛け、V字回復の影の立役者として活躍した嶋野佑守氏が就任。就任以降は日本全国でゲリラライブを敢行し人気が急上昇している。大人気のフリーライブツアー第四弾『百戦錬磨-賽-』は12月7日上野公園での下町ハイカロリーフェスからスタートされる。 そんなO-MENZの隈取はメンバーの中でも随一の筋骨隆々な肉体を生かしたエネルギッシュな動きと自由な表現力で多くの人々を魅了。隈取が12月28日のDDT両国国技館大会にてプロレスに挑戦することが発表されると、業界には激震が走った。 昨年12月9日の東京コミックコンベンションにてプロレスのリング上でダンスパフォーマンスを行ったこともある隈取だが、約1年の時を経て本格的なプロレスデビューへと至った。 大会前に「どうやらDDTにはダンスが得意な選手がいるらしいな」と匂わせていた隈取だったが、プロレス界随一のダンススターである平田一喜の試合後にいきなりリングへ乱入。 マイクを取った隈取は「おめぇ中々ダンスうめーじゃねーか。俺はO-MENZの隈取。ダンサーだ!単刀直入に言うけど、俺とダンスバトルしろ!」と平田との一騎打ちを要求。平田は「ここで心を折って差し上げますよ」と自信たっぷりに勝負を受けるが、隈取がとんでもない身体能力を駆使したブレイキンを披露すると平田は怯えて縮こまってしまう。 平田は「そのダンスのキレ、筋力、筋肉のバネ……お前プロレスラーとしても一流のようだな。だが勘違いするな。ダンスでも恐らく勝てねえだろう。そして、お前のその体幹見て分かったよ。プロレスでも勝てねえようだ」とキメ顔で全面降伏し、ゴマをすりながらタッグ結成を提案。隈取もこれを快諾し、プロレス界最強(?)のダンスタッグが誕生した。

  •  23日、東京みやこ・後楽園ホールにてDDTプロレスリング『Get Alive 2024』が開催。夢虹がだんしょくディーノとの試合で大人の階段を登った。 DDT EXTREME王座はチャンピオンが試合ルールを決定できるという性質を持つため、そのときの王者が誰なのかによって色がガラリと変わる王座。時には凶器が乱れ飛ぶデスマッチルールで行われたり、“目隠し乳隠しデスマッチ”などDDTイズムを凝縮したルールで行われたりと、そのときのDDTの空気を象徴する王座となっている。 現王者のだんしょくディーノは、10月の後楽園ホール大会で同王座を防衛後に夢虹(ゆに)を挑戦者に指名。 夢虹は2016年に8歳でキッズレスラーとしてデビューするも、マスクマンとして正体を隠して練習生として1からやり直し、昨年3月から素顔に戻って再出発を果たした16歳の現役高校生レスラー。 今林久弥GMは「16歳の男子高校生とだんしょくディーノをシングルマッチさせるのはコンプライアンス的に問題がある。会社的に怒られる」と拒否するが、ディーノは「夢虹がどんな気持ちでリングに立ってるか分かってる?まだ高校生?違うね!もう高校生!自分の人生でやりたいことくらい自分で決める年だろうが!決めるのはお前らじゃねえ。夢虹だ!」と絶叫。 夢虹は「やらせてください!断る理由なんてないです!」と熱く応じるが、その先には汚いオトナの欲望が待ち受けていた。 ディーノは夢虹との王座戦に『大人の階段昇る君はまだシンデレラさルール』を策定。 この試合は、開始5分は“シンデレラタイム”としてリングに魔法がかかる。シンデレラタイム中はあらゆるだんしょくさっぽうが禁止され、使用した場合は即反則負け。シンデレラタイム終了後にはだんしょくさっぽうを含むあらゆる行為が解禁される反則無しの完全決着ルール。 47歳の中年男性が16歳の高校生にだんしょくさっぽうを行うことへの倫理的な問題が懸念されていたが、ディーノは「私が一番夢虹を子ども扱いしないかもしれないと思ってる。1レスラーとして、私の持つすべてをぶつけるつもりでいます。全力で夢虹にあんなコトこんなコトをするつもりでいます」と夢虹を一人前の“大人”として認めて対峙する覚悟を語っていた。 試合が始まると、シンデレラタイム中のディーノは身体に染み付いているだんしょくさっぽうを繰り出しそうになり苦戦。

  •  12月6日~8日に幕張メッセで開催される『東京コミックコンベンション2024(以下東京コミコン)』に、大阪コミコンに参戦するはずだったジョシュ・バーネットがリベンジ参戦することが発表された。 東京コミコンとは、8万5千人以上が来場する日米の映画・コミックなどのポップカルチャーを扱ったイベント。ディズニーやDCコミックスなども出展する他、有名ハリウッドスターたちが来日することでも注目を集めている。 今年は『ファンタスティック・ビースト』アルバス・ダンブルドアや『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』ジェダイを務めるジュード・ロウ氏や、昨年公開された『アクアマン』の主人公を務めるジェイソン・モモア氏、『デッドプール』ヴァネッサや『GOTHAM/ゴッサム』レスリー・トンプキンスのモリーナ・バッカリン&『The O.C.』ライアン・アトウッドや『GOTHAM/ゴッサム』ジェームズ・ゴードンのベン・マッケンジー夫妻など12人の来日が発表された。 展示ブースには撮影で実際に使用された貴重なアイテムが展示される予定だが、今回もブースの一角にプロレスのリングが組まれる事が決定。怪獣プロレス、関東学生プロレス(UWF&HWWA&KWA)、アクトレスガールズが参戦するほか『極悪女王』コラボマッチとしてMarvelousやSTARDOMの試合が行われ、斎藤工&ゆりやんレトリィバァ&長与千種&刀羅ナツコのトークショーも行われる。 その他リングステージでは、現在放映中のドラマ『ウイングマン』ステージとして原作者・桂正和先生とラーク博士役・関智一さんの出演や、アニメ『アイカツ!』シリーズ歌唱担当の藤城リエさんによるライブステージ、『スパイダーマン:スパイダーバース』グウェン・ステイシー役を務める声優・悠木碧さんの公開イベントや、舞台『ブルーロック』潔世一役の竹中凌平さんと千切豹馬役の佐伯亮さんによる舞台振り返りトーク、長州力、むとう敬司らのトークショーも予定されている。 様々なイベントが行われる中で、8日に『Bloodsport presents ジョシュ・バーネットトークショー』の開催が決定。

  •  22日、東京みやこ・後楽園ホールにてドラディション『DRAGON EXPO 1978』が開催。LEONAが全日本プロレスのエース・宮原健斗超えを誓った。 LEONAは“炎の飛龍”ふじなみたつみの長男であり、2013年にプロレスデビュー。イギリスでランカシャースタイルを学び、国内ではU.W.F.スネークピットジャパンで修行。さらには父直伝のドラゴンさっぽうも身につけているが、現役の先人たちからは厳しい言葉を浴びせられ続けている。 それでも、天龍源一郎が「藤波家の坊っちゃんが一生懸命闘ってるのを見て、藤波家の親じゃないけど親心が出てきたよ」と自身の団体へレギュラー参戦させたり、「猪木さんから習ったことを、猪木さんから学んだことを彼にこれから伝授していきたい」と後継者として育てようとしたりとレジェンドはこぞってLEONAを寵愛。 LEONAも「父と比べられる、一生闘わなきゃいけない人生だ」と覚悟を決めるなど精神的成長を見せている。 そんな中、LEONAはライバルを見つける。 現在の全日本プロレスの象徴的存在である宮原健斗は昨年3月にドラディションに初参戦した際、LEONAを「あなたがこの俺と同じリングに立てるのはふじなみたつみさんの力」と挑発。試合では完膚なきまでにボコボコにし、「色々あなたのことを言ったけど、調べたらそんなに年齢変わらねーじゃねーかよ。色々言って悪かった」と直接的な侮辱よりも屈辱を与える謝罪を行っていた。 今年5月に再び2人の対戦が実現するものの、宮原は軽くあしらった上で「アイツ勘違いしてんだよ。前相手にしてあげたのは俺のサービスだからな?2度目はねーと思ってよ。3度目が有るかないかはお前次第だ」とげんなりした態度を示していた。 この日の第4試合では、LEONA&船木誠勝vs宮原健斗&井上凌のタッグマッチが実施。 船木はLEONAのデビュー戦の相手でもあり、以降も縁が深いパートナー。宮原と井上は福岡県出身の同郷であり、2人でアジアタッグ挑戦歴もあるなど即席タッグではない手強い存在だ。 リベンジに燃えるLEONAに対し、宮原は塩対応。場外戦ではいたぶっていくものの、試合を通して宮原はLEONAにあまり手を出さずに敢えて井上に託す場面が目立つ。 LEONAも宮原にドラゴンスクリューを見舞ったり、井上を相手にドラゴン張り手で圧倒したりと躍動。

  •  22日、東京みやこ・後楽園ホールにてドラディション『DRAGON EXPO 1978』が開催。ふじなみたつみと高橋ヒロムのシングルマッチが実現した。 高橋ヒロムは2010年8月に新日本プロレスでデビュー。ヤングライオン時代は苦労が多かったが、2016年11月に凱旋帰国を果たすと大ブレイク。一気にトップへと駆け上り、新日本ジュニアの中心人物に。 近年では“ジュニアヘビー級”そのものの地位向上のために団体を股にかけて精力的に活動しており、“新日本ジュニアの中心人物”の域を超えてジュニアヘビー級のアイコンとしての地位を確立しつつある。 そんなヒロムは、日本での“ジュニアヘビー級”というものの価値を1から創り上げた藤波への深いリスペクトの言葉を口にしかねてから対戦を熱望。 2023年5月のドラディションにて6人タッグマッチで初対戦。試合後にヒロムがシングルマッチを要求すると、藤波はヒロムが差し出した右手を荒々しくはたき落とし「おい待ってろじゃあ。お前に良い返事を返してやる」と堂々と迎え撃つ姿勢を見せた。 今大会では、その約束が約1年半の時を経て実現。この試合は獣神サンダー・ライガーが特別レフェリーを務め、新日本ジュニアの歴史と系譜が感じられる試合となった。 試合は時代は違えど互いに新日本道場で何千何万回と練習して来たであろうグラウンドのじっくりとしたレスリングに始まり、藤波はドラゴン張り手で、ヒロムは逆水平チョップで打ち合う打撃戦へ。 競り勝ったヒロムが「どうした藤波さん?こんなもんか!」と頭を蹴って挑発して行くと、藤波が足を取ってドラゴンスクリューから足4の字固め。さらにドラゴン・スリーパーを狙うが、ヒロムが大暴れして阻止。ならばと藤波はドラゴン・バックブリーカーを繰り出すが、形が崩れてヒザの皿にヒロムの全体重が乗る形となり、痛みで苦悶の表情。 ヒロムはそのすきを逃さず畳み掛け、トラースキック、ヒロムちゃんボンバー、TIME BOMBと大技で畳み掛けてすりーかうんとを奪った。 ヒロムは「俺は、ふじなみたつみさんが『いつどの時の時代のプロレスも面白い』って言ってくれたこと、今この時代にプロレス関係なく頑張ってるみんなを下に下げないで上に上げてくれたこと、この時代のプロレスをリスペクトしてくれたこと、そんなふじなみたつみさんが大好きです。

  •  22日、東京みやこ・後楽園ホールにてドラディション『DRAGON EXPO 1978』が開催。ふじなみたつみと高橋ヒロムのシングルマッチが実現した。 藤波は1971年5月9日に日本プロレスでデビューし、新日本プロレスで活躍。WWWFジュニアヘビー級王座を戴冠して凱旋帰国し、日本に“ジュニアヘビー級”というステージを興した立役者だ。 現在は自身の団体であるドラディションを率いているが、70歳になった今も1プレイヤーとしても衰えを見せることなく活躍中。半世紀にわたってプロレス界を支えてきた偉人の1人であり、2015年にはWWEで日本人プロレスラーとして師匠・アントニオ猪木さんに次ぐ2人目の殿堂入りを達成。“飛龍”ふじなみたつみの名は世界に轟いている。 また、藤波は2023年からプロレス界の若手育成プロジェクト『ドラゴンスタジアム』をスタート。他団体の若手が一同に集って切磋琢磨し、藤波が50年以上培ってきたプロレス経験値を若手選手に授けるという場を創って後進の育成にも着手している。 藤波とヒロムは2023年5月のドラディションにて6人タッグマッチで初対戦。 新日本プロレスのジュニアヘビー級戦線の中核をなすヒロムは、かねてから日本での“ジュニアヘビー級”というものの価値を1から創り上げた藤波への深いリスペクトの言葉を口にし対戦を熱望。この試合でついにその大望が実現した。 試合後にはヒロムが「6人タッグじゃふじなみたつみさんを感じることができませんでした。なので!シングルでやりましょう藤波さん」と一騎打ちを要求。藤波はヒロムが差し出した右手を荒々しくはたき落とし「おい待ってろじゃあ。お前に良い返事を返してやる」と堂々と迎え撃つ姿勢を見せた。 今大会では、その約束が約1年半の時を経て実現。この試合は獣神サンダー・ライガーが特別レフェリーを務め、新日本ジュニアの歴史と系譜が感じられる試合となった。 藤波はヒロムを意識してか、ピンクの派手なモフモフのガウンで登場。 試合は時代は違えど互いに新日本道場で何千何万回と練習して来たであろうグラウンドのじっくりとしたレスリングに始まり、藤波はドラゴン張り手で、ヒロムは逆水平チョップで打ち合う打撃戦へ。 競り勝ったヒロムが「どうした藤波さん?こんなもんか!」と頭を蹴って挑発して行くと、藤波が足を取ってドラゴンスクリューから足4の字固め。

  •  12月6日~8日に幕張メッセで開催される『東京コミックコンベンション2024(以下東京コミコン)で、大阪コミコンで話題を集めた『アメコミ×プロレス』と『アクトリング』のステージが開催されることが発表された。 東京コミコンとは、8万5千人以上が来場する日米の映画・コミックなどのポップカルチャーを扱ったイベント。ディズニーやDCコミックスなども出展する他、有名ハリウッドスターたちが来日することでも注目を集めている。 今年は『ファンタスティック・ビースト』アルバス・ダンブルドアや『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』ジェダイを務めるジュード・ロウ氏や、昨年公開された『アクアマン』の主人公を務めるジェイソン・モモア氏、『デッドプール』ヴァネッサや『GOTHAM/ゴッサム』レスリー・トンプキンスのモリーナ・バッカリン&『The O.C.』ライアン・アトウッドや『GOTHAM/ゴッサム』ジェームズ・ゴードンのベン・マッケンジー夫妻など12人の来日が発表された。 展示ブースには撮影で実際に使用された貴重なアイテムが展示される予定だが、今回もブースの一角にプロレスのリングが組まれる事が決定。怪獣プロレス、関東学生プロレス(UWF&HWWA&KWA)が参戦するほか『極悪女王』コラボマッチとしてMarvelousやSTARDOMの試合が行われ、斎藤工&ゆりやんレトリィバァ&長与千種&刀羅ナツコのトークショーも行われる。 その他リングステージでは、現在放映中のドラマ『ウイングマン』ステージとして原作者・桂正和先生とラーク博士役・関智一さんの出演や、アニメ『アイカツ!』シリーズ歌唱担当の藤城リエによるライブステージ、『スパイダーマン:スパイダーバース』グウェン・ステイシー役を務める声優・悠木碧さんの公開イベントや、舞台『ブルーロック』潔世一役の竹中凌平さんと千切豹馬役の佐伯亮さんによる舞台振り返りトーク、長州力、むとう敬司、ジョシュ・バーネットらのトークショーも予定されている。 様々なイベントが行われる中で、女優や声優からバレエダンサーやプロコンカフェ嬢まで幅広く所属するエンターテイメント集団アクトレスガールズによる『アクトリング』と『コスプレクロスオーバーバトル!アメコミ×プロレス』の開催が決定。

  •  2ついたち、みやこ内某所にて12月5日に後楽園ホールで行われる『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.32~力道山先生ご生誕100年感謝興行~』のカード発表記者会見が行われた。 今大会の目玉は、村上和成vsスーパー・タイガーのレジェンド選手権試合。 総合格闘家としてPRIDEに参戦し、アントニオ猪木と佐山サトルに導かれてプロレスラーとなった“平成のテロリスト”村上和成。しばらく最前線からは遠ざかっていたが、昨年末にストロングスタイルプロレスにて突然復活。村上はその実力と発信力でみるみる存在感を発揮していき、今年6月には“初代タイガーマスクの二番弟子”間下隼人の持つレジェンド王座を一発で奪取して変わらぬ強さを誇示した。 しかし、その暴君ぶりも未だ健在。 村上は「佐山サトルの一番弟子」を自称し始め、なんの根回しも無く因縁ある新日本プロレスの永田裕志を挑戦者に指名して業界をざわつかせる。 ストロングスタイルプロレスの平井代表は村上の意向を無視して永田を招聘することなく次戦のカードを組むが、これに村上は激怒。カード発表記者会見をボイコットし、事務所に乗り込んで平井代表に対して永田戦を組むよう暴力を伴った脅迫行為を行った。 さらにスーパー・タイガーのことを「親離れ出来ないお坊ちゃん」と小馬鹿にし続け、今月5日の新宿FACE大会ではスーパーのマスクを引き裂く暴挙に出た。怒り心頭のスーパーが挑戦表明を行うと、村上は余裕の態度で受け入れていた。 この日の会見では村上とスーパーが出席してレジェンド王座戦が正式発表される予定であったが、村上はこの日も記者会見を当日ドタキャン。 スーパーは「この試合はただの闘いじゃない。殺し合いだ!」といきり立つが、初代タイガーは「彼なりの陽動作戦である可能性が非常に高いと思ってます。スーパーに言っておきたいのは、カッカカッカして固くなってもしょうがないということです」と冷静にアドバイスを送った。 また、約8ヶ月半ぶりの参戦となる“売名王”澤田敦士は6人タッグマッチの中で“初代タイガーマスクの二番弟子”間下隼人と対峙することに。 澤田は間下を完全にナメた態度でこき下ろした上で、会見終了後には「頑張れよ」と水をぶっかけて去っていった。

  •  20日、みやこ内某所にて12月3ついたちにさいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN DECADE』についての記者会見が実施。安保瑠輝也とライアン・ガルシアの試合が正式に発表された。 安保は7月28日の『超RIZIN.3』にてマニー・パッキャオとエキシビションで対戦。 3分3Rを闘い抜いて0-0のドロー判定に持ち込むも、3R目では真っ向からの打ち合いでパッキャオをグラつかせてあわやKOという場面を作るなど生ける伝説を相手に大健闘。試合後にはパッキャオが「動きもパンチもいい。彼が真剣に目指すならボクサーにもなれる」と太鼓判を押していた。 現地では、そんな2人の試合をライアン・ガルシアが観戦。試合が終わるとガルシアがリングに乱入し「安保選手とマニー選手、どちらかと闘いたい。3Rで安保選手をKOできると宣言する」と宣戦布告を行っていた。 ガルシアはWBCライト級暫定王者などボクシング界で活躍するが、裁判沙汰やドーピング違反、体重超過や差別発言などを繰り返す問題児。現在はドーピング違反によってサスペンドを喰らい、ボクシングの公式戦に出場できない状況だ。 安保vsガルシア戦についてRIZINから正式な発表は無かったが、海外筋からの情報が拡散。この日の会見では榊原信行しーいーおーが「既にアナウンスされていることは基本、正しい情報です」と追認する形で発表した。 この試合に関しては、北米でのマーケットを強く意識。 米国のFanmioとパートナーシップを結んで北米で独自のプロモーションを展開していき、記者会見なども先行してアメリカで行っていくことを発表。追って日本でも会見を行うなどの情報発信をしていくとのことだ。 ルールは2分8R、契約体重は153パウンド(約69.4kg)。 3分という時間が身体に刻まれているボクサーにとって2分という時間は不利。『2分はホントに息止めて殴り合える』と豪語する安保にとって有利なルールであり、榊原しーいーおーも「よくライアンは受けたなと思ってます。3Rだったらアレですけど、8Rやりますんで。いずれにしてもどっちかが倒れる、究極のノックアウトルールだと思います」と分析。 「ジェイク・ポールvsマイク・タイソンには絶対ならないですよ。安保はそれで終わりの人ではないので。ここが始まりの人だから。

  •  20日、みやこ内某所にて12月3ついたちにさいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN DECADE』についての記者会見が実施。エドポロキングが貴賢神戦への思いを語った。 エドポロキングはナイジェリア人の父親と韓国人の母親を持ち、203cmというひときわ目を引く高身長が武器。 朝倉未来が主催する『BreakingDown』では圧倒的な強さを見せ、かねてからの宣言通りプロ転向。大晦日RIZINという大舞台で初参戦が決まり、日本人ヘビー級のトップ級選手である貴賢神と対戦することとなった。 現在アメリカで練習している貴賢神は「対戦相手のエドポロキング選手に対して、無駄にトラッシュトークする気はないですが、久々の再会がリング上で楽しみにしています」とコメントを寄せる。 これを聞いたエドポロは「僕1人ではこの舞台に立てることは無かったんで、周りの人に感謝したい」と謙虚に語り、「貴賢神選手と同様、トラッシュトークなどする気はないので。試合をしっかり盛り上げて勝って次のステージに進みたいと思います」と意気込んだ。 BreakingDown時代からの変化について問われると「BreakingDownのときは正直お遊び程度っていうか。真剣に格闘技で飯食ってやるとか、向上心とか今に比べたら相当薄かったと思うんですけど、今は気持ちも入ってるし、色んな課題っていうか、自分の欠点が見えてきてたんで、それを克服するためにずっと毎日コツコツ必死に練習してるって感じですね。テイクダウンは多分僕からは誰も取れないと思います。BreakingDown出てたときは体重90kgくらいしか無かったんですけど、今125kgくらいあるんで。その点で身体もそれなりに作れてきたと思ってるんで。この身体のポテンシャルを最大限活かしてこれからも試合していきたいですね」と自信を見せた。 BreakingDownファイターが続々RIZINに上がってきているが、大きな戦果を挙げた選手は少ない。エドポロが貴賢神に勝った場合はいきなりヘビー級戦線のトップに躍り出ることになるため、エドポロが一夜にして“RIZIN DREAM”を掴むこともあるかもしれない。

  •  20日、みやこ内某所にて12月3ついたちにさいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN DECADE』についての記者会見が実施。桜庭大世のRIZINデビュー戦の相手が矢地祐介に決定した。 桜庭大世は、日本総合格闘技界の立役者である桜庭和志の息子。 今年7月の『超RIZIN.3』にて桜庭が“秘密兵器”としてお披露目し、大晦日RIZINでデビューさせるべく練習させていることを明かしていた。 大世は柔道をバックボーンに昨年9月のクインテットで内柴正人を相手にプロデビュー。内柴からヒザ十字でギブアップを奪い、今年K-1アマチュアにもデビュー。立ち技もMMAもこなす大世のRIZINデビュー戦を誰が務めるのか注目が集まっていた中、RIZINの顔の1人である矢地祐介が抜擢された。 会見に出席した大世は「自分が日本で一番大きいRIZINっていう団体で大晦日という大きな舞台に立てるのは、親の名前でしか立てないと思ってて。しかもぺーぺーなんで。とにかく精一杯頑張ろうと思ってます。人の感情を揺さぶるような試合をしたいと思ってるので、楽しみにしていてください」と親の影響を受け入れつつも爽やかに挨拶。 対戦相手の印象を聞かれた際には「ベテランですごいマッチョ」と格闘家としての強さではなくほぼ見た目の印象だけで語り、「僕が勝ってるところは、逆になにも知らないところかなと思います」と答える大胆不敵ぶりを発揮する。 対する矢地は、終始渋い顔。 「う~ん、嬉しいけど、試合決まったことは。相手がデビュー戦?っていうところで今回ちょっと複雑な気持ちになりまして……。僕ももう良い年齢になってきて、若手の相手をしなくちゃいけなくなったのも重々承知してますし、大晦日っていうこともあって、こういう有名な選手の息子さんみたいな、話題性のあるカードが必要なのは分かってます。僕自身PRIDE大好きだったんで、庭和志選手の息子さんと試合ができるのは嬉しいんですけども。大世くん、とてもいい子なんで言いづらいんですけど、どうやら桜庭さん陣営から『矢地くんどうかな?』みたいな話があったみたいで。『なんだそれ!ナメてんのか!』と。いやいやちょっと待てと。ナメられがちな僕ですけど、15年くらいプロやって、第一線で活躍してきた自負もあるので。『その俺を名指しするとはまあまあ中々ナメてんな』と思ったのが正直な気持ちです。

  • ダブプロレスの谷嵜です。ダブメンバーである近野剣心のキックボクシングジムが在る広島みやこ心部から少し北に行ったところのJR可部駅前にて噂通りのプロレス祭と題して行われたイベントにダブプロレスで参加して来ました。地方の方が一致団結して力を合わせて街を元気付けようとする姿勢を間近で見れ、ご来場のお客さんも沢山いて皆様素晴らしい笑顔で過ごしてました。主催する方、そこに賛同する方、応援する方、みんなとてつもないエネルギーを持って挑んでいるなと言うのも伝わって来て感謝しかないですね。もちろんその気持ち以上に試合で盛り上げよう!となりますし。地元の皆様の熱意が素晴らしかったです。今回はありがとうございました!また来年もダブプロレスで呼んで頂けると嬉しいなと。そして宿泊先のホテルもめちゃくちゃ綺麗で驚きました。試合会場から徒歩30秒くらいで、部屋に洗濯機もあったので物凄くかりました。試合したコスチュームのままホテルに戻り、それを脱いで洗濯機に入れてシャワーして部屋干ししてまたイベント会場に戻る。これって、洗濯&シャワーに拘るレスラーからしたら最高級のルーティンなんですよね。全国の会場がそうであって欲しいと熱望するところです。そんな広島では12月にはダブプロレス年内最終戦BUMP BUMP REVOLUTION 20があります。20回目に相応しく、ゲスト選手も666さんから宮本裕向選手、NOAHさんからかなり久しぶりにYO-HEY選手、HAYATA選手の参戦が決まりました。2人ともダブプロレスの歴史を語る上では欠かせない存在です。自分もダブに参戦し始めた頃からYO-HEYも近野剣心とのギンギンボーイズで活躍していて、試合でも試合後もよく飲んでたので物凄く思い入れがありますし、ダブプロレスの雰囲気を完全に体現しているなと感じるので、今回の広島BLUELIVEと言うライブハウスでは正に音と酒と闘いのダブプロレスを乗りこなしてくれるでしょう!音と酒と闘いからインスパイアされて更にRAVE要素を高めた独自イベントである『大阪ミクスチャ』もコロナ禍を経て何となく再始動しておりまして、次は来年の2月2日(日)昼に名古屋で行います!名古屋の繁華街栄や錦辺りのテレビ塔西隣にあるUたっぐEと言うクラブで開催です。このイベントのコンセプトにバッチリとハマる場所です。

  •  17日、東京みやこ・王子BASEMENT MON☆STARにてTTTプロレスリング『CONVあいしーTION SPECIAL』が開催。藤田ミノルが藤原しゅうおうを制してインディー統一無差別級王座の4度目の防衛に成功した。 藤田ミノルは現在インディープロレス界を荒らし回るベルトハンターとして大活躍しており、8月大会でインディー統一無差別級王座戴冠を果たしたことでユニオンMAX王座とのシングル二冠王に。 かつてターザン後藤さんが掲げた“インディー統一”の夢を叶えるべくはたあげげされたTTTにとって、先にその夢を達成しかねない藤田は真っ先に潰さねばならないターゲットだ。 藤田は今月頭に右手親指を骨折するも、「休めないんすよねぇ~」の一言で手術を蹴って右手をギプスでガチガチに固めながら試合に出続けるという根性を見せている。 この日、藤田に挑戦したのは同じくTTTの外敵である藤原しゅうおう。 しゅうおうは【ゴキブリ商会】なる悪の組織を率い、意味不明な演説で観衆を洗脳しようとするタイプのサイコヒール。 藤田は今年8月にしゅうおうを破って王座戴冠を果たしており、2人はそれ以来の対戦。種類の違う奇人・変人の対決とも言えるこのカードは勝敗が読めない好カードとして期待が寄せられていた。 試合が始まると、しゅうおうがすぐに場外にエスケープして間を取ったり、ゴキブリ商会の仲間たちの介入を断って正々堂々の闘いを要求したりと真意の読めない言動で藤田に揺さぶりをかける。 しかし、中盤からはしゅうおうが藤田の右手親指を容赦なく攻め続ける非情さを見せ、得意のバックドロップから奥の手中の奥の手であるムーンサルト・プレスを解禁するなど全力ファイト。さらに必殺の100%メロ~ンジュース(※ハイアングル・パワーボム)を狙うが、一瞬のすきを突いた藤田がロープに足をかけながらのスクールボーイですりーかうんとを奪った。 勝利した藤田がマイクを求めるも、しゅうおうが勝手にマイクを取って「藤田ミノル選手、貴方がゴキブリ商会に入りたいっていうオーラがビンビンに伝わってきます。藤田ミノル、本日をもちましてゴキブリ商会に加入ということで」と本人の意志を無視して自身のユニットに加入させる。 藤田が困惑する中、ガッツ石島がリングに上って12月28日の後楽園ホール大会で挑戦を表明。

  •  17日、東京みやこ・王子BASEMENT MON☆STARにてTTTプロレスリング『CONVあいしーTION SPECIAL』が開催。【神橋】神崎ユウキ&橋之介が【クレイジーラバーズ】竹田誠志&塚本拓海のタッグ王座へ挑戦が決まった。 TTTプロレスリングは、故・ターザン後藤さんが掲げた“インディー統一”の遺志を受け継ぐガッツ石島がはたあげげした団体。90年代インディーの空気を色濃く残したディープなメンバーが参戦しており、令和最新型の“平成”を創り上げている。 今年12月28日には後楽園ホールへ初進出が決まっているなど勢い付いているTTTだが、勢いが付いてしまったことでインディー界の猛者が集結することに。至宝たるインディー統一シングル王座は藤田ミノルに、インディー統一タッグ王座は【クレイジーラバーズ】竹田誠志&塚本拓海に奪われてしまっている。 そんな中、気を吐いているのはTTTの若手である【神橋(しんきょう)】神崎ユウキ&橋之介のタッグ。 神崎はかつて全日本プロレスの練習生として研鑽を積み、デビュー戦の日取りまで決定していた。しかし、急性硬膜下血腫で倒れてデビューが流れ、その後に退団。俳優に転向しまかいでプロレスと再び出会った上でプロレスラーとして復帰を果たした。 橋之介はプロレス界の名脇役として名を馳せた故・ウォーリー山口さんの実子。父の後ろ盾を使うこと無くデビュー時から一貫してフリーとして活動し、泥水をすすり続けてきた孤高のハイフライヤーだ。 2人ともプロレスラーとしてのスタートは輝かしいものとは言えなかったが、ともにTTTに入団して“インディー統一”という下剋上の野心を胸にいだいたことで覚醒。地べたからプロレス界のトップを目指す志を持つようになった。 この日、神橋は塚本拓海&SAGATとタッグマッチで対戦。外敵からのタッグ王座奪還に燃える2人にとって、塚本と対峙するこの試合は絶対に落とせない勝負だった。 試合は神橋の2人がスピードと手数で勝っていくが、塚本&SAGATはパワーファイターらしくどっしりと受け止めて強烈な一撃で跳ね返していくという展開が続く。特に塚本は神橋の2人の覚悟を試すかのように苛烈な攻撃を見せ、肉体的にも精神的にも強く追い込んでいく。 神崎が捕まる展開となるも、橋之介がくうちゅうさっぽうを駆使して救出。

  •  18日、東京みやこ・TDCホールにて神取忍還暦記念イベント『神取忍還暦祭り~人生もう1度、これからも真向勝負』が開催された。 神取は、全日本選抜柔道体重別選手権3連覇という柔道の猛者でありながらオリンピックを目指さず当時振興団体であったジャパン女子プロレスへ入門。1986年8月17日に同団体のはたあげげ戦でデビューを果たした。 北斗晶やブル中野といったライバルたちとの歴史的死闘、女子初の総合格闘技L-1での優勝、天龍源一郎との男女の壁を超えた激戦などの数々の伝説をリングで残した。今や一般的な形容表現として使われている「心が折れる」という言葉を創り出すなどリング外での言動での伝説も多い。 そんな神取を指し、人は彼女を“女子プロレス最強の男”や“ミスター女子プロレス”といった型にはまらない二つ名で呼ぶ。 この日は神取の還暦記念大会ということもあり、豪華ゲストが集結。 ステージパフォーマンスのコーナーでは氣志團が『One Night Carnival』を、嶋大輔が『男の勲章』を、バブルガム・ブラザーズのBro.KORNが『WON’T BE LONG』を熱唱するなど地上波歌番組並のラインナップに。 祝福のビデオメッセージの放映タイムでは、ジャガー横田、立野記代、ブル中野、紅夜叉、倖田來未、大黒摩季が登場。最後に出てきた北斗晶からは「神取忍、あんたに3つ言いたいことがある。1つ、私は今でもあんたのことが大嫌い。2つ、あんたの私服っていつもチンピラみたいですごく変。だから私も今日チンピラみたいな服着てやった。3つ、ただ1つあんたに感謝をするとするならば。同じ時代に生まれて神取忍と試合が出来たこと。それは感謝する。だからあんたも感謝しな!神取忍、還暦おめでとう」という熱いメッセージが贈られた。 さらに、今大会では神取忍&井上貴子が静岡県駿東郡清水町のふるさと大使に任命されることが発表。 神取&貴子は同所で『カンドリーファーム』という農場を運営しており、関義弘町長の要請に応えて大使就任が決定。任命式では大歓声が上がっていた。 メインイベントでは、神取忍&梅咲遥&みずなみりょうvs堀田祐美子&中森華子&なつぽいの6人タッグマッチが実施。神取は還暦の赤いちゃんちゃんこを意識してか、珍しく赤いコスチュームで登場。 試合は序盤から神取と堀田という長年のライバル対決が実現。