エピソード
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母が亡くなってから11年目の今年、ついに私は母の日をすっかり忘れて、普通の日曜日を過ごしました。母の日は、母を亡くした人たちには、その存在以上に、不在を感じてしまう日かもしれません。私の「母の日忘れた記念日」の体験と、オンライン上で開催されている「死んだ母の日展」(https://mmmm.sososhiki.jp)という、亡くなった母親への思いを言葉にして展示する企画もご紹介しています。
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日本でもすでに25万部発行のベストセラー『DIE WITH ZERO』を読んで、喜びを先送りするのをやめて、カリブ海クルーズに行ってきました。”DIE WITH ZERO(ゼロで死ぬ)”の精神で行ったカリブ海で、ゼロで死ねない自分を痛感する出来事もありました。死というテーマは、いつも生き方を考えるきっかけをくれますが、この本は、生き方をお金の面から考えさせて行動するきっかけをくれました。
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エピソードを見逃しましたか?
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私の父が亡くなって、1年が経ちました。
グリーフケアの専門家、デイビッド・ケスラーは、「悲しみに時間軸はない」と言います。この1年を振り返って気づいたこと、友人から教えてもらったこと、悲しみと時間について感じたことをお話ししています。
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ペットロス、という言葉では、ペットの死という喪失がなぜそれほどに辛く苦しいものかを推しはかることはできません。ペットロスを含む、社会から理解されにくく、認められにくいグリーフを、アメリカの老年学の学者、ケニス・ドカは「公認されない悲嘆(Unfranchised Grief)」という言葉で表しました。ペットロスについて自分なりに少し調べたことをシェアさせていただきました。
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第50回目となるエピソードは、世界でひとつのオリジナル会葬礼状の執筆を専門とする葉月美雨さんをゲストにお迎えして、インタビュー形式でお届けします。
父の死をきっかけに出会うことができた葉月さんから、会葬礼状ライターとなるきっかけ、思い出に残るエピソード、新しくスタートする「栞-shiori」や、ペットロスの心をケアするお取り組みについてもお話を聞かせていただきました。「夢は、オリジナル会葬礼状を、その方のお孫さん、ひ孫さんに読んでもらえること」と語る葉月さんの言葉をぜひお届けできたらうれしいです。
ゲスト:葉月美雨(はづき・みう)さん
会葬礼状ライター
編集・ライターとして20年の経験を持ち、現在は世界でたったひとつのオリジナル会葬礼状のライティングを専門とする。ご遺族から亡き人への感謝と思い出のこもった文章を紡ぎ、これまでに1,605名の方の人生に寄り添う会葬礼状を執筆。2021年3月、ペットロスに苦しむ家族の心のサポートを目指して「虹の橋ゆうびん館」を開設。2023年11月には、葬儀社を介さない執筆依頼の声に応えて、オリジナル会葬礼状サービス「栞 - shiori」をスタートしている。
オリジナル会葬礼状「栞 - shiori」@ココナラ
https://coconala.com/users/3554439
虹の橋ゆうびん館
https://nijinohashi-yubinkan.com
X(旧Twitter)
https://twitter.com/Miu__Hazuki -
11月というのは、1年の終わりを感じ始める季節なので、死と生についてこうして考えるには良いタイミングな気がします。アルフォンス・デーケン先生が上智大学で「死の哲学」を教え始めた頃は、死はタブーとされていましたが、今はどう死ぬか考えてくださいという時代になっているようです。死生学は「死について学ぶことは、そのまま死までの生き方まで考えること」というデーケン先生の言葉を胸に、少しだけ一緒に考えてみていただけたら嬉しいです。
年末までにすることや、番組へのご感想やコメントをぜひ聞かせてください:https://forms.gle/7qwwmifA9DGmWduN8
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先日、山口県の仙崎という港町にある、詩人の金子みすずさんの記念館に行ってきました。金子みすずさんの詩は、全ての命の源までを包むような世界観が広がっていて、とても心に残ったのでシェアさせてください。
お気に入りの詩、番組へのご感想やコメントをぜひ聞かせてください:https://forms.gle/7qwwmifA9DGmWduN8
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ミシガン大学教授で、健康や幸福度、ウェルビーイングについて行動科学の観点から研究するヴィクター・ストレッチャー博士の講演を聞いて、「Purpose (パーパス)」は、「私が人生で大切にしたいこと」であって、人生の困難を経て立ち現れて、日々立ち戻る場所でもあることに気づきました。
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臨床心理士の東畑開人さんの著書「聞く技術 聞いてもらう技術」から「聞いてもらうこと」の大切さを知り、弱さを開くヒントと勇気をもらったように思いました。
今回の質問:「今、誰かに聞いてもらいたいことはありますか?」
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自分の弱さや脆さをなんとか隠して、強くなろうと抗いがちです。でも、弱さと強さは裏表で、抗うよりもほんの少し心を開くことで、他者との見えない繋がりや支えに気づくことができます。「弱さ」を巡る、私のささやかな出来事と、心理学者と医学博士の言葉を紹介しています。
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広島の平和記念公園にある慰霊碑に、国や言葉や信条が違う人たちが皆、手を合わせて祈る姿を眺めていた時、ふと「祈るってなんだろう」と考え始めていました。
グリーフケア人材養成講座で学んだキリスト教の祈りについて、そして私の思う日常の祈りについて、お話しさせていただきます。
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風もないのに、神社の鳥居にかかっているしめ縄に結ばれている4本の紙垂(しで)のうち、1本だけがゆらゆらとはっきり揺れていました。「目には見えなくても、近くに感じる」亡き母の誕生日の朝の感動をそのまま言葉にしたくて、お話をさせていただきました。
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揺れる紙垂の様子、若松英輔さんの本の紹介はnoteをご覧ください:https://note.com/reikoimao -
葬儀などの直後の忙しさや混乱が落ち着くと、日常が戻ってきますが、自分のグリーフワークとして、そしてグリーフケアの学びを深めるためにも意図的に取り組んだことがありました。
そのひとつが「集中内観」です。
集中内観では、1週間、スマホなど一切の情報を遮断して、1日15時間を内観法と呼ばれる手順に沿って、自分と身近な人との関係において自分はこれまでどういう態度や行動をとってきたか、相手の立場に立って事実を客観的に見ていきます。
恐る恐るトライした集中内観で、いろんな思い込みが外れて、感情が溢れてくるような経験をさせていただくことができました。
内観法について詳しくは:
瞑想の森内観研修所 http://naikanhou.com
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以前に何度か私の父の話をシェアさせていただいたことがありますが、その父が亡くなりました。今回のエピソードでは、知らせを聞いた時のこと、そこからの自分の気持ち、頭の中を巡っていることをお話ししています。驚き、諦め、安心、涙も笑いも全部ある、現在進行形の私のグリーフをもし良かったら聞いてやってください。
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第40回目となる今回のエピソードは、翻訳家でライフコーチの、うつつさん、こと赤司桂子さんをゲストにお迎えして、インタビュー形式でお届けします。
うつつさんが翻訳をされた、世界的ライフコーチのアラン・コーエンさんの著書で、2500年前の中国の哲学者、老師の教えをアランさんの言葉で語った『タオと共に生きる』について、後半には、うつつさんの人生を変えたアランさんとの出会い、日常やお仕事で大事にしていることについてもたっぷりお話を聞かせていただきました。
ゲスト:赤司桂子さん(うつつさん)
翻訳家/ライフコーチ
日本の大学を卒業後、アメリカ・シアトル大学コミュニケーション学部で学位を取得。語学力や国際経験を生かし、会社員生活を送った後に、ふと目にしたアラン・コーエン認定ホリスティックライフコーチ養成プログラムの募集に直感に導かれて受講。現在は、ライフコーチ(桜水現実 おうすい・うつつ)としての活動と共に、アラン・コーエン日本事務局の代表として、プログラムの主催等も行なっている。翻訳書に、「タオと共に生きる ―老子から学ぶ、混乱から脱し、これからの世界を生き抜くための叡智―」「癒しのマスター・キー ―内なる力が目覚める―」共にアラン・コーエン著(ナチュラルスピリット社刊)がある。
スピリットファースト アラン・コーエン日本事務局
https://spiritfirst.com
*アラン・コーエンさんのプログラム、来日セミナーはこちらから。
桜水現実のサクラサク(うつつさんBlog)
https://ameblo.jp/oosui -
日本では、文化的に仏教の教えに倣った死者供養をすることが多いかと思います。私はある時まで、定型的な儀式、というイメージしかありませんでしたが、2015年に、臨済宗の僧侶で作家の玄侑宗久さんの講演をお聞きして、そのイメージがガラッと変わりました。
その時のお話を思い出しながら、中陰法要、年忌法要の別名に込めれた、残された人達(私達)が生きていくための支えになるメッセージをシェアさせていただきます。
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死生学やグリーフケアについて学んでいると、「ナラティブ」「ナラティブ・アプローチ」、日本語にすると「物語」という言葉がとてもよく登場します。
医療におけるナラティブ・アプローチは、治療との両輪として、患者さんのケアに用いられていますが、どうやらナラティブの概念はもっととても大きいようです。今回のエピソードでは、大きなナラティブ、自分自身や他者の理解の助けになるコミュニケーションとしてのナラティブを、自分の体験も含めて、ご紹介しています。
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グリーフケアの学びの中で、スピリチュアリティやスピリチュアルケアを、学問的、臨床的な文脈で教わり、考える機会があったのですが、「スピリチュアル」という言葉が日本では独特なニュアンスで広まっているように感じていたので、ポッドキャストでは意識的にその言葉を使わないようにしていました。
でも、本来とても大切なものですし、医療の現場では、患者さんのスピリチュアリティへの配慮がますます重要視されるようになってきている今なので、世界/欧米社会の「spiritual」と、日本の「スピリチュアル」のギャップも含めて、グリーフケアの学びの中で知った、今の私なりの理解をお話しています。
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この秋から、上智大学大学院の聴講生(正式には科目等履修生)として、「死生学研究」の授業を受講しています。
受講にあたって、なぜ死生学を学びたいのかを振り返る機会があり、その時に考えたことをお話しさせていただいています。
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前回のエピソードを聞いてくださった方が、ご自身のお気持ちや体験をシェアしてくださいました。
そのいただいたメッセージと、J -WAVEから聞こえてきた「夏葉社」の島田潤一郎さんの言葉をご紹介しています。
*「夏葉社」の島田潤一郎さんがお話された内容はこちら。
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