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2日、東京みやこ・後楽園ホールにて『スターダムはたあげげ14周年記念大会 STARDOM Supreme Fight in KORAKUEN 2025 Feb.』が開催。上谷さやが鈴季すずを制してワールド・オブ・スターダム王座の初防衛に成功した。 上谷はアイドルとして培ってきた美貌と運動神経でベビーフェイスの道を突き進んで来たが、自身のユニット【Queens Quest】の事実上の崩壊、ファンからの誹謗中傷問題などもあり、さらに心の傷を広げた上谷は闇堕ち。刀羅ナツコ率いる悪の軍団【H.A.T.E.】に加入し、残酷で傲慢で妖艶な女王様と化してしまった。 狂気を深めていく上谷は師でもあり仇敵でもある中野たむとの抗争を展開し、昨年12月にはたむを撃破してついに赤いベルト(※ワールド・オブ・スターダム王座)をその腰に巻いた。 上谷は1月の後楽園ホールにて、以前からライバルとしてしのぎを削ってきた鈴季すずを初防衛戦の相手に指名し「跪いて足を舐めろ」と要求。 これを受けたすずは足を舐めると見せかけて噛みつき「おうおう、お前足くせーぞ?きもちわりっ。お前ちゃんと風呂入ってっか?もしかしてお前、風呂キャンセル界隈か?もしかしてマコモ湯とか浸かっちゃってる?足メチャクチャくせーんだよ!」とキレッキレの煽りで対抗。“美人なのに足が臭い”というレッテルを貼られた上谷は限りない恥辱を受けていた。 試合は序盤から激しい場外戦となり、上谷が「テメーのほうがくせーんだよ!」とすずの頭から水をぶっかけた上で顔をベロリと舐めて消毒。これにブチ切れたすずがエプロン上でのパイルドライバーでぶっ刺し、観客から奪った傘で殴打。ラフファイトの攻防は一日の長あるすずが制する。 闘いの場がリングに戻ると、互いに雄叫びを上げながらゴツゴツとしたヘッドバッド合戦を展開。これを制したすずが雪崩式ジャーマン・スープレックスからロコモーション式ジャーマン3連撃からバズソーキック。ダメ押しとばかりにコーナーに上っていくが、上谷が雪崩式フランケンシュタイナーで切り返す。 さらに上谷がリバース・フランケンシュタイナーで頭から突き刺すが、すずもすぐに起きてリバース・フランケンシュタイナーで反撃。それでも折れない上谷がさらにリバース・フランケンシュタイナーからスター・クラッシャーを決めてすりーかうんとを奪った。
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2日、東京みやこ・後楽園ホールにて『スターダムはたあげげ14周年記念大会 STARDOM Supreme Fight in KORAKUEN 2025 Feb.』が開催。【NEO GENESIS】スターライト・キッド&AZM&天咲光由がアーティスト・オブ・スターダム王座戴冠を果たした。 最強のユニットを決める意味合いもあるアーティスト・オブ・スターダム王座(※6人タッグ王座)は、【COSMあいしー ANGELS(コズエン)/最上級トリオ】中野たむ&なつぽい&あのうサオリが所持。3人ともアクトレスガールズ時代からの関わりが深く、愛憎の限りを尽くすドロドロの抗争を経て強い絆で結ばれている。 この日、最上級トリオに挑戦したのは【NEO GENESIS】スターライト・キッド&AZM&天咲光由。 NEO GENESISは20代の若い選手たちでスターダムの新しい時代を創るべく驀進するギャルユニットであり、キッドはワンダー・オブ・スターダム王座(※白いベルト)、天咲はフューチャー・オブ・スターダム王座(※若手王座)、星来芽依がハイスピード王座を持つなどユニットとしても確かな結果を残してきている。 試合はNEO GENESISの奇襲に始まるが、最上級トリオもすぐに態勢を立て直して3人でのコンビネーションで対応。人生キャリアで勝る王者組が一気呵成に押し込んでいく展開となるが、NEO GENESISもサブミッションの三重奏で逆転。終盤戦まで一進一退の攻防が続いていく。 最後に勝負を託されたのはあのうとAZM。AZMが腕関節への一点集中攻撃を積み重ねていくが、たむ&なつぽいが救出してあのうとともにジャーマン・スープレックスの三重奏。さらになつぽいがフェアリアル・ギフト、たむがタイガー・スープレックス・ホールド、あのうがタンタンドルと畳み掛けていくがAZMは気迫のキックアウト。あのうはポテリングで決めにかかるが、天咲が救出してAZMと合体DDT。最後はAZMがダブルアーム式カナディアン・デストロイヤーからあずみ寿司を決めてあのうからすりーかうんとを奪った。
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30日(木)、川崎・シードリング道場にて練習生の『せいな』と『ゆき』がプロテストに初挑戦。南月たいよう代表と中島安里紗マネージャーが見守る中で基礎の運動、受け身、ロープワークなどこれまでの練習の成果を披露し、最後はスパーリングが行なわれた。ひと通りのメニューを終えると、ゆきは「今日初めてスパーリングで(せいなから)1本取れたことが、自分の中ですごい成長でした。これからも1分1秒、精進し続ける人になります」。せいなは涙ながらに「自分が決めきれなかったのは本当に悔しいです。でも“負けたくない”っていう気持ちは誰にも負けないと思ってます!」とそれぞれコメント。 審査員による協議が終わると、南月は「せいなは不合格です。プロテスト受かるってことは、もうプロになるわけで。まだ試合ができるレベルに達してないから」と理由を説明。しかし足の負傷をおしてのプロテスト挑戦には「すごく気迫も感じられたし、気持ちがちゃんと伝えられるなと思いました」と一定の評価も与え、2月中の再テストを通告する。中島はせいなに対し「今日“やる選択”をしたのは私はすごい成長だと思うし、そういうせいなが初めて見れたから良かったと思いました。しっかり積み重ねていけるように日々頑張ってください」と次回に期待を寄せた。 続いて南月は「ゆきに関しては“まだ△かな”という。基礎体力はしっかりついてるけど追試していいですか?」と追加メニューが緊急決定。光芽ミリアと花穂ノ利による投げの連発から南月もリングに上がり、ゆきの顔を張って挑発すると、ゆきは張り手やドロップキックの連発を繰り出していく。 南月は「その気持ちを最初から自分で出せるように。伝えなきゃ。今の気持ちを忘れずにこれからも努力して、素晴らしいレスラーになっていってください。闘いのある『魂の女子プロレス』ができるようにこれからも頑張りましょう。合格です!」。中島はゆきについて「私は最初から合格だったんですけど…(笑)。基礎体も完璧で受け身もしっかりしてたし、何より“絶対に受かるんだ”って気持ちが最初から見えてたので。強い思いがいいなって思ったんだけど、スパーリングで1本取れなかったところでちょっと心が折れそうになってる瞬間が見えてしまったのが。最後1本取り返してたのが良かったと思うし、ここからだと思うので。
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3ついたち、東京みやこ・後楽園ホールにて『ジャイアント馬場没25年追善〜太陽ケア引退試合〜 木原文人リングアナデビュー35周年記念大会』が開催。太陽ケアが約30年の現役生活に幕を下ろした。 太陽ケアはハワイからジャイアント馬場さんに直訴して全日本プロレスに入団。1994年11月26日にデビューし、三冠ヘビー級王座戴冠、2度のチャンピオン・カーニバル制覇、7度の世界タッグ王座戴冠など輝かしい結果を残してきた名選手。2013年にハワイ大学で経営学を学ぶべくプロレスの最前線からは離れ、以降はスポット参戦で日本のファンの前に姿を見せていた。 2023年6月にはケアが4年ぶりに来日して鈴木みのる&MAZADAらと一夜限りのGURENTAI再結成を果たしていたが、2025年1月3ついたちを以ての引退を発表。ゆかりある馬場さんの没25年追善大会でリングを去ることになった。 ケアの引退試合はメインイベントにて実施。この試合はジャイアント馬場没25年追善&和田京平レフェリーデビュー50周年記念の冠をつけられた特別な試合。太陽ケア&鈴木みのる&MAZADA with NOSAWA論外vs秋山準&丸藤正道&小島聡という“あの頃”の全日本プロレスを思わせる6人タッグマッチで行われた。 試合はケアと秋山によるじっくりとしたグラウンドに始まり、全日本の道場で何万回と繰り返したであろう基礎に忠実なレスリングを見せていく。 小島とみのるが逆水平チョップでバチバチと打ち合う中、闘いは場外戦へと発展。放送席の小橋建太さんのもとへとなだれ込み、みのるが小島を差し出すものの小橋さんはチョップを拒否。しかし、小島がリバースしてみのる、ケアを差し出すと小橋さんも笑顔で強烈な逆水平チョップ。その後はGURENTAIの面々で小島の顔面を踏みつける光景を論外がスマホで記念撮影を行うなど明るく楽しい光景が広がる。 最後はケアと秋山の対面に。真っ向からのエルボー合戦を展開し、ケアがTKOを決める。しかし、これを返した秋山がニーパッドを下ろしてのランニングニー、エクスプロイダー、リストクラッチ式エクスプロイダーと畳み掛けてすりーかうんとを奪った。 試合後にはケアの引退セレモニーが行われ、川田利明、渕正信、TARU、むとう敬司と縁の深い面々が花束を贈呈。 ケアは「まずは、ジャイアント馬場さんに感謝の言葉を贈りたいです。
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3ついたち、東京みやこ・後楽園ホールにて『ジャイアント馬場没25年追善〜太陽ケア引退試合〜 木原文人リングアナデビュー35周年記念大会』が開催された。 今大会は、1999年1月3ついたちに亡くなったジャイアント馬場さんの追善興行。さらに木原文人リングアナデビュー35周年記念、大仁田厚デビュー50周年記念、和田京平レフェリーデビュー50周年記念、太陽ケア引退試合と様々な記念的試合が盛り沢山。 往年のプロレス界を彩った名選手たちがおおぜい登場することもあり、今大会は東西のバルコニーから南側客席の後ろまで立ち見客がギッチリという文字通りの“超満員”となった。 大会オープニングでは、ジャイアント馬場追善セレモニーが実施。 登壇者(敬称略)は、天龍源一郎、川田利明、田上明、小橋建太、ザ・グレート・カブキ、グレート小鹿、百田光雄、タイガー戸口、和田京平、福田明彦、西永秀一、秋山準、丸藤正道、井上雅央、太陽ケア、嵐、北原光騎、浅子覚、大森隆男、本田多聞、こしなか詩郎、渕正信、大仁田厚、松永二三男、倉持隆夫、梅垣進、大隅良雄、緒方理咲子、緒方公俊、タイガー・ジェット・シン(※映像出演)。セレモニー後にはドリー・ファンクじゅにあも映像でメッセージを送った。 そしてケアは引退セレモニーで「ジャイアント馬場さんに感謝の言葉を贈りたいです。ありがとうございます。僕を拾ってくれたことは、馬場さんにとってはチャンスでもありギャンブルでもあった。でも、馬場さんがいなければ今ここに私はいません。馬場さんは僕のことを信じてくれた。僕自身が育つまで僕を信じてくれた。僕は自分のためにも闘っていたが、馬場さんのためにも闘っていた」と馬場さんへの熱い思いを熱弁。 そして「あなたたちがいなければ、全日本プロレスというものもないし、新日本プロレスというものも無かった。すべてはあなたたちのおかげです!それがあってこそ自分は自分の夢を叶えることが出来た。日本のファン、どうもありがとうございました!」と馬場さんの時代からプロレスを支えてくれているファンに向けて感謝の言葉を叫んだ。
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DDTプロレスが1月29日、東京・千代田区の神田明神文化交流館で若手ナンバー1決定リーグ戦『D GENERATIONS CUP 2025』に向け記者会見を行い、Aブロックでは2023年覇者の正田壮史が優勝をキッパリ口にした。 同リーグ戦にはAブロックで中村圭吾、正田壮史、イルシオン、石田有輝、BブロックでTo-y、高鹿佑也、夢虹、須見和馬の計8選手が出場。2・4&2・5新宿、2・8横浜、2・9仙台で公式戦を実施し、各ブロックの最高得点者同士により、2・23後楽園で優勝決定戦を行う。優勝者は4・6後楽園でその時点のKO-D無差別級王者(現王者はクリス・ブルックス)に挑戦する権利が与えられる。クリスは3・20後楽園での防衛戦(挑戦者は未定)を控えており、その勝者が「DGC」覇者の挑戦を受けることになる。 Aブロックで出場する正田は、これまでの実績で一歩リードした感があるが、「2023年優勝して、今年出るとなって、僕の目標がクリスの持つKO-D無差別級をとるっていうことです。その次に目標としているのは、このDDTの若手が勢いがあって、強いっていうのを、DDTを見てくれてる人に改めて知らしめたいと思ってるし。DDTを見てない人にもこのDGCの戦いで伝えていきたいなって思っています。2023年に優勝してますし、大学卒業間近、文系の僕が計算をし尽くした結果、優勝するイメージしか沸かないんで。このブロックのなかで、一人、スティーブ・ジョブズみたいにうろちょろ歩いてる邪魔くさい、はしごを外すような人間(イルシオン)が、いるんですけど。ほかの出場者も全員自分が優勝したいって思ってると思うんで、僕もその一人ですし、今年のDGCは今までにない最高傑作になると思ってます。そして、最高傑作のDGCを締めくくるのは正田壮史です」と言い切った。 その正田と遺恨抗争を続ける悪党軍団ダムネーションT.Aのイルシオンは「史上最低レベルのクソリーグ戦。でも俺が立ってやることで、多少ましに見えるだろうな。石田、見た目も力士だかラッパーだか分かんないけど、おめえが目指してるのは何だ? 土俵なのか? ステージなのか? 何も分からない。オイ、ハゲ(中村)! てめえに2回も刻み込まれた傷を、おめえに負けたのを絶対取り返す。おまえをぶっ潰してやるからな。正田! おまえは何だその顔は。
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DDTプロレスが1月29日、東京・千代田区の神田明神文化交流館で若手ナンバー1決定リーグ戦『D GENERATIONS CUP 2025』に向け記者会見を行い、Bブロックでは高鹿佑也が不退転の思いを吐露した。 同リーグ戦にはAブロックで中村圭吾、正田壮史、イルシオン、石田有輝、BブロックでTo-y、高鹿、夢虹、須見和馬の計8選手が出場。2・4&2・5新宿、2・8横浜、2・9仙台で公式戦を実施し、各ブロックの最高得点者同士により、2・23後楽園で優勝決定戦を行う。優勝者は4・6後楽園でその時点のKO-D無差別級王者(現王者はクリス・ブルックス)に挑戦する権利が与えられる。クリスは3・20後楽園での防衛戦(挑戦者は未定)を控えており、その勝者が「DGC」覇者の挑戦を受けることになる。 昨年12・28両国でのKO-Dタッグ王座決定戦でTo-yに敗れ、王座奪取ならなかった高鹿は「両国でのタイトルマッチで負けて、すごい悔しい思いをたくさんしてきて。バーニングがなくなって、遠藤(哲哉)さんもいなくなって。自分を変えるチャンスは今回のDGCしかないと思ってます。この間(1・19)の品川大会で、秋山(準)さんが試合後、“おまえならいけるよ。大丈夫だ”って言ってくれて。その思いに応えるには、リング上で結果を出すしかないと思ってるので。今回のリーグ戦、Bブロック全員、腕をへし折って、ギブアップ言わせて。反対のAブロックで勝ち上がった人間の腕もへし折って、ギブアップ言わせて。DGC、頂点を獲って、2025年は高鹿佑也の年にします」と力を込めた。 昨年の「DGC」覇者で、KO-Dタッグ王座に君臨するTo-yは「僕はDGCで優勝して、クリスさんに恩返ししたい。(1・19)品川大会で戦ったときの興奮、スリル、気持ちよさ。忘れられない。あんな気持ちにしてくれたのはクリスさんが初めて。だからこそ、クリスさんに恩返しして、KO-D無差別級のベルトをTo-yの色に塗りつぶします」と優勝した後のKO-D無差別級王座獲りを見据えた。 須見は「DGC毎回思うような結果が出なくて悔しい思いをして。でも、今年のDGCは自分しかできない戦い方をして必ず勝つ。このBブロック、3人見たとき、自分にしかないもの何かなと考えたとき、僕にはスク~ルボ~イがある。このスク~ルボ~イで僕がてっぺんになりたいと思いました。
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29日、新宿FACEにて『#Evolution新宿FACE大会30~プロレスリングEvolution 諏訪魔新社長就任記念大会~』が開催。諏訪魔と石川修司がシングルマッチで激突した。 諏訪魔と石川のタッグチーム“暴走大巨人”は全日本プロレスの世界タッグ王座を幾度も戴冠。諏訪魔のユニット『Evolution』をベースに『女子プロレスラー育成プロジェクト』がスタートすると、株式会社ステータスが出資する形で株式会社Evolutionが2022年に設立される。諏訪魔&石川がプロデューサー兼コーチとして就任し、2023年3月3ついたちにプロレス団体『Evolution(通称:エボ女)』がはたあげげされた。 だが全日本プロレスと業務提携しているものの、色々あってなかなか所属選手が全日本に上がりづらい状況となり、2024年1月末で石川が全日本を退団しEvolutionのGMに就任。 これにより暴走大巨人も離れ離れになるのかと思われたが、エボ女の所属選手達により諏訪魔がママ、石川がパパとして仲睦まじく家族写真を撮っている姿などが投稿され、2024年いっぱいで諏訪魔は全日本プロレス専務執行役員を辞任して今年1月ついたちよりEvolutionの代表取締役社長となった。 この日は新体制発足にともない新宿FACE初進出。500人近い観客でチケットが完売になる中で、社長となった諏訪魔とGMの石川がシングルマッチを行うことに。 ショルダータックルのぶつかりあいから場外戦になると、観客の眼の前でラリアットの打ち合いが行われるとあまりのど迫力に観客から大きな歓声が沸く。 諏訪魔がスロイダーで投げれば石川もファイアーサンダーで突き刺し、最後は石川がドラゴンスープレックスからカミゴェを叩き込んだところで時間切れ引き分けとなった。 試合を終えた石川は「諏訪魔は今日で今月2試合目?別に試合の多さがどうこうじゃなくて、今の俺だったら簡単に諏訪魔に勝てると思ったけど、諏訪魔の社長に対する意地?めちゃめちゃ試合中感じました。でも、これからはやっぱちっちゃい会社の社長なんで。中でも、外でも、誰よりも汗かいて、頑張ってくれれば、俺もそうだし、みんなもついてくると思うんで。
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29日、新宿FACEにて『#Evolution新宿FACE大会30~プロレスリングEvolution 諏訪魔新社長就任記念大会~』が開催。メインイベントでは“戦うバービー人形”Chi Chi(ちーちー)の持つセンダイガールズワールドジュニア王座に“ビートストライカー”八神蘭奈(やがみらんな)が挑戦した。 Chi Chiは全日本プロレスの諏訪魔が社長を、石川修司がGMを務めるEvolutionで2023年3月にデビュー。3歳から20年以上クラシックバレエを続けており、お嬢様かと思いきや女子プロレス界トップクラスの気の強さとバービー人形を彷彿とさせるコスチュームのギャップで一躍人気レスラーに。 デビュー戦からゆうと戦い、その後も様々な強豪との試合で急成長を遂げると、2024年にキャリア3年未満の選手によって争われるセンダイガールズ『じゃじゃ馬トーナメント』を制覇。その勢いのまま11月にセンダイガールズワールドジュニア王座を戴冠し、2024年の1年間で104試合とキャリア1年半とは思えない試合数をこなした。 対する八神ははしゅりに憧れてスターダムへ入門し、2023年12月にプロレスラーデビュー。双子の妹と名乗っている"闘うドラマー”RANNAはバンドでドラムの演奏をしながら、プロレスと演劇を融合したハイブリッドエンターテイメント『魔界』にて犬江親兵衛役として出演していた。 2人はプロレスリングWAVEが主催するシングルリーグ戦『CATCH ざ WAVE 2024』に出場し、6月の静岡大会で初対戦も時間切れドローに。ブロック1位決定戦で再戦し、腕ひしぎを極めた八神が勝利。 今年1月3日のスターダム有明大会でさくらあやを相手に同王座を防衛したChi Chiの前に八神が現れ「去年の夏、CATCH ざ WAVEでChi Chiから白星上げたこの八神蘭奈がいるってこと忘れてんじゃないの?自分はそのベルト挑戦する権利あると思う。どこでもどんな場所でも挑戦しに行ってやるよ」と宣言すると、Chi Chiは「覚えてるよ。このベルトに挑戦したいんだったら、スターダムのリング好きじゃないから、うちのリング来る?丁度プロレスリングEvolution新体制になったから、うちのリング上がってよ」と、この日の興行での王座戦を決定した。
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29日、新宿FACEにて『#Evolution新宿FACE大会30~プロレスリングEvolution 諏訪魔新社長就任記念大会~』が開催。第1試合ではChikaがデビュー戦を行った。 Chikaは164cm100kgの柔道家。4歳より柔道を始め、団体戦ではインターハイ3位、個人戦では関東二位になり講道館杯に出場をした実績を持っている。『Hey!Say!JUMP』の山田涼介さんを推しており、ライブで着ていた中で1番好きな赤のチェックの衣装をモチーフにコスチュームを制作したという。 デビュー戦の相手はパワーファイターの松本浩代となったが、Chikaがショルダータックルを受けきり逆になぎ倒すファイトを見せ会場大熱狂。ビンタやエルボーで一進一退の攻防となるが、最後は松本がラリアットから逆エビ固めでギブアップを奪った。 Chikaのパワーに松本は「今までデビュー戦何回かしてるんですけど、ものが違う。タックル1つでビックリしましたね。今日Chika選手と出会えてよかったです。彼女まだまだポテンシャルいっぱいあると思うんで、早く、女子プロ界の中心、ここまですぐ上がれると思うんで。今日デビュー戦やらせてもらえてほんとに嬉しいです」と大興奮。 Chikaは「すごい不安もあったんですけど、練習でやってきたことは全部出せたかなって思ってます。まだまだ練習不足のところがいっぱいあるし、やっぱり先輩にはまだまだかなわないなって。こんだけの体格差あっても、勝てないもんなんだなって。体力もそうだし、筋力ももっとつけて、これからもっと頑張っていきたいと思います。柔道やっていて払い腰が得意技という部分で、払い腰を決めれたのはすごい上手くいったなって思ったところで、逆に上手くいかなかったところは、もう全部って言ったら変なんですけど、足りないところは補っていけたらなって思います」と思いを語った。
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26日、千葉県・幕張メッセにて全日本プロレス『ニューイヤーウォーズ2025』が開催。斉藤ジュンが安齊勇馬を下して三冠ヘビー級王座の初防衛に成功した。 双子の大相撲力士レスラー【SAITO BROざRS】斉藤ジュン&斉藤レイはともに190cm 110kg超えの大型選手として全日本の未来を背負って2021年6月にデビュー。 体格に恵まれただけではなく実力やビジュアル面も折り紙付きの2人だが、お茶目なその性格も愛されており、地元・ミヤギテレビの『OH!バンデス』の1コーナーである『TAXIめし リターンズ』で兄弟揃ってレポーターを務めてお茶の間の人気者になるなどプロレス界をDOOMしつつある。 ジュン&レイは世界タッグ王座を保持しているが、兄のジュンは昨年12月にデイビーボーイ・スミスじゅにあを下して全日本の至宝・三冠ヘビー級王座を戴冠して五冠王に。デビューから約3年半で全日本の頂点にまで上り詰めた。 そんなジュンの前に立ちはだかったのは、同じく全日本の未来である安齊勇馬。 安齊はジャンボ鶴田さんや諏訪魔ら数々の名プロレスラーを輩出してきた名門・中央大学レスリング部出身であり、華々しい成績を残して鳴り物入りで2022年に全日本プロレスに入団。 端正な顔立ちに188cm 105kgという恵まれた体格を持ち、将来の全日本プロレスのヘビー級エースとしての期待を背負って活躍。昨年3月には史上最年少記録を更新(24歳10ヶ月)して三冠ヘビー級王座戴冠を果たした。 今年初のビッグマッチとなる幕張メッセ大会のメインは、ともにキャリア3年前後の選手によって争われることに。どちらが勝っても全日本の明るい未来を見せられるカードとなった。 試合はじっくりとしたグラウンドに始まるが、ジュンが場外戦に持ち込んで圧倒。 ジュンはボディスプラッシュやビッグブーツなど体格差を活かしたパワーファイトで制圧にかかるが、安齊は武器であるジャンピング・ニーを信じて乱れ打ち。ジュンがエプロンへのチョークスラムを決めれば、安齊も雪崩式ジャーマン・スープレックスを見舞うなど大技のぶつかり合いでも互いに一歩も引かない。 安齊はドラゴン・スープレックスから三沢式フェイスロック、ギムレットと必殺技で畳み掛けるが決めきれず。
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26日、千葉県・幕張メッセにて全日本プロレス『ニューイヤーウォーズ2025』が開催。MUSASHIが“ミスター斉藤”土井成樹を制して世界ジュニア王座奪取を果たした。 土井は2022年9月にどらごんげーとを退団してフリーへ転身。全日本プロレスを主戦場の1つとして定め、ジュニア戦線のトップに君臨。昨年7月に2度目の世界ジュニア王座戴冠を果たしている。 昨年5月には土井は母親の旧姓が“サイトウ”であることを理由に、元大相撲力士の双子レスラー・斉藤ジュン&斉藤レイが結成していた【SAITO BROざRS】に合流。ともにプロレス界をDOOMしつつある。 今回土井に挑戦したのはMUSASHI。 MUSASHIは昨年2月にみちのくプロレスを退団してフリーとなり、全日本プロレスに上陸。当初は“外敵”と見られ警戒されていたMUSASHIだが、持ち前の人当たりの良さも手伝っていつの間にかイジられキャラに。現在は皆から“むーちゃん”と呼ばれて愛されている。 そんなMUSASHIだが、昨年7月に土井の持つ世界ジュニアに挑戦表明を行った際に「お前所属じゃなくてフリー選手やろ?」と挑発されたことを受け、その場で福田社長に直訴して入団を認めさせた。所属となったMUSASHIが“外敵”土井に挑戦するも、その際は敗れてしまった。 そんなMUSASHIも全日本への愛を深めていき、今年1月には選手会副会長に就任。責任感も増した中で再び土井の前に立ち、至宝奪還へと臨んだ。 観衆へのアピール合戦から始まる明るく楽しい序盤戦が展開されるも、土井は得意の首攻めで試合を組み立てて変形卍固めやグラウンドで変形蜘蛛絡みとグラウンドで圧倒。 MUSASHIは逆水平チョップやトラースキックなどの打撃技で対抗していき、ノータッチ・トペ・コンヒーロで逆転。必殺のエストレージャ・フトゥーロを発射するも、これはかわされて自爆。それでも攻勢を崩さないMUSASHIが奥の手の二天一流を狙うが、土井はさかうちで切り返して丸め込みで翻弄。DOI555からバカタレスライディングキックと畳み掛ける。 土井は奥の手のマスキュラー・ボムを狙うが、MUSASHIが必死の抵抗。土井のバカタレスライディングキックをかわしたMUSASHIがトラースキック連打からエストレージャ・フトゥーロ。さらに二天一流を決めてすりーかうんとを奪った。
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26日、千葉県・幕張メッセにて全日本プロレス『ニューイヤーウォーズ2025』が開催。宮本裕向が芦野祥太郎を下してGAORA TV王座の2度目の防衛に成功した。 GAORA TV王座は、全日本プロレス最高峰の三冠ヘビー級王座に次ぐシングル王座として2012年にPWF認定のもとで創設。団体内外の若手主力選手が目指す王座として争われている。 現王者の宮本裕向は、暗黒プロレス組織666所属の外敵王者。喧嘩自慢の元暴走族であり、掣圏真陰流トーナメント優勝を果たすなど格闘家としての実力も確か。“デスマッチヤンキー”の異名を取るデスマッチファイターでありながら、ホームの666では奇妙でコミカルな試合をすることが多いトータルファイター。 昨年秋に開催された『王道トーナメント』で無念の欠場となった諏訪魔の代わりに出場したことで、諏訪魔らのユニット【バカの時代】の面々と縁が生まれて全日本にレギュラー参戦中だ。 今回、裕向の持つGAORA TV王座に挑んだのは芦野祥太郎。 芦野は末期のれっするわんを支えたエースであり、全日本参戦後には諏訪魔に師事し、後に正式入団を果たして“王道”の魂が覚醒。2023年にはチャンピオン・カーニバル優勝を果たすが、優勝決定戦後に左腕の骨折が発覚。そのまま長期欠場に入り2024年1月に復帰するも、トップ戦線からは離れて前座に甘んじる1年を過ごした。 全日本の“明るく楽しい”の部分が強い【バカの時代】に対し、芦野は「プロレスに安い笑いはいらない」と真っ向から反発。 ホームの666では様々なキャラクターに扮してファンを笑顔にしている裕向は「俺らは笑われてるわけでも笑わせてるわけでもない。お客さんを笑顔で帰すのがエンターテイメント」と自らの立ち振舞いに誇りを持って芦野と対峙する覚悟を語っていた。 ひたすらにシリアスな芦野に対し、裕向もおふざけ一切なしで応じてグラウンドでじっくりと組み合っていく。 芦野は無骨なエルボースマッシュ連打から得意の足攻めに引きずり込んでアンクルホールド。裕向もこれを抜け出してカウンターのファイヤーサンダーを見舞うが、芦野は一歩も引かずにラリアット、バックドロップと連撃。さらにアンクルホールドで決めにかかるが、裕向はサムソンクラッチのように丸め込んで切り返す。
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26日、東京みやこ・新木場1stRINGにてマリーゴールド『New Years Golden Garden 2025』が開催。“大恐竜”タンクが“大怪獣”ボジラに敗れてマリーゴールド追放が決まった。 現在マリーゴールドを騒がせているのは、“大怪獣”ボジラ、“大恐竜”タンクの超大型外国人選手2人。 ボジラは元ECWのウルフ・ヘルマンの娘であり、スターダムで赤いベルトを巻いたりRIZINに乱入したりと日本でも名を売ったアルファ・フィーメルの秘蔵っ子。181㎝・91kgと女子選手の中では規格外の体格を誇り、無類の強さを以て大暴れ。昨年5月のマリーゴールドはたあげげ戦から継続参戦しており、団体のアイコンの1人となっている。 タンクは180cm・90kgの体格に筋骨隆々のバキバキボディを持つ世界トップレベルのパワーファイター。オランダを拠点に世界各地のリングに参戦しており、初来日&初参戦となった今年1月3日の大田区総合体育館大会でボジラとともにいきなりツインスター王座を戴冠。ボジラ&タンクの世界最大級女子タッグに、奇妙なマネージャー・メガトンを加えた3人組はマリーゴールドの新勢力として旗を揚げた。 しかし、ボジラ&タンクは今月19日の後楽園ホール大会にて高橋奈七永&山岡聖怜に敗北し初防衛に失敗。 試合中の誤爆もあった上にタンクがデビュー5戦目の聖怜に敗れたことにブチ切れたボジラは試合後に「お前のせいでベルトを失った!」と怒鳴りながらタンクをタコ殴りに。タッグ解散どころか互いに憎み合う関係となっていた。 その後も因縁を深めていった2人は、新木場大会で決まっていたシングルマッチをルーザー・リーブ・マッチとすることを宣言。敗れた選手はマリーゴールドを去らなければならなくなった。 試合はロックアップでの力比べやショルダータックルでのぶつかり合いといった真っ向勝負に始まるが、ボジラが場外戦へと引き込んで観客席のイスを蹴散らしながらの殴り合いへと発展。互いに向かい合わせにイスを並べて座りながらのビンタ合戦を展開していく。 リングに戻るとバチバチのラリアット合戦を展開して意地を張り合っていくが、タンクの必殺のスピアーをかわしたボジラがセントーン。最後はボジラがタンクをランニング・ライガー・ボムで叩きつけてすりーかうんとを奪った。
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長崎県警察本部は今年1月10日に、地元長崎市出身のプロレスラー、大仁田厚に一日通信司令官を委嘱して、110番通報の適正な利用を呼びかけるイベントを行ったが、その際に公開でYouTube動画の撮影も実施し、この度公開となった。 県警によると、昨年の110番通報の受理件数は約9万5500件。そのうち、2割程度が緊急性のない通報や、無言、いたずら電話だったという。県民に正しい110番通報の利用や、#9110番の相談電話の利用を呼びかける動画を作成することになり、長崎県警察本部の道場で撮影された。道路標識と、危険表示バリケードテープで作られた即席リング。実況と解説、そしてレフリーまで、県警本部の警視がこなす。対戦相手にバリアフリープロレス(障がい者も楽しめるプロレス)HERO所属のワイルド・ベアーを迎え、さまざまな110番のケースをプロレスを通して表現した。編集は県警本部が行ったが、これがなんとも、プロレス愛にあふれた動画に仕上がっている。 大仁田は、「立ち入り禁止の黄色いテープと駐停車禁止の標識で作ったリングで、手作り感がすごいんだよ。警察官がリングアナをやったんだけど、プロ顔負けでさ。小さい頃テレビでプロレス中継見てたのかなぁって。」と微笑み、「交通事故や事件など、緊急の現場に向かうのが遅れてしまいますから、いたずら電話は絶対にやめてください。相談電話は、110番ではありません。#9110番ですよ。」と話した。
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地元広島で、ひとりのご当地レスラーが11年のプロレスラー人生に幕を下ろした。デビル.ザ.マジシャンはこれまで、大仁田厚の電流爆破やふりーだむすなどの広島大会に参戦してきた、プロモーター兼ご当地プロレスラーだ。「広島の人に自分が大好きなプロレスを楽しんでもらえたら」と、ヒーローショーなどでマジックを披露しながら、プロレスラーの道へ進んだ。 2階席も埋まり、2,000人越えの超満員となった広島グリーンアリーナで開催されたビッグマッチには、鈴木みのる、ウナギ・サヤカらも参戦し、マジシャン引退に花を添えた。 メインイベントは、新春最強爆破デスマッチと題され、大仁田厚、雷神矢口、岡田剛史 VS デビル.ザ.マジシャン、葛西純、マンモス佐々木による、流星ロケット爆破+ロープ&電流爆破バットの試合形式で行われた。本来は大仁田組に、西村修が参戦する予定だったが、一昨日より体調が悪化し欠場となった。 試合は序盤から、大仁田がマジシャンにロープに押し込まれ被弾した上、電流爆破バットも喰らう大仁田組劣勢の立ち上がり。これに反撃した大仁田は、マジシャンのマスクを破る暴挙に出たのち捕らえ、矢口がマジシャンめがけて爆破バットを振り下ろす。これを間一髪で葛西がマジシャンを庇う形で飛び込み被爆。葛西が初めて電流爆破の洗礼を受けた。これで戦力を削がれたマジシャン組は、マジシャンが攻められ続ける展開に。矢口から爆破バットを浴び、岡田から攻められ、更に大仁田、矢口のダブルブレーンバスターも返し、意地をみせるマジシャンに、会場から大きな声援が飛ぶ。しかし最後は、大仁田、矢口からのダブル電流爆破バットを喰らい、16分4秒、マジシャンはマットに沈んだ。試合後大仁田は、「マジシャン、ありがとうな。この大会の宣伝に散々利用されましたけど(笑)。利用されても良いや、と思える、そんな男です。」と話し、マジシャンは、「1年前からこの大会を企画して、葛西選手に電流爆破をお願いしたら、二つ返事で出てもらえました。西村選手も、絶対行くよといって下さってましたが、東京から応援してくれていたと思います。そして最後に大仁田さん!自分みたいなのを電流爆破のリングに上げてくれて、ありがとうございました!また、11年間のご声援、本当にありがとうございました!」と話した。
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DDTプロレスが1月26日、東京・後楽園ホールで『NEW YEAR, NEW HERO. 2025~新たな物語がはじまる~』を開催した。うえのゆうきがDDT UNIVERSAL王者のグリンゴ・ロコを破り、丸2年ぶりに同王座を奪還。3月20日、後楽園での『はたあげげ28周年記念興行』で実施される初防衛戦の挑戦者に“プロレス王”鈴木みのるを指名した。 グリンゴは昨年11月10日(日本時間1ついたち)の米ワシントン大会でやましたみゆ(王者)、ニック・ウェイン(挑戦者)との3WAYマッチを制して王座戴冠。その後、2度の防衛に成功し、まんをじして来日。DDT初参戦に当たって、上野との対戦を希望した。 上野は場外に飛び込んでフランケンシュタイナー、スワン式飛び付きフランケンシュタイナーとアグレッシブに空中技を仕掛けていく。グリンゴもスパニッシュフライを繰り出し、驚異的な身体能力を発揮。その後、グリンゴはエプロンでのシットダウンひまわりボム、トップロープからのラ・ケブラーダ、雪崩式ファルコンアローと難易度の高い技を次々に決め猛攻。しかし、踏ん張った上野は顔面へのドロップキック、リバース・フランケンシュタイナーからWRをさく裂させてすりーかうんとを奪取した。試合後、両者は米国でのリマッチを約束して握手を交わした。 上野は「僕がこのベルトを持ってどうしようと考えたとき、真っ先にやりたい人が思い浮かびました。その人とは(昨年11・17大崎で)1度しか試合したことなくて。その人と戦うにはこんな宝物が必要だと思ってました。この僕の大事なベルト、宝物を持って戦いたい人は鈴木みのる! このUNIVERSALのベルト、宝物をかけて僕と遊ぼう」とプロレス王を指名。 ここで、彰人GM代行は「鈴木さんの意向もあるから、前向きに調整するから、いったん持ち帰らせてもらって」と鈴木との交渉に当たることを明言した。 バックステージで上野は「このUNIVERSALのおかげで、グリンゴ・ロコという素晴らしい選手が、僕とベルトをかけてやるため、日本にまで来てくれました。米国でもやりましょう。ベルトを持ったとき、やりたいことが2つありました。一つは1ヵ月、米国でもメキシコでもどこでもいいから、丸々行かせてくれよって。だけど、今の僕に必要なのは世界を感じる1ヵ月じゃなく、鈴木みのる。1回やっただけで恋に堕ちたんで。
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DDTプロレスが1月26日、東京・後楽園ホールで「『NEW YEAR, NEW HERO. 2025~新たな物語がはじまる~』を開催した。DDT EXTREME王者のだんしょくディーノがゴージャス松野をしりぞけ、V2に成功。3月20日、後楽園での「はたあげげ28周年記念興行」で飯野雄貴と“禁断”の防衛戦に臨むことが決まった。 ディーノvs松野の一戦は1カウントフォールで決着する「人生の煌きルール」で実施され、御年63歳の松野にとっては厳しい試合形式となった。ディーノは執ようにアームロックで攻めていくも、松野は意地でエスケープ。ディーノが強烈な垂直落下式ブレーンバスターを敢行も、松野はカウント0で返す。ディーノがファイト一発、1度抱きしめてからだんしょくドライバーにいくが、これも松野はカウント0で返していく。ディーノのリバースえび反りジャンプは自爆。松野は掟破りの逆リップロック、ゴージャス・スーパースターエルボーから背中を押さえていく。態勢を入れ替えてフォールを狙うも、ディーノが首固めで切り返して1カウントを奪い勝利した。 試合後、彰人GM代行が「次のタイトルマッチは3月20日、後楽園になります。このタイミングでやってほしい選手がいます。その人とやってください」と言うと、2023年10月までフェロモンズでともに戦ってきた飯野が登場。 彰人GM代行が「このカードは会社が避け続けてきたカードです。このタイミングで、みんなの記憶からフェロモンズが消え去る前に、あなたたちのシングルマッチが見たいんですよ」と言えば、ディーノは「飯野雄貴とシングルマッチするタイミングはアタシが決める。おめえが決めることじゃねぇ」と回答。 飯野は「彰人さんから戦ってほしいと言われて、ここに立ってますけど。会社に(フェロモンズを)辞めさせられた、ディーノにやらされた…。違います。自分の意思でやってましたよ。彰人さんがやってほしいから出て来い? 違います。自分の意思でだんしょくディーノのEXTREMEのベルト、挑戦したいんです」とキッパリ。 彰人GM代行が「この試合に関しては僕が全責任を取ります。何したっていい。どんなことになってもいい。今までで過去最高のEXTREMEの試合を見せてください」と言えば、ディーノは「やりたいことをやるだけだ。何が起こってもいいんだな? 一つ条件がある。
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DDTプロレスが1月26日、東京・後楽園ホールで『NEW YEAR, NEW HERO. 2025~新たな物語がはじまる~』を開催した。KO-D無差別級王者のクリス・ブルックスが“大巨人”石川修司との死闘を制し、2度目の防衛に成功した。 2回行われた前哨戦では石川が圧巻の2連勝をマークし、クリスの劣勢は免れなかった。開始間もなく、場外戦となると、石川がDDT、イスに座らせてクロスボディを叩き込む。リングに戻ると、ステープラーの打ち合いに。クリスはトペを敢行し、場外にテーブルをセットするも、石川に切り返され、テーブル上へのファイアーサンダーを食らう。石川がテーブルの破片で攻撃すると、クリスが流血。クリスは雪崩式ダブルアーム・スープレックス、チョップ、キックの連打からダイビング・ダブルニーもカウントは2。さらにクリスはそうまとう、プレイングマンティスボムもカウント3は奪えず。オクトパス・ストレッチ狙いは、石川が返してファイアーサンダー一閃。激しいエルボー、張り手の応酬になり、石川が投げ捨てジャーマン、ニーリフト連発、スプラッシュマウンテンもクリスは死力を振り絞って返す。クリスは飛びついてオクトパス・ストレッチに入ると、グラウンドに移行。ガッチリ絞め上げると、石川がたまらずタップした。クリスは握手を求めるも、石川は拒んで退場。 彰人GM代行(今林久弥GMが不在のため)から「次のタイトルマッチ、3月20日、後楽園での28周年大会になります。誰かやりたい人はいますか?」と問われると、クリスは「たくさんの人と試合したい。10人ぐらいの人とやりたい。ボコボコにされて何も考えられない。ちょっと考える時間をください」と回答。彰人GM代行が「2月23日、後楽園までには一人に絞ってもらっていいですか?」と発言すると、クリスは「それでいいです」と了承した。 ここで、クリスは「みんな、(勝った)イシカワの歌が聞きたかったよね? 私もちょっと聞きたかった。イシカワさんやらないから、私の歌やるのがいいかな?」と言うと、Queenの曲を歌い出す。すると石川が戻ってきて、一緒に歌うまさかのエンディングに。歌い終わると、2人はガッチリ握手を交わした。 バックステージでクリスは「イシカワさん、一番強い。一番怖い挑戦者は一番面白い。前に対戦して、ずっとシングルマッチやりたかった。
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26日、ベルサール高田馬場にて『STARDOM AWARD 2024 in TAKADANOBABA ~Day2 試合~』が開催。第6試合では『ワンダー・オブ・スターダム選手権次期挑戦者決定戦』あのうサオリvs吏南が行われた。 昨年末のスターダム両国国技館大会でスターライト・キッドが、デビューから9年5度目の挑戦で悲願のワンダー・オブ・スターダム王座(白いベルト)を戴冠。今年に入りあのうサオリと吏南がキッドに狙いを定めていたが、1・19大阪大会で吏南があのうからすりーかうんとを奪い「キッドの首は私が取るんだよ。邪魔してんじゃねえよ!」と吐き捨てる。これにあのうも「おいクソガキ、オマエいい選手やなあ。いいよ、キッドより先にアンタと闘ったるわ」と応じ、この日のシングルマッチが決定した。 試合はお互い一進一退のハイスピードな攻防となり、あのうが極楽固めで捕らえれば吏南もハイドレンジア(=グラウンド卍固め)と一歩も引かず。吏南がムチを持ち出し背中に連打から、卍固めで捕らえたまま変形さかうち。これを返したあのうが投げっぱなしジャーマンからポテリングを狙うも、これをジャックナイフで切り返した吏南がすりーかうんとを奪った。 唖然としながらあのうは「お前、最高のクソガキやな。よーく覚えとくわ」と吐き捨てリングを後に。 入れ代わりにキッドがリングに上がると「同期なのに、なんだかんだ初シングルマッチかな?私、アーティストもあったりとちょっと近辺は忙しいんで、次のビッグマッチ、ワンダー賭けてやろうよ」と王座戦を決定する。 これを受けて吏南は「次のビッグマッチって事は、私のホーム宇みやこ宮でいいってこと?チャンピオンなんて忙しいの当たり前なんだよ。私だって、学校との二刀流でここまで結果出してんだよバーカ!初防衛戦だかなんだか私には知ったこっちゃねーんだよ。一回でベルトとるのが本物だ。私が次の宇みやこ宮で本物だってわからしてやるから」と、18歳現役高校生の吏南が出身地である2・24ライトキューブ宇みやこ宮大会を指定。 キッドは「宇みやこ宮、吏南のホームね。持ってるねぇ~。吏南のホームグラウンドで、ワンダーチャンピオンの強さと、厳しさ、しっかり叩き込んでやるわ。そして、私もこのベルトを手に入れるまで、両立?学校とプロレスしながらも9年かかってんだよ!同期ならよくわかんだろ?楽しみにしてるよ。
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