Episoder
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デカルト編の第2話です。
デカルトが生きた16世紀・17世紀のヨーロッパは、それまでの中世の世界観が少しずつ崩れ始め、新しい価値観や思想が生まれていった時代でした。
そんな時代に裕福な家庭に生まれたデカルトの学生時代はどんなものだったのか?
「さすがデカルト!」と叫びたくなるようなエピソードが満載です!
【目次】
0:00 1話目の布石多すぎ?!デカルトは「中世の大気圏」を突破できたのか?
6:57 時代背景:ルネサンス・宗教改革を経てヨーロッパは激動の時代へ・・・
12:09 お作法なんて関係ない!17世紀の哲学者はみんな自由なフリースタイル!
18:30 貴族の家系に誕生。体は弱いが頭は良かった幼少期
24:47 進学校でのエリート教育!友達も多く世渡り上手なデカルトの少年時代
32:10 学校の勉強を疑いまくったデカルトが行き着いたのは数学だった
【X(旧Twitter)】
・日本一たのしい哲学ラジオ
https://x.com/tanotetsu
感想などを「#たのてつ」でツイートしてもらえると泣いて喜びます!
・しながわ
https://x.com/kosuke_shina
・タッシー
https://x.com/tasshi_drummer
【主な参考文献】
◎おすすめ参考文献
『デカルト入門』 (ちくま新書) 小林 道夫
https://amzn.asia/d/2raa6KH
『デカルト入門講義』 (ちくま学芸文庫) 冨田 恭彦
https://amzn.asia/d/4hlCwtQ
『哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀』上野 修
https://amzn.asia/d/100rdzB
『省察』 (ちくま学芸文庫) ルネ・デカルト、山田 弘明 (翻訳)
https://amzn.asia/d/6IYLesI
『方法序説』 (岩波文庫) ルネ・デカルト、谷川 多佳子 (翻訳)
https://amzn.asia/d/0Ml5aZy
◎その他の主要な参考文献
『デカルト哲学とその射程』 小林 道夫
https://amzn.asia/d/cqtvj8t
『デカルトの生涯 〈校訂完訳版〉』 アドリアン・バイエ他
https://amzn.asia/d/dNrPkyb
『人間デカルト』 アンリ・グイエ
https://amzn.asia/d/fu3j0vF
『デカルトはそんなこと言ってない』 ドゥニ・カンブシュネルhttps://amzn.asia/d/gTwOx2i
『方法序説: ほか』(中公クラシックス) ルネ・デカルト、野田 又夫 (翻訳)
https://amzn.asia/d/860Ms9x
『デカルト形而上学の成立』 (講談社学術文庫) 村上 勝三
https://amzn.asia/d/dS9cof0
【おたよりお待ちしています!】
ご意見や誤りの指摘、二人への質問や要望は、コメント欄か下記「おたより箱」からいただけますと幸いです。
▼おたより箱
https://forms.gle/Rv7YPGDb9LobiTMd8
※哲学の専門家でも研究者でもない二人ですので、誤解や知識不足によって間違ったことを言ってしまうこともあると思います。その際は優しくご指摘いただけるとうれしいです。
【プロフィール】
■タッシー
高知県高知市出身。2006年~2018年までAqua Timezのドラマーとして活動。バンド解散のタイミングで、1度きりの人生なんだから全く違った形で社会に関わってみたいとの思いから、友人の紹介で(株)LiBに入社し、40歳で初めて会社員となり、しながわと出会う。年齢関係なく、アンラーニング・リスキリングは十分可能であることを証明するため日々奮闘中で、リベラルアーツにも少しずつ興味が出始めてきた哲学初心者。
■しながわ
東京都昭島市出身。「哲学を勉強したいな〜」と思い、京都大学総合人間学部に進学。しかし大学で学ぶ哲学にはなかなか興味が持てず、法学部に転部。司法試験に合格し、大手法律事務所で弁護士として働く。『日本一やさしい法律の教科書』など、法律の入門書を3冊出版。現在は(株)LiBでキャリアに関わる仕事をしつつ、(株)COTENの歴史調査チームで歴史や思想の調査にも従事。ビジネスパーソンや経営者向けのコーチとしても活動中。
【BGM提供】
・フリーBGM・音楽素材MusMus様 https://musmus.main.jp/
【字幕作成】
・Vrew様 https://vrew.voyagerx.com/ja/
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いよいよ近代シリーズに突入!今回はデカルト編の第1話です。
しながわにとって、ルネ・デカルトは自身の進路をも決定づけた思い入れの深い哲学者です。
そしてそのデカルトは、人類史上もっとも壮大なプロジェクトを立ち上げた男と言っても過言ではありません。
デカルトが抱いた構想とはどんなものだったのか?「我思う、ゆえに我あり」という有名な言葉だけでは決して語り尽くせない、デカルト思想の本質に迫ります!
【目次】
0:00 デカルトとのなれそめ:20年近くしながわがデカルトを愛する理由
7:46 デカルトの凄さは「我思うゆえに我あり」だけじゃない!
13:21 デカルトが目論んだ「あり得ないほど壮大なプロジェクト」
19:40 「哲学の木」というデカルトの学問観
28:53 デカルトが選んだ最強の武器は「数学」だった!
31:42 振れ幅が広すぎて一言では言い尽くせない謎の人物
36:54 このシリーズはNHKの名番組「その時歴史が動いた」風味でお届けします!
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『デカルト入門』 (ちくま新書) 小林 道夫
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『デカルト入門講義』 (ちくま学芸文庫) 冨田 恭彦
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『哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀』上野 修
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『方法序説』 (岩波文庫) ルネ・デカルト、谷川 多佳子 (翻訳)
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『デカルト哲学とその射程』 小林 道夫
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『デカルトの生涯 〈校訂完訳版〉』 アドリアン・バイエ他
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『人間デカルト』 アンリ・グイエ
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『デカルトはそんなこと言ってない』 ドゥニ・カンブシュネルhttps://amzn.asia/d/gTwOx2i
『方法序説: ほか』(中公クラシックス) ルネ・デカルト、野田 又夫 (翻訳)
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『デカルト形而上学の成立』 (講談社学術文庫) 村上 勝三
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※哲学の専門家でも研究者でもない二人ですので、誤解や知識不足によって間違ったことを言ってしまうこともあると思います。その際は優しくご指摘いただけるとうれしいです。
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■タッシー
高知県高知市出身。2006年~2018年までAqua Timezのドラマーとして活動。バンド解散のタイミングで、1度きりの人生なんだから全く違った形で社会に関わってみたいとの思いから、友人の紹介で(株)LiBに入社し、40歳で初めて会社員となり、しながわと出会う。年齢関係なく、アンラーニング・リスキリングは十分可能であることを証明するため日々奮闘中で、リベラルアーツにも少しずつ興味が出始めてきた哲学初心者。
■しながわ
東京都昭島市出身。「哲学を勉強したいな〜」と思い、京都大学総合人間学部に進学。しかし大学で学ぶ哲学にはなかなか興味が持てず、法学部に転部。司法試験に合格し、大手法律事務所で弁護士として働く。『日本一やさしい法律の教科書』など、法律の入門書を3冊出版。現在は(株)LiBでキャリアに関わる仕事をしつつ、(株)COTENの歴史調査チームで歴史や思想の調査にも従事。ビジネスパーソンや経営者向けのコーチとしても活動中。
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中世哲学シリーズにいただいたコメント・おたよりを読む雑談回です。
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2024年1月から始まった古事記シリーズにいただいたコメント・おたよりを読む雑談回です。
よろしければ古事記シリーズを聴き直してから、本エピソードもお聴きください!
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2024年7月で「日本一たのしい哲学ラジオ」は一周年を迎えました!いつも聴いてくださっているリスナーの皆さまのおかげです、本当にありがとうございます!
そして今回のメインテーマは、タッシーによる「Aqua Timez再結成」の話。
しながわが興味津々で「再結成の瞬間」の出来事を細かく深堀りしたら、思いがけないスクープが!Aqua Timezの再結成は実際にはどんな風に決まったのかを、タッシーが本邦初公開で語ります。
【目次】
0:00 祝1周年&ポッドキャストランキング1位!10:55 祝Aqua Timez再結成!!16:39 本邦初公開!!「Aqua Timez再結成」が決まった瞬間をタッシーが語る29:18 会社員、ポッドキャストパーソナリティ、ミュージシャンの三刀流!34:57頃 しながわの素朴な疑問「ライブってどうやって行くの?」
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トマス・アクィナス編の最終話です。
最終話ではついに、「自己伝達性・自己拡散性」という善の本質について解説します。
この本質がわかると、第1話から話している「世界は善に満ちている」というトマス哲学の世界観の意味が、より深く理解できるようになります。
最後に、実際にしながわの人生においてトマス哲学がどう役に立っているか、子育ての身近な例を交えながら紹介していきます。
【目次】
0:00 これまで学んできたことの振り返り
4:18 「自己伝達性・自己拡散性」という善のすばらしき本質
11:29 ボクもキミも「善」の自己伝達!
23:10 家族に軟禁された時、トマスはすべての感情を味わった?
30:10 トマス哲学を学んでタッシーが思い出した名曲「青い空」
34:50 しながわが「世界は善に満ちている」と確信できた理由
39:46 しながわ実体験:子育てにも役立ってしまうトマス哲学
【主な参考文献】
◎おすすめ参考文献
『トマス・アクィナス 肯定の哲学』山本 芳久
https://amzn.asia/d/4Zq68jC
『世界は善に満ちている: トマス・アクィナス哲学講義』山本 芳久
https://amzn.asia/d/9lOh4kZ
『トマス・アクィナス――理性と神秘』 (岩波新書) 山本 芳久
https://amzn.asia/d/3YvxnI4
『トマス・アクィナス』 (講談社学術文庫) 稲垣 良典
https://amzn.asia/d/dI7wW9F
◎その他の主要な参考文献
『聖トマス・アクィナス』 (ちくま学芸文庫) G.K.チェスタトン
https://amzn.asia/d/1uH1eSR
『トマス・アクィナス「神学大全」』 (講談社学術文庫) 稲垣 良典
https://amzn.asia/d/af8j4y1
『哲学の歴史〈第3巻〉神との対話―中世』
https://amzn.asia/d/fsNXwJC
『アウグスティヌスとトマス・アクィナス』 エティエンヌ・ジルソン, フィロテウス・ベーナー
https://amzn.asia/d/5njmmu0
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■しながわ
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トマス・アクィナス編の第9話です。ここまで人間の感情、神の感情についてお話をしてきましたが、今回は、人間でもあり神でもある存在、イエス・キリストの感情を扱います。
舞台となるのは新約聖書に登場する「ゲッセマネのキリスト」と呼ばれる場面です。ユダによる裏切りにあい死に追いやられる少し前、イエスは自らの死を予感し、嘆き悲しみました。
自らの死を恐れるイエスの姿から見えてくるのは、弱さと強さを兼ね備えた人間の本質と、単なる「論理的思考」とはまったく異なる次元の理性の意義でした・・・。
イエスの姿と理性とがどうつながっていくのか?ぜひお楽しみください!
【目次】
0:00 人間と神の感情の話を終え、最後はイエス・キリストの感情に迫る!
6:37 死を前にして取り乱すイエス・キリストのリアルな姿
10:46 「本性としての意志」と「理性としての意志」
15:29 イエスが「人間の弱さ」を携える意義とは?
22:03 理性の真骨頂はロジカル・シンキングではない?!トマス解説からわかる「理性」の本当の意味
【主な参考文献】
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『トマス・アクィナス 肯定の哲学』山本 芳久
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『世界は善に満ちている: トマス・アクィナス哲学講義』山本 芳久
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『トマス・アクィナス――理性と神秘』 (岩波新書) 山本 芳久
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『トマス・アクィナス』 (講談社学術文庫) 稲垣 良典
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◎その他の主要な参考文献
『聖トマス・アクィナス』 (ちくま学芸文庫) G.K.チェスタトン
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『トマス・アクィナス「神学大全」』 (講談社学術文庫) 稲垣 良典
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『哲学の歴史〈第3巻〉神との対話―中世』
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『アウグスティヌスとトマス・アクィナス』 エティエンヌ・ジルソン, フィロテウス・ベーナー
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トマス・アクィナス編の第7話です。
前回までは人間の感情の話をしてきましたが、今回は「神の感情」についてお話します。そもそも、キリスト教の伝統的な神学においては、「神には感情がない」とされてきましたが、それはどういう意味なのでしょうか?
そして、そもそも「神には感情がない」と言い切ってしまって本当によいのでしょうか?伝統的な神学を大切にしながらも、「神の愛」の意義を説き、そこから人間の理想的な生き方を導き出すトマスの哲学に注目です!
【目次】
0:00 感情は「受け身」でしか生じない?ギリシア語とラテン語に隠されたヒミツ
8:54 「神には感情がない」というキリスト教の正統教義、納得できる?
14:20 トマスの得意技が炸裂!「分ける」手法で神の愛を鮮やかに説明する
26:53 人間も「神のような能動的な愛」をもつことができる!
33:58 「悟りの境地」を目指すのではなく、欲望や感情を大切にするトマスの哲学
【主な参考文献】
◎おすすめ参考文献
『トマス・アクィナス 肯定の哲学』山本 芳久
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『世界は善に満ちている: トマス・アクィナス哲学講義』山本 芳久
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『トマス・アクィナス――理性と神秘』 (岩波新書) 山本 芳久
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『トマス・アクィナス』 (講談社学術文庫) 稲垣 良典
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◎その他の主要な参考文献
『聖トマス・アクィナス』 (ちくま学芸文庫) G.K.チェスタトン
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『トマス・アクィナス「神学大全」』 (講談社学術文庫) 稲垣 良典
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『哲学の歴史〈第3巻〉神との対話―中世』
https://amzn.asia/d/fsNXwJC
『アウグスティヌスとトマス・アクィナス』 エティエンヌ・ジルソン, フィロテウス・ベーナー
https://amzn.asia/d/5njmmu0
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■しながわ
東京都昭島市出身。「哲学を勉強したいな〜」と思い、京都大学総合人間学部に進学。しかし大学で学ぶ哲学にはなかなか興味が持てず、法学部に転部。司法試験に合格し、大手法律事務所で弁護士として働く。『日本一やさしい法律の教科書』など、法律の入門書を3冊出版。現在は(株)LiBでキャリアに関わる仕事をしつつ、(株)COTENの歴史調査チームで歴史や思想の調査にも従事。ビジネスパーソンや経営者向けのコーチとしても活動中。
【BGM提供】
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※今回、マイクの不備により通常より音質が悪い状態です。申し訳ありません。(イヤホンをつけずに聴いていただくと、少し聴きやすくなります)
トマス・アクィナス編の第7話です。
神・イエス・キリスト・人間のすべてを扱い、全巻で数十冊にも及ぶ『神学大全』は、壮大で華麗なゴシック建築にもたとえられます。
そのように聞くと「難しそう・・・」を思いがちですが、扱っているテーマの』中には、「富があれば幸せになれるのか?」など、私たちが生きて行くうえで興味をもてるものもたくさんあります。
また、この本の大きな特徴は、様々な問題がすべて「一定のリズム・パターン」で論じられていること。
そのため、この「リズム・パターン」さえわかってしまえば、自分が知りたいと思うテーマを選んでそこだけ読んでみることができるので、意外ととっつきやすい本だといえます。(本の始めからすべてを通読する必要はありません!)
トマスが生涯をかけて取り組んだ代表作を少しでも身近に感じてもらうために、『神学大全』がどんな内容なのかを解説していきます。
【目次】
0:00 フランス料理のコースを食べた後に家系ラーメンが出てきた話
5:43 壮大なゴシック建築にたとえられる『神学大全』は一定のビートを刻み続ける
14:23 2000回以上繰り返される「タイトル→異論→反対異論→主文→異論解答」のパターン
20:45 正反対の2つの意見を手品のように統合するトマスの手腕を体験しよう
34:14 富があれば幸せになれる?トマスが出した答えとは
【主な参考文献】
◎おすすめ参考文献
『トマス・アクィナス 肯定の哲学』山本 芳久
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『世界は善に満ちている: トマス・アクィナス哲学講義』山本 芳久
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『トマス・アクィナス――理性と神秘』 (岩波新書) 山本 芳久
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『トマス・アクィナス』 (講談社学術文庫) 稲垣 良典
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『聖トマス・アクィナス』 (ちくま学芸文庫) G.K.チェスタトン
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『トマス・アクィナス「神学大全」』 (講談社学術文庫) 稲垣 良典
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『哲学の歴史〈第3巻〉神との対話―中世』
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『アウグスティヌスとトマス・アクィナス』 エティエンヌ・ジルソン, フィロテウス・ベーナー
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【X(旧Twitter)】
・日本一たのしい哲学ラジオ
https://x.com/tanotetsu
感想などを「#たのてつ」でツイートしてもらえると泣いて喜びます!
・しながわ
https://x.com/kosuke_shina
・タッシー
https://x.com/tasshi_drummer
【おたよりお待ちしています!】
ご意見や誤りの指摘、二人への質問や要望は、コメント欄か下記「おたより箱」からいただけますと幸いです。
▼おたより箱
https://forms.gle/Rv7YPGDb9LobiTMd8
※哲学の専門家でも研究者でもない二人ですので、誤解や知識不足によって間違ったことを言ってしまうこともあると思います。その際は優しくご指摘いただけるとうれしいです。
【プロフィール】
■タッシー
高知県高知市出身。2006年~2018年までAqua Timezのドラマーとして活動。
バンド解散のタイミングで、1度きりの人生なんだから全く違った形で社会に関わってみたいとの思いから、友人の紹介で(株)LiBに入社し、40歳で初めて会社員となり、しながわと出会う。年齢関係なく、アンラーニング・リスキリングは十分可能であることを証明するため日々奮闘中で、リベラルアーツにも少しずつ興味が出始めてきた哲学初心者。
■しながわ
東京都昭島市出身。「哲学を勉強したいな〜」と思い、京都大学総合人間学部に進学。
しかし大学で学ぶ哲学にはなかなか興味が持てず、法学部に転部。司法試験に合格し、大手法律事務所で弁護士として働く。『日本一やさしい法律の教科書』など、法律の入門書を3冊出版。現在は(株)LiBでキャリアに関わる仕事をしつつ、(株)COTENの歴史調査チームで歴史や思想の調査にも従事。ビジネスパーソンや経営者向けのコーチとしても活動中。
【BGM提供】
・フリーBGM・音楽素材MusMus様 https://musmus.main.jp/
【字幕作成】
・Vrew様 https://vrew.voyagerx.com/ja/
-
※今回、マイクの不備により通常より音質が悪い状態です。申し訳ありません。(イヤホンをつけずに聴いていただくと、少し聴きやすくなります)
トマス・アクィナス編の第6話です。
今回は、絶望、怖れ、怒り、憎しみといったネガティブな感情について、トマスがどう説明をしたかをみていきます。
これらの感情は、人生の中でできるだけ出会いたくない悲しい感情ですが、その意味を分析していくと、実はその奥底に、人間の美しさや素晴らしさといった善の一面が見えてきます。
負の感情、ネガティブな感情をも包み込む懐の広さをもつ、トマスの「肯定の哲学」をぜひお聴きください。
エピソード冒頭では、タッシー、しながわが人生で味わった希望と絶望についてもアツく語っています!
【目次】
0:00 朝まで徹底討論!若者と歳を取った人では、どちらが多くの希望を抱いているか?
4:14 数々の「絶望」の連続から「希望」を見出したしながわの人生
11:20 「2回の希望と絶望」で大きく動いたタッシーの人生
16:38 人はなぜ、悪に立ち向かう「大胆」という感情を持てるのか?
24:26 交通事故で妻を失った夫が持つ感情は「怒り」か「憎しみ」か?
34:54 感情を区別することで人生が楽になる理由
【主な参考文献】
◎おすすめ参考文献
『トマス・アクィナス 肯定の哲学』山本 芳久
https://amzn.asia/d/4Zq68jC
『世界は善に満ちている: トマス・アクィナス哲学講義』山本 芳久
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『トマス・アクィナス――理性と神秘』 (岩波新書) 山本 芳久
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『トマス・アクィナス』 (講談社学術文庫) 稲垣 良典
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◎その他の主要な参考文献
『聖トマス・アクィナス』 (ちくま学芸文庫) G.K.チェスタトン
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トマス・アクィナス編の第5話です。
いよいよ青い炎系人材のトマスのポジティブな哲学の本領発揮。
ややもすると人間の弱さや醜い側面と結びつけられがちな「欲望」について、トマスはどう考えたのでしょうか?
愛と喜びと「欲望」との関係をロジカルに考察していくと、欲望の意外な一面が見えてきます。
そして最後はしながわがテンションMAXで語る「絶望」の話。
誰しもできるだけ絶望なんてしたくないと考えているはずですが、なぜそれも「ポジティブな哲学」につながるのでしょうか?ぜひお確かめください!
【目次】
0:00 欲望を肯定的にとらえるトマス哲学
6:38 愛と喜びが生まれる「一致」の2つのパターン
16:49 欲望とは「愛」と「喜び」をつなぐ架け橋
23:37 「困難に関する感情」は5個あんねんっ!
31:20 ポジティブ哲学の真骨頂!絶望の成分の75%は希望と同じ!
37:25 若者と歳を取った人では、どちらが多くの希望を抱いているか?
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トマス・アクィナス編の第4話です。
今回から本格的に、トマスの「ポジティブな哲学」の中身に入っていきます。
取り上げるのは、『神学大全』における人間の「感情論」。
トマスは人間の感情を「愛と憎しみ」「欲望と忌避」「喜びと悲しみ」「希望と絶望」「怖れと大胆」「怒り」の11個に分け、解説していきます。
しかし、その冷静かつ理性的な説明をたどっていくと、不思議なことに驚くほどポジティブで愛にあふれる世界観が見えてきます。
このシリーズの真骨頂であるトマス特有の「ロジカルなポジティブシンキング」が幕を開けます!
※動画にある図表は、『トマス・アクィナス 肯定の哲学』(山本芳久)を参考にして作成させていただきました。
【目次】
0:00 「分けること」は「分かること」!トマスの考える「善」の3つの意味
7:01 「人間の感情って11個あんねん!」(アンミカ風)
12:15 欲望に関する感情:愛と憎しみ、欲望と忌避、喜びと悲しみ
21:16 感情は「未来」と「現在」という時間軸で整理できる
24:15 苦しみや悲しみは、泣くことによって和らげられるか?
37:52 憎しみは愛から生まれるが、愛は憎しみから生まれるか?
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トマス・アクィナス編の第3話です。
大学教授としての職務を終えたトマスは、そのわずか数年後に亡くなってしまいます。
トマスの晩年については数々の神秘的で不思議な逸話が残っていますが、中でも有名なのが、死の数ヶ月前に、トマスがそれまで何年にもわたって書き続けていた『神学大全』の執筆をとつぜんやめてしまったことです。
トマスはなぜ、あれほど情熱を燃やして書き続けていた著作を完成させるのを放棄したのでしょうか?
トマスの晩年のおもしろエピソード、そして彼の「ポジティブな哲学」のさわりの部分とともに、お楽しみください!
【目次】
0:00 49歳でこの世を去ったトマスの超人すぎる「一日の過ごし方」
9:08 老衰?神との会話?急激に様子が変わったトマスの晩年
16:07 自分の著作を「ゴミ同然」と言い、『神学大全』の執筆をやめてしまった
20:49 死の直前、トマスが言ったのは「お寿司食べたい」だった?
27:04 ついに迎えた死の瞬間。最後までおもしろ逸話に彩られたトマスの人生
31:50 トマスの「哲学的なポジティブ・シンキング」の真髄
※誤りの訂正※
動画27:28頃に、トマスの没年を「1974年3月」と言っていますが、正しくは「1274年3月」です。
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トマス・アクィナス編の第2話です。
風雲急を告げる時代背景の中、トマスはついにパリ大学の教授となります。
しかしそこでトマスを待ち受けていたのは、四方八方からようしゃなくやってくる論敵からの攻撃でした。
キリスト教信仰とアリストテレス哲学を融合させ、スコラ哲学の頂点を極めたトマスですが、その考えは様々な思想から批判され、トマスはその応戦に必死でした。
しかしそのような論争を繰り返した日々がトマスの思想を練り上げ、やがて『神学大全』という大著を生み出し、「スコラ哲学の完成者」としてのトマスの地位につながっていきます。
今回も、トマスのおもしろ逸話もりだくさんでお届けします!
【目次】
0:00 師匠アルベルトゥス・マグヌスと出会い、「寡黙な牛」は吠えだした!
8:44 教授団vsドミニコ会!大学紛争の真っ只中でパリ大学講師に抜擢されたトマス
17:20 早起きな大学講師の生活と、字が汚かったトマスの驚くべき執筆方法
26:04 真理・酒・王・女の中で一番強いのは誰?・・・「討論」という大事な勉強方法
32:14 ドミニコ会のピンチを救え!再びパリ大学の教授に!
39:33 またも論争に次ぐ論争。冷静なトマスもついにブチギレた?
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トマス・アクィナス編の第1話です。
中世哲学シリーズだけではトマス・アクィナスについて語り足りない!トマスのことが好きすぎるしながわの熱意が収まらず、トマス・アクィナス編がスタートします(笑)
キリスト教の聖人、スコラ哲学の完成者、『神学大全』という大著の著者ということで、「理性と信仰」に生きた真面目な神学者というイメージの強いトマスですが、彼の思想をよく見ていくと、そこにはとてつもなくポジティブで楽天的な世界観が横たわっています。
「肯定の哲学」とも呼べるトマスの意外な一面を、彼の生涯もたどりながら紹介していきます!
※誤りの訂正※
動画13:00頃に、今回参考にさせていただいた書籍の著者の先生について、お名前を間違えて紹介してしてしまっていました。正しくは「山本芳久(よしひさ)」先生です。申し訳ございません。
【目次】
0:00 トマス・アクィナスが好きすぎるしながわ
4:45 アウグスティヌスは「赤い炎」、トマスは「青い炎」
11:54 トマスは「史上最強の楽天家」?
16:17 激動の13世紀ヨーロッパ!権力闘争の嵐の中を生きた神学者トマス
19:30 修道院の伝統を色濃く残す地で、名家に生まれた
23:27 時代に翻弄されたトマスの兄弟姉妹
31:48 5歳で修道院に入り、「神とは何か」を問い始めた天才
36:21 大都会ナポリで、アリストテレス哲学と托鉢修道会に出会う!
42:27 両親に監禁されても信念を曲げないトマスは「女性の誘惑」とも闘った
【主な参考文献】
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初のコラボ企画、ゲスト回の後編です!
前回に引き続き、「哲学クラウド」というサービスを展開するスタートアップ企業に所属し、自ら「toitoi哲学ラジオ」というPodcastでも発信を行っているあやなんさんにゲストに来ていただきました!
三人で哲学対話を続けていると、意外な「変化」が・・・?
日頃は職場や家庭でいろいろな「役割」を演じている私達ですが、もっと素直に、もっと無邪気になれるかも?そんな可能性を感じさせてくれる対話になりました!
「toitoi哲学ラジオ」
▼Spotify
https://open.spotify.com/show/02GPbmsK3jcovu4ZsGy3Iz?si=82f35e644b3d4a73
▼ApplePodcast
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/toitoi%E5%93%B2%E5%AD%A6%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA/id1727824594
▼「あやなん / 哲学クラウド」Xプロフィール
https://x.com/ayana_yu223
▼哲学クラウド
https://www.service.tetsugaku-cloud.jp/
【目次】
0:00 前回の復習
3:50 「成長を人に押し付けていいのか」を考えよう
10:54 「沈黙の大切さ」を忘れてはいけない
16:19 成長とは過去の自分を否定すること?
25:27 哲学対話によって「社会的な役割」を脱げたタッシー!
【X(旧Twitter)】
・日本一たのしい哲学ラジオ
https://x.com/tanotetsu
感想などを「#たのてつ」でツイートしてもらえると泣いて喜びます!
・しながわ
https://x.com/kosuke_shina
・タッシー
https://x.com/tasshi_drummer
【おたよりお待ちしています!】
ご意見や誤りの指摘、二人への質問や要望は、コメント欄か下記「おたより箱」からいただけますと幸いです。
▼おたより箱
https://forms.gle/Rv7YPGDb9LobiTMd8
※哲学の専門家でも研究者でもない二人ですので、誤解や知識不足によって間違ったことを言ってしまうこともあると思います。その際は優しくご指摘いただけるとうれしいです。
【プロフィール】
■タッシー
高知県高知市出身。2006年~2018年までAqua Timezのドラマーとして活動。
バンド解散のタイミングで、1度きりの人生なんだから全く違った形で社会に関わってみたいとの思いから、友人の紹介で(株)LiBに入社し、40歳で初めて会社員となり、しながわと出会う。年齢関係なく、アンラーニング・リスキリングは十分可能であることを証明するため日々奮闘中で、リベラルアーツにも少しずつ興味が出始めてきた哲学初心者。
■しながわ
東京都昭島市出身。「哲学を勉強したいな〜」と思い、京都大学総合人間学部に進学。
しかし大学で学ぶ哲学にはなかなか興味が持てず、法学部に転部。司法試験に合格し、大手法律事務所で弁護士として働く。『日本一やさしい法律の教科書』など、法律の入門書を3冊出版。現在は(株)LiBでキャリアに関わる仕事をしつつ、(株)COTENの歴史調査チームで歴史や思想の調査にも従事。ビジネスパーソンや経営者向けのコーチとしても活動中。
【BGM提供】
・フリーBGM・音楽素材MusMus様 https://musmus.main.jp/
【字幕作成】
・Vrew様 https://vrew.voyagerx.com/ja/
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初のコラボ企画、ゲスト回です!
今回は「哲学クラウド」というサービスを展開するスタートアップ企業に所属し、自ら「toitoi哲学ラジオ」というPodcastでも発信を行っているあやなんさんにゲストに来ていただきました!
しながわ、タッシーと三人で、「哲学対話」に挑戦します。テーマは「成長とは何か」。
三人が考える「成長」についてあれこれ思いをめぐらせていたら、善く生きるために必要なヒントも見えてくるかもしれません。
全2回にわたり、あやなんさんとの哲学対話をお届けします。
「toitoi哲学ラジオ」
▼Spotify
https://open.spotify.com/show/02GPbmsK3jcovu4ZsGy3Iz?si=82f35e644b3d4a73
▼ApplePodcast
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▼哲学クラウド
https://www.service.tetsugaku-cloud.jp/
【目次】
0:00 初ゲスト!「あやなんさん」のご紹介
9:20 哲学対話をやってみよう!
12:29 哲学対話の3つのルール
16:50 3人が考える「成長」のイメージ
23:25 成長しなければいけないのか?「悪い成長」はあるのか?
32:35 成長の先に求めるものとは?
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※哲学の専門家でも研究者でもない二人ですので、誤解や知識不足によって間違ったことを言ってしまうこともあると思います。その際は優しくご指摘いただけるとうれしいです。
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■タッシー
高知県高知市出身。2006年~2018年までAqua Timezのドラマーとして活動。
バンド解散のタイミングで、1度きりの人生なんだから全く違った形で社会に関わってみたいとの思いから、友人の紹介で(株)LiBに入社し、40歳で初めて会社員となり、しながわと出会う。年齢関係なく、アンラーニング・リスキリングは十分可能であることを証明するため日々奮闘中で、リベラルアーツにも少しずつ興味が出始めてきた哲学初心者。
■しながわ
東京都昭島市出身。「哲学を勉強したいな〜」と思い、京都大学総合人間学部に進学。
しかし大学で学ぶ哲学にはなかなか興味が持てず、法学部に転部。司法試験に合格し、大手法律事務所で弁護士として働く。『日本一やさしい法律の教科書』など、法律の入門書を3冊出版。現在は(株)LiBでキャリアに関わる仕事をしつつ、(株)COTENの歴史調査チームで歴史や思想の調査にも従事。ビジネスパーソンや経営者向けのコーチとしても活動中。
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アウグスティヌス編終わりの感想と、いただいていたコメント・おたよりをお読みする雑談回です!
本当は中世哲学シリーズが始まる前に本エピソードを公開する予定でしたが、だいぶ遅くなってしまいました、、、すみません!!
普遍論争の話など、中世哲学シリーズの「前置き」「布石」的な内容もあるので、本エピソードをチェックした後に改めて中世哲学シリーズもお聴きいただけると、味わい深いと思います。
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高知県高知市出身。2006年~2018年までAqua Timezのドラマーとして活動。バンド解散のタイミングで、1度きりの人生なんだから全く違った形で社会に関わってみたいとの思いから、友人の紹介で(株)LiBに入社し、40歳で初めて会社員となり、しながわと出会う。年齢関係なく、アンラーニング・リスキリングは十分可能であることを証明するため日々奮闘中で、リベラルアーツにも少しずつ興味が出始めてきた哲学初心者。
■しながわ
東京都昭島市出身。「哲学を勉強したいな〜」と思い、京都大学総合人間学部に進学。しかし大学で学ぶ哲学にはなかなか興味が持てず、法学部に転部。司法試験に合格し、大手法律事務所で弁護士として働く。『日本一やさしい法律の教科書』など、法律の入門書を3冊出版。現在は(株)LiBでキャリアに関わる仕事をしつつ、(株)COTENの歴史調査チームで歴史や思想の調査にも従事。ビジネスパーソンや経営者向けのコーチとしても活動中。
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中世哲学シリーズの最終話です。まずは第10話までに学んできたことを一挙に復習します。
スコラ哲学の誕生〜完成〜終焉の一連の流れを見ていくことで、タッシー、しながわ、それぞれに独自の感想が生まれたので、それをディスカッションしていきます。
現代の我々からすると「近代以前の間違った思想」と片付けられがちなスコラ哲学や普遍論争も、実はよく考察すると、現代を生きる人間と大きく関わってくることがわかります中世哲学シリーズの総まとめとして、最後の考察は必見です!
【目次】
0:00 中世哲学シリーズ全10話を一気に振り返る!
10:29 中世哲学を学び、人類の好奇心に驚くタッシーの感想
16:56 結婚と離婚を繰り返した「理性さん」と「信仰さん」
20:39 近代の人権思想は実在論と唯名論のハイブリット?!
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【主な参考文献】
◎おすすめ参考文献
『中世の覚醒』 (ちくま学芸文庫) リチャード・E.ルーベンスタイン
https://amzn.asia/d/0O8T4kk
『神を哲学した中世―ヨーロッパ精神の源流―』 八木雄二
https://amzn.asia/d/efzslMt
『トマス・アクィナス――理性と神秘』 (岩波新書) 山本 芳久
https://amzn.asia/d/3YvxnI4
『中世ヨーロッパ』 ウィンストン・ブラック
https://amzn.asia/d/f8vPEC7
◎その他の主要な参考文献
『中世思想史』 クラウス・リーゼンフーバー
https://amzn.asia/d/b3XURGM
『西洋古代・中世哲学史』 クラウス・リーゼンフーバー
https://amzn.asia/d/duERpzQ
『普遍論争』 山内志朗
https://amzn.asia/d/iK8YH7j
『天使はなぜ堕落するのか―中世哲学の興亡』 八木 雄二
https://amzn.asia/d/1gb8nQM
『哲学がわかる 中世哲学』 ジョン・マレンボン
https://amzn.asia/d/3WJEev8
『哲学の歴史〈第3巻〉神との対話―中世』
https://amzn.asia/d/fsNXwJC
『トマス・アクィナス』 (講談社学術文庫) 稲垣 良典
https://amzn.asia/d/dI7wW9F
『アリストテレス』 (講談社学術文庫) 今道 友信
https://amzn.asia/d/5mmXHiL
『人と思想 39 アウグスティヌス』 宮谷 宣史
https://amzn.asia/d/fI6WoZu
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高知県高知市出身。2006年~2018年までAqua Timezのドラマーとして活動。
バンド解散のタイミングで、1度きりの人生なんだから全く違った形で社会に関わってみたいとの思いから、友人の紹介で(株)LiBに入社し、40歳で初めて会社員となり、しながわと出会う。年齢関係なく、アンラーニング・リスキリングは十分可能であることを証明するため日々奮闘中で、リベラルアーツにも少しずつ興味が出始めてきた哲学初心者。
■しながわ
東京都昭島市出身。「哲学を勉強したいな〜」と思い、京都大学総合人間学部に進学。
しかし大学で学ぶ哲学にはなかなか興味が持てず、法学部に転部。司法試験に合格し、大手法律事務所で弁護士として働く。『日本一やさしい法律の教科書』など、法律の入門書を3冊出版。現在は(株)LiBでキャリアに関わる仕事をしつつ、(株)COTENの歴史調査チームで歴史や思想の調査にも従事。ビジネスパーソンや経営者向けのコーチとしても活動中。
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中世哲学シリーズの第10話です。
中世哲学の主役として隆盛を誇ったスコラ哲学も、ついにウィリアム・オッカムという神学者によって息の根を止められることになります。
「オッカムの剃刀という言葉でも有名な彼の思想は、どのようにしてスコラ哲学に終止符を打ったのか。キリスト教を信仰していたオッカムがなぜ、それまでの神学を否定するような学説を唱える事になったのか?
そして、ある意味で近代の先取りともいえる「二重真理説」とはどんなものなのか?長かった中世哲学の幕切れとその後の物語をお楽しみください!(中世哲学シリーズはもう一回だけ続きます!)
【目次】
0:00 本当の「中世暗黒時代」に生まれたオッカム
6:56 中世の常識を覆し、近代・現代の常識を作った「オッカムの剃刀」
18:15 キリスト教も科学もどちらも信じることはできる?二重真理説の意味
23:48 スコラ哲学を根底から覆し理性を解き放ったオッカムは「悪魔的存在」?
35:57 しながわには「鳴り止まない拍手」が聞こえている・・・
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◎おすすめ参考文献
『中世の覚醒』 (ちくま学芸文庫) リチャード・E.ルーベンスタイン
https://amzn.asia/d/0O8T4kk
『神を哲学した中世―ヨーロッパ精神の源流―』 八木雄二
https://amzn.asia/d/efzslMt
『トマス・アクィナス――理性と神秘』 (岩波新書) 山本 芳久
https://amzn.asia/d/3YvxnI4
『中世ヨーロッパ』 ウィンストン・ブラック
https://amzn.asia/d/f8vPEC7
◎その他の主要な参考文献
『中世思想史』 クラウス・リーゼンフーバー
https://amzn.asia/d/b3XURGM
『西洋古代・中世哲学史』 クラウス・リーゼンフーバー
https://amzn.asia/d/duERpzQ
『普遍論争』 山内志朗
https://amzn.asia/d/iK8YH7j
『天使はなぜ堕落するのか―中世哲学の興亡』 八木 雄二
https://amzn.asia/d/1gb8nQM
『哲学がわかる 中世哲学』 ジョン・マレンボン
https://amzn.asia/d/3WJEev8
『哲学の歴史〈第3巻〉神との対話―中世』
https://amzn.asia/d/fsNXwJC
『トマス・アクィナス』 (講談社学術文庫) 稲垣 良典
https://amzn.asia/d/dI7wW9F
『アリストテレス』 (講談社学術文庫) 今道 友信
https://amzn.asia/d/5mmXHiL
『人と思想 39 アウグスティヌス』 宮谷 宣史
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高知県高知市出身。2006年~2018年までAqua Timezのドラマーとして活動。バンド解散のタイミングで、1度きりの人生なんだから全く違った形で社会に関わってみたいとの思いから、友人の紹介で(株)LiBに入社し、40歳で初めて会社員となり、しながわと出会う。年齢関係なく、アンラーニング・リスキリングは十分可能であることを証明するため日々奮闘中で、リベラルアーツにも少しずつ興味が出始めてきた哲学初心者。
■しながわ
東京都昭島市出身。「哲学を勉強したいな〜」と思い、京都大学総合人間学部に進学。しかし大学で学ぶ哲学にはなかなか興味が持てず、法学部に転部。司法試験に合格し、大手法律事務所で弁護士として働く。『日本一やさしい法律の教科書』など、法律の入門書を3冊出版。現在は(株)LiBでキャリアに関わる仕事をしつつ、(株)COTENの歴史調査チームで歴史や思想の調査にも従事。ビジネスパーソンや経営者向けのコーチとしても活動中。
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