Episoder
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オープンエンデッド・プロダクト - 個人の利便や企業利益のためだけのモノづくりが許されなくなりつつあるなか、工業製品はどうしたらその社会性を持ち続けられるのでしょうか? サステナブルな未来へのトランジションの必要性と、大量生産・大量消費のシステムが地球環境や人々のウェルビーイングに及ぼす弊害がより強く認識されるにつれ、工業製品の在り方にも課題意識が向けられ始めています。「ものづくりのトランジション」とは、どうあるべきなのでしょうか?このような問題意識にもとづき、日立製作所とタクラムでは、共同でリサーチを進めています。このリサーチは「開かれた製品」または「製品を開く」というコンセプトを提示、新しい関係性や多元的な価値を模索しています。プロジェクトのコアメンバーである牛込さん、福丸さん、野末さんにお話しを伺いました。(インタビュアー:DLX DESIGN ACADEMY 小沢早百合)(収録:2023年7月19日)
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川本尚毅(Naoki Kawamoto)さんは、株式会社N and R Foldings Japanの代表として、折り畳みの機構を組み合わせたデザインを起点に、領域をまたぐさまざまな分野でのものづくりやデザインに取り組んでいます。今回のインタビューでは、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートのIDE(Innovation Design Engineering)での体験、帰国と起業、デザイナーが起業することの意味や、英国、メキシコとの3拠点で事業を行う利点などについてカジュアルにお話しを伺いました。川本さんの原点とも言えるRCAでの卒業制作や、代表作のひとつであるBAO BAOについてもお話しいただいています。
http://nandrfoldings.com/
(インタビュアー:DLX DESIGN ACADEMY 小沢早百合)(収録:2022年11月17日)
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東京大学生産技術研究所所長、東京大学副学長などを歴任され、サステナブル建築、イノベーション・マネジメントなどの研究に取り組む野城先生に、研究分野でのこれまでと考え方について、生研という環境について、そして価値基盤創造やDLX DESIGN ACADEMYの存在意義や今後のありかたについて、カジュアルなふんいきの中でボーダーレスに語っていただきました。(インタビュアー:DLX Design Lab 内倉悠)(収録:2022年11月8日)
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池内与志穂さんは脳の研究者。ヒトのIPS細胞などから脳の神経細胞を育て、いろいろな操作をして観察することで、脳の仕組みの解明に取り組んでいます。生産技術研究所では、DLXデザインラボとのコラボレーションに最も積極的な研究者の一人で、これまでにもAURA(バイオコンピューターのコンセプトプロトタイプ)、Talking with Neuron(ニューロンとのリアルタイムインタラクション)など野心的な共同プロジェクトに協力・指導いただいています。今回のインタビューでは、池内先生の研究内容について改めてご説明いただきその可能性の理解に努めるとともに、「脳科学の先にある未来」のビジョンについてもコメントしていただきました。(インタビュアー:DLX Design Lab 内倉悠)(収録:2022年9月7日)
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谷口健二郎さんは、中央省庁にて行政管理、人事制度などにおける政策立案の業務に携わっています。デジタルガバメントの担当になったことがきっかけで、サービスデザインと出会い、ひいてはロイヤル・カレッジ・オブ・アートに留学することになりました。霞が関からRCAに留学したのは、谷口さんが初めてだったそうです。留学前にはDESIGN ACADEMYのワークショップにもご参加いただきました。このインタビューでは、RCAで携わったプロジェクトや、帰国後、デザインをどう業務に生かしているか、また、各省庁においてデザイン手法がどう活用されているかなどについても伺いました。(インタビュアー:DLX DESIGN ACADEMY 小沢早百合)(収録:2022年8月25日)
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インタラクティブメディア研究者、アーティスト、かつ東京大学大学院情報学環教授として科学・工学からアート・デザイン領域まで幅広く活躍する筧康明先生にお話を伺いました。工学からスタートし学際的な活動に至った軌跡や、研究者・表現者としてのアイデンティティの在り方、企業などとのコラボレーションやプロジェクトにおける妄想の効能などについて、刺激的なお話を伺いました。(インタビュアー:DLX Design Lab 内倉悠)(収録:2022年8月3日)
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深川浩史さんは、AIの倫理観について問う取組み「AI SPEC」を進めています。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/corporate/special/design/14/背景には、「AIの判断ミスは誰の責任になるのか」「AIが行う判断の善悪は誰が決定するのか」といった社会課題が徐々に顕在化する中、AI技術を扱う企業として、社内から問題提起しようという意図があります。深川さんはアートシンキングやスペキュラティブデザインの手法を採用し、メンバーと議論を重ねた結果、AIがもたらすかもしれないひとつの未来を漫画で表現しました。この漫画をトリガーとして、AI SPECは現在さらに展開しています。今回はプロジェクトのこれまでと今後について、深川さんにお話を伺いました。(インタビュアー:DLX DESIGN ACADEMY 小沢早百合)(収録:2022年6月16日)
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亀井潤さんはバイオミメティクスデザイナーという肩書のもと、「人工エラ」の研究開発を行っています。環境破壊や気候変動の果てに水中で生きることを余儀なくされるかも知れない人類の未来を見据えているのです。材料の研究開発をスタート地点に、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでのデザインとの出会い、DLXにおける先端技術とデザインを融合する活動を経て、ロンドンにてAmphibioを立ち上げて、現在にいたっています。インタビューでは亀井さんのこれまでの軌跡を改めて伺うとともに、今考えていることや今後のビジョンについてもお話いただきました。(インタビュアー:DLX DESIGN ACADEMY 小沢早百合)(収録:2022年6月9日)
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Vali Lalioti(博士、ロンドン芸術大学クリエイティブ・コンピューティング研究所プログラムディレクター)は、デザイン・クリエイティブとサイエンス・テクノロジー、さらにビジネス・イノベーションに専門性を持ち、これらの領域をつなぐ研究活動を進めています。このたびDLXデザインラボに招かれ、ロボットのパーソナリティとその動きをテーマにしたワークショップを行いました。インタビューではValiの日ごろの研究活動やロボットへの関心テーマ、人々とロボットの関係性の文化による違いなどについてお話を伺いました。(インタビュアー:DLX DESIGN ACADEMY 小沢早百合)(収録:2022年5月23日)
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コンピュータビジョンやヒューマンコンピュータインタラクションを専門とする菅野裕介さんは、研究室外のコラボ活動も積極的に行っています。インタビュー後半ではそうしたコラボ活動や、DLX DESIGN ACADEMYで開催予定のオンラインショートプログラム「AIデザイン入門」の狙いなどについて伺いました。(インタビュー:DLX DESIGN ACADEMY 小沢早百合)(収録: 2022年4月20日)
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菅野裕介さんはコンピュータビジョンやヒューマンコンピュータインタラクションの研究者で東京大学生産技術研究所の菅野研究室を拠点に活動しています(准教授)。インタビューの前半では、専門分野について分かりやすく解説していただくとともに、DLX Design Labとのコラボによって進めているAICOMの活動について伺いました。(インタビュー:DLX DESIGN ACADEMY 小沢早百合)(収録: 2022年4月20日)
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Department 22 はロンドンにあるデザインファームで、特にサーキュラーエコノミーに特化したデザイン活動を続けています。ファウンダーのClare Brassはロイヤル・カレッジ・オブ・アートにSustainRCAを立ち上げたことでも有名で、デザイン駆動によるサーキュラーエコノミー創出のための活動において、先駆者として活動し続けています。後半のVol.1-2では、日本で開催予定のプログラムについて、また日本に今後期待することなどについて伺いました。(インタビュアー:DLX DESIGN ACADEMY 小沢早百合、内倉悠)(収録:2022年4月14日)
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Department 22 はロンドンにあるデザインファームで、特にサーキュラーエコノミーに特化したデザイン活動を続けています。ファウンダーのClare Brassはロイヤル・カレッジ・オブ・アートにSustainRCAを立ち上げたことでも有名で、デザイン駆動によるサーキュラーエコノミー創出のための活動において、先駆者として活動し続けています。今日はDLXのメンバー2名が、お二人にヨーロッパの動向や彼らの活動、考えていることなどを伺いました。Vol.1-1はそのインタビューの前半です。(インタビュアー:DLX DESIGN ACADEMY 小沢早百合、内倉悠)(収録:2022年4月14日)