Episodes
-
「少ないエネルギーで楽に動ける動作」を身につけておくと、元気いっぱいでない時でも動き出せるので、役に立ちます。日々の生活を快適に過ごすコツをお伝えします。
-
ものごとが上達するためには練習量を増やす必要があります。誰もが分かっているようで、その理由については明確に答えられないのではないでしょうか。その答えは「失敗を増やすため」です。意識的な認知システムと無意識的な認知システムの違いがあり、無意識のほうは、ひたすらいろいろ試行錯誤しており、意識のほうはその一部を認識するだけなのです。
-
Missing episodes?
-
自分で手間ひまかけて作り上げた成果は高く評価する傾向があります。購入者が自分で組み立てた家具には愛着が湧いて、高い価値を認めるところから「イケア(IKEA)効果」と呼ばれています。趣味の活動でも、準備や入手に手間をかけることで、満足度が高まっていくのです。
-
言語にはメリットもあるが、デメリットもあります。情報量が多い事柄は、言語化に向きません。スポーツや演奏は、「体で覚える」「感覚でそのまま再現」といったアプローチが有効です。
-
特別な行為ではなく、ごく当たり前の、むしろ代わり映えのしない毎日の中に快さを感じると、幸福度が高まり、心身が良好になります。「楽しいことをするか、しないか」の事実ではなく、それをどう感じるかという自分の意識が、幸せや不幸を決めているのです。
-
「心と体は一つ」というように、姿勢と意識状態は深く関わっています。緊張を和らげたいときや、良い動きをしたいときは肩の動きに注意しましょう。
-
人間は「比較」して価値を判断してしまう傾向があります。「参照点」の操作というテクニックがあらゆるところで使われているので気をつけましょう。
-
行動経済学者ダン・アリエリーが実証した「おとり効果」は、引き立て役と比較させることで魅力的に見せるテクニック。おとり効果にやられないように気をつけよう。
-
連合の原理とは、まったく関係のない2つのものを結びつけてしまうこと。企業はこの原理を利用して、好感度の高いタレントをCMに起用します。商品とタレントは本来無関係のはずなのに、タレントの良いイメージに商品が結びつくことは誰しも経験があることでしょう。
-
誰でもできて、確実に効果のある簡単な瞑想法をご紹介。実際にやってみると、する前と1分後とで、意識状態がかなり静かになるのがわかると思います。
-
「遠い将来なら待てるが、近い将来ならば待てない」法則を、行動経済学の用語で「双曲割引」といいます。時間以外でも心理的、物理的距離でも同じことが起こります。
-
起きている事実は同じでも自分の解釈次第でイライラしたり、何も気にならなくなったりするものです。ストレスを感じるのもすべては自分次第なんだと思うと少し楽になるかもしれません。
-
柔軟性は必ずしもプラスに働くとは限りません。選択肢は一つだけという状況をつくることによって決断疲れを避けることができ、結果的には周りからの評価も確立することができます。
-
幸せを感じるにはマイナス要素を計画的に排除していきましょう。強いストレスを受ける状況、ひどく不安に感じている状況などがなければ、「幸せの条件」などなくても幸せといえます。「最高の幸せを目指す」より、「最悪を避ける」ほうが、結果的に幸福度が高まるのです。
-
私たちは一時的な怒りの感情で、物事を台無しにしてしまうことがあります。そこで、つい怒りに駆られて事態を悪化させてしまう状況が多い人のために、有効性が確認されているアンガーマネジメントを紹介していきます。
-
グループの中で誰が真のリーダーなのか、外部から見抜く方法。それは刺激に対して最初に動く人を探せばいいのです。さらに、ほかのメンバーがその人の真似をしているかを見れば、ほぼ確定できます。
-
「迷ったらやる」「誘われたら断らない」みたいな、いかにもヒューリスティックな、自分のモットーのような方針も、どこかで見聞きした他人の言葉を借用しただけのケースが多いものです。大事なこと、影響の大きいことに関しては、ヒューリスティックに頼らず冷静かつ理性的に判断して、よりよい行動が起こるようにしていくのが良いでしょう。
-
実際にはほかの選択肢もあるのに、特定の選択肢のみに限定されると意思をコントロールされてしまいます。これは選択の不安を減らすためのヒューリスティクスといえます。特に、楽に選択できる状況ではヒューリスティクスが働きやすくなります。
-
私たちは自分の捉え方によってできた世界に生きている、といえます。何を気にするか、何を大事だと思うかによってその人の現実世界ができているわけす。余計なことを気にしないだけで、毎日が楽しく充実した時間を過ごせることでしょう。
-
SNSや検索、動画サービスなど、多くのインターネットサービスが「無料」で利用できる時代ですが、「無料だから」という意識が水面下で働き過ぎているのかもしれません。
- Show more