Эпизоды

  •  16日、TOKYO SQUARE In ItabashiにてACTwrestling板橋公演『ACTWRES あいしーHIBAN!! SERIES『ACTWRES GIVE YOU CHOCOえるえーTE』』が開催。メインイベントでは茉莉の持つKING王座に岩井杏加が挑戦した。 岩井は元JDスターの女子プロレスラーMARUが主催する劇団『水色革命』に所属する女優であり、2020年に舞台『リング・リング・リング』で長与千種役を演じた。その後アクションシーンに実際のプロレス技を取り入れた女優たちによるミックスメディア作品『アクトリング』にも出演が決まり、“星になった不屈のソルジャー”Sky-Rex”(スカイレックス)のミラ役としてアクトレスガールズデビュー。2022年2月に岩井杏加としてアクトレスリングでプロレスデビューした。 その後蓮(KYANREN)とのタッグユニット【IES-アイズ-】を結成したり、蛇道衆として闇落ちもしたがあまり前に出ることなく目立たず。昨年末の高瀬みゆきとの闘いも起爆剤とまでは言えない状況に。 そんな中、2月5日の茉莉vs石川はるかのKING王座戦後に突然茉莉にブチ切れて挑戦表明を行い、2月8日大阪公演で王座戦が緊急決定するも大雪で公演が中止に。まんをじしてこの日王座戦が行われることとなった。 試合が始まるなり盟友アレンのカサで岩井が殴りかかり、カサを使ったスリーパーや背中へフルスイングしてボコボコにしていく。さらに場外乱闘では客席に叩き込み荒れた展開を見せるも、茉莉も荒れた試合は得意であり場外の壁に岩井を叩き込んで痛めつける。 リングでは岩井がパワーボムやダイビングニードロップを投下し「テメーのKINGこんなもんかよ」と一瞬調子に乗るが、茉莉は容赦ないレッグラリアートから起き上がりこぼし式サッカーボールキックを連打し、ブラジリアンキックから奈落落としで叩きつけすりーかうんとを奪った。 岩井は試合を終えて満足そうに「茉莉さん、やっぱキングつえーっすわ!とにかく今回は思いっきり全力で、ほんとに全力で、自分の出せる全部を茉莉さんにぶつけて闘えて、すごい悔しいけど、負けてめっちゃ悔しいけど、めちゃくちゃ楽しかったです。でもね茉莉さん、自分もはるかもあんたのベルト諦めてないんで。首洗っとけ。待ってろ」と握手。

  •  16日、千葉・つーえーだぶりゅースクエアにて『チーバトル217』が開催。シングル&タッグの二大王座戦線が過熱のいっとをたどった。 今月23日に行われるビッグマッチ『GRAND SえるえーM in TKPガーデンシティ千葉』では、吉田綾斗vs仁木琢郎のつーえーだぶりゅー無差別級選手権試合、滝澤大志&若松大樹vs真霜こぶし號&CHANGOのつーえーだぶりゅータッグ選手権試合と2大タイトルマッチが行われる。 先月26日には、【ぶっ飛べ☆ミサイルキッカーズ】滝澤大志&若松大樹がつーえーだぶりゅータッグ選手権の3度目の防衛に成功。真霜こぶし號&ナカ・シュウマが持つ歴代最高防衛記録8回を意識する2人に挑戦表明を行ったのは、【M2J】真霜&CHANGO。シンプルに強い真霜と曲者のCHANGOのタッグは強力無比なマリアージュを生み出す難敵だ。 今大会では、タッグ王座戦の前哨戦として若松大樹vs真霜こぶし號のシングルマッチが実施。 試合は、真霜がゴングを待たずに奇襲しラフファイトで翻弄。若松も必死の反撃を見せていくが、真霜が若松のニールキックをレフェリーに誤爆させてリング上を無法地帯に。CHANGOの乱入もあって若松は立て直すことが出来ず、最後は真霜の垂直落下式ブレーンバスターを受けてすりーかうんとを聞いた。 “何でもアリ”の領域に持ち込まれれば、真霜&CHANGOを相手に勝ちの目はない。滝澤&若松は盤外戦の対策も強いられる苦しい防衛戦を迎えることになりそうだ。 つーえーだぶりゅー無差別級王座戦線は、絶対王者・吉田綾斗の独壇場と化している。 そんな吉田の牙城を崩すべく、各選手は吉田への挑戦権を勝ち取るべく熾烈な闘いを展開。混迷を極めた次期挑戦者決定戦を制し、先々代王者・仁木琢郎が吉田に挑むことが決定。かつての王座戴冠時には王者として吉田の挑戦をしりぞけたこともある仁木は、戻ってしまった時計の針を再び進めるべく気炎を上げていた。 この日はその前哨戦として、仁木琢郎&花見達也vs吉田綾斗&チチャリート・翔暉のタッグマッチが実施。 両軍ともに組み慣れたチーム同士の対決故に読み合いと切り返し合いが重なる激戦に。終盤には吉田が仁木に狙いを定めて猛攻をかけるが、逆転のチャンスを諦めずに耐え抜いた仁木がTurn Overで切り返して吉田から直接すりーかうんとを奪取。

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  •  16日、東京みやこ・後楽園ホールにて『後楽園ホール ワンマッチ興行 ウナギ・サヤカ 殿はご乱心 我が名は』が開催。史上初の後楽園女子ワンマッチ興行は1,603人(超満員札止め)の大成功に終わった。 ウナギは2019年1月に東京女子プロレスでデビューし、2020年11月からスターダムに参戦。後に所属となるも “ギャン期”に突入してスターダムから飛び出し、現在はプロレス界を股にかけた“査定”の旅をおこなっている。 あまたの女子団体で引っ張りだこである他、全日本プロレスで諏訪魔と壮大な痴話喧嘩を繰り広げたり、大仁田厚と電流爆破戦を行ったり、ぜろわんの火祭り参戦を果たしたりと男子プロレス界でも大暴れ。株式会社ウナギカブキの社長としても辣腕を振るっている。 その勇名は海外にも轟き、アメリカの女子団体『KITSUNE』では初代王座を戴冠。JTO GIRLS王座、アイアンマン王座も併せてシングル三冠王として君臨した時期もあり、昨年9月にはCMLL日本女子王座も戴冠。知名度だけではなく確かな結果も残してきた。 破天荒な言動が目を引く行動力の化身であり、そのハングリーな姿勢は男女問わずあまたのレジェンド選手たちが高く評価。昨年1月には後楽園ホールで自主興行を開催し、チケット完売という稀有な実績を打ち立てた。同年9月の後楽園自主興行第2弾では2025年4月26日に両国国技館で自主興行『ウナギ絶好調』を行うことを発表。全財産をはたいて破産覚悟で単身国技館進出を決めた傾奇者ぶりには業界内外から尊敬と畏怖の念を集めている。 そんな大勝負にさきがけ、今年4月29日のセンダイガールズ後楽園ホール大会で引退を決めている里村明衣子と最初で最後の一騎打ちを行うことが決定。 後楽園ホールで女子選手がワンマッチ興行を行うのは史上初の快挙だが、この大会は株式会社東京ドームが全力でバックアップ。同社は『後楽園ホール60周年 還暦祭』や『有田哲平の後楽園ホールプロレス噺』などを仕掛けるなど近年はプロレス界へ積極的に関わりを持っており、ウナギはその大波をしっかりと乗りこなしている。 里村はウナギのバイタリティは高く評価するものの、選手としての評価はあまり高くなく戦前の記者会見では「10分……いや、5分もたないんじゃないかなと思う」と酷評。

  •  バトル・ニュース編集長である“平成の仕掛け人”永島勝司さんが、2月10日に82歳で亡くなりました。 12月18日に本人より入院したとの連絡があり、翌19日に病院にお見舞いにお伺いし本人と話をしました。その時に、12月上旬に自宅で倒れて病院に救急搬送されたこと、「心停止状態で息が止まっていたらしい」と本人から説明がありました。 かねてより肺気腫を患っておりましたが、「現在は快方に向かっており早晩退院するので入院していることは公表しないで欲しい」との要望が本人よりありましたので公表を控えておりました。 今年になって何度か本人より電話があり、順調に回復している旨の報告がありました。1月24日に「来週あたり退院できることになった」と連絡がありましたので、「退院したら連絡ください」と話したのが最後の電話となってしまいました。 病室でも電話でも元気そうでしたので退院を楽しみにしておりましたが、このようなことになり大変残念な思いです。 数々の偉業を成し遂げた平成の仕掛け人、永島勝司さんの御冥福をお祈りします。 新編集長就任までの期間は、仕掛け人の後継者である伊藤翼が編集長代行を務めます。今後ともバトル・ニュースをよろしくお願いします。<永島勝司>東京スポーツの新日本プロレス担当を経て新日本プロレスに入社。アントニオ猪木さんとの北朝鮮『平和の祭典』や『UWFインターナショナル対抗戦』『日米ソ三国対抗マッチ』『アントニオ猪木引退試合』を仕掛け、“平成のプロレス仕掛人”として名を馳せる。退団後は長州力とWJをはたあげげ。活動休止後に内外タイムス編集長を経て、2016年にバトル・ニュース編集長に就任した。<伊藤翼>2006年にスポーツ報知モバイル『バトル三昧』PRIDE担当を経てハッスル、DDTプロレス、アイスリボンなどを担当。以降学生プロレスやインディー団体、ざ OUTSIDERなどを中心に取材を行い、永島勝司さんの内外タイムス編集長就任とともに『ナイガイモバイル』を兼任。

  •  15日、東京みやこ・新木場1stRINGにてTTTプロレスリング『PROGRESS 1』が開催。ガッツ石島が後藤恵介を制してインディー統一無差別級王座の2度目の防衛に成功した。 TTTプロレスリングは、故・ターザン後藤さんが掲げた“インディー統一”の遺志を受け継ぐガッツ石島がはたあげげした団体。90年代インディーの空気を色濃く残したディープなメンバーが参戦しており、令和最新型の“平成”を創り上げている。 2020年1月にはたあげげしたTTTははたあげげ直後にコロナ禍に見舞われ、いきなり興行が出来なくなり解散の危機に瀕するという波乱の立ち上がりを見せる。 しかし、TTTは同じくコロナ禍にあえぐ地元商店街とタッグを結成し、商店街振興のためのプロレスイベントを継続的に行うといった草の根運動で支持を拡大。この活動は行政にも認められ、東京みやこの商店街振興事業の一環として多数の商店街と合同で行われるようになるなど社会から高く評価。昨年12月には初の後楽園ホール進出を果たすなど順調に成長を続けている。 ガッツは、そんなTTTの頂点・インディー統一無差別級王者として君臨。 この日は、観衆の洗脳活動を主とする奇行系ヒールユニット【ゴキブリ商会】の中核メンバーである純ヘビー級のパワーファイター・後藤恵介がガッツに挑戦。後藤は昨年8月に頭部を負傷して約半年の欠場を強いられ、当時保持していたTTTのタッグ王座も返上。この日がTTT復帰戦となる後藤は、今回の王座戴冠を成して半年の鬱憤を晴らすことが期待されていた。 一方、“後藤”という名前に過剰反応するガッツは「ウチのリングでは“後藤革命”は起こさせない」と殺気立っており、激しい試合となることが予想されていた。 120kgのガッツと、115kgの後藤というインディー界では数が少ない純ヘビー級同士の試合は重厚なレスリングに始まり、後藤がガッツをボディスラムで投げるまでの攻防で場内を沸かせるクラシカルな試合模様に。 しかし、後藤がゴキブリ商会の仲間たちとともに集団攻撃を仕掛けてペースを握り、逆水平チョップや得意のセントーンで猛攻。必殺のダイビング・セントーンを狙ってトップロープに上がっていくが、ガッツが追いすがって雪崩式ブレーンバスター。2人の巨体が同時に叩きつけられたことでリングからとんでもない轟音が響く。

  •  15日、東京みやこ・新木場1stRINGにてTTTプロレスリング『PROGRESS 1』が開催。【神橋】神崎ユウキ&橋之介が新納刃&翔太を下してインディー統一タッグ王座の2度目の防衛に成功した。 TTTプロレスリングは、故・ターザン後藤さんが掲げた“インディー統一”の遺志を受け継ぐガッツ石島がはたあげげした団体。90年代インディーの空気を色濃く残したディープなメンバーが参戦しており、令和最新型の“平成”を創り上げている。 2020年1月にはたあげげしたTTTははたあげげ直後にコロナ禍に見舞われ、いきなり興行が出来なくなり解散の危機に瀕するという波乱の立ち上がりを見せる。 しかし、TTTは同じくコロナ禍にあえぐ地元商店街とタッグを結成し、商店街振興のためのプロレスイベントを継続的に行うといった草の根運動で支持を拡大。この活動は行政にも認められ、東京みやこの商店街振興事業の一環として多数の商店街と合同で行われるようになるなど社会から高く評価。昨年12月には初の後楽園ホール進出を果たすなど順調に成長を続けている。 そんなTTTでインディー統一タッグ王座を戴冠しているのは、【神橋】神崎ユウキ&橋之介。 神崎はかつて山本喧一に師事してMMAを学び、その後は大分のローカルインディー団体(FTO)を経て全日本プロレスの練習生に。デビュー戦の日程まで決定していたが急性硬膜下血腫で倒れてデビューが流れ、プロレスラーの道を断念して退団。俳優に転向した後にまかいでプロレスと再び出会い、プロレスラーとして復帰を果たすことが出来た。 この日、神橋は新納刃&翔太を相手に2度目の防衛戦を実施。 刃&翔太はまかいと縁が深く、神崎にとっては恩人相手の防衛戦。現在の“プロレスラー”としての強さを見せることが恩返しとなる一戦であり、神崎にとっては絶対に負けられない試合だった。 試合開始直後に刃がバズソーキックからランヒェイ、翔太がフロッグ・スプラッシュと猛攻。さらに翔太がシャープシューターで捕らえる中、刃がスワンダイブ式ボディプレスからクリップラー・クロスフェイス。ゴングからわずか1分の間に情け容赦ない連撃が神崎を襲う。 ベテラン2人の妙技に終盤まで一貫して苦戦を強いられた神崎だったが、橋之介の献身的なサポートで逆転の糸口を掴む。

  •  15日、東京みやこ・新木場1stRINGにてTTTプロレスリング『PROGRESS 1』が開催。格闘探偵団が“インディー統一”に向け大きく前進した。 『格闘探偵団』は、バトラーツに魅せられてプロレスラーを志したあべふみのりと、【アストロノーツ】のパートナーであり阿部の影響でバトラーツにハマった野村卓矢の手によって創設。 2人は“バトラーツの復興”を掲げるわけではなく自らの手で“最新型のB”を創り上げるという理想を胸に立ち上がり、石川雄規や日高郁人など元バトラーツの面々が全面バックアップ。バトラーツの名前・技術・人脈ではなく『格闘探偵団バトラーツ』の“イズム” そのものを受け継いでいると言える2人は世界で評価されており、野村も大日本プロレスを退団して格闘探偵団の所属になるなど本気で取り組む姿勢を見せている。 この2人に2011年に引退した一般人・澤宗紀が合流し、おおか健&ツトム・オースギ&バナナ千賀の持つインディー統一6人タッグ王座に挑戦することが決定。“インディー統一”を掲げるTTTに格闘探偵団が乗り込むことでインディープロレス界を統一する日が訪れる可能性が浮上した。 とはいえ、現在の澤は一般人。かつてバトラーツで石川雄規と並び立った歴戦の猛者であっても、トンパチを極めて次の世代に多大な影響を残した偉大なスターであっても、なぜか引退した後もコンスタントに試合に出続ける売れっ子であっても、なぜか現役時代よりマッシヴな肉体を作ってあっても、この日の昼に『雪妃真矢10周年記念自主興行~あの頃とこの頃とこれからと~』へ出場した後にダブルヘッダーで王座戦に臨むタフな存在であっても、一般人は一般人。現役プロレスラーに敵うわけもなく、あっさりやられてしまうと思われていた。 ゴングとともに全員が観客席になだれ込み、乱闘というよりはお祭り騒ぎといえる殴り合いを展開。澤が南側客席のひな壇の落差を使ったアキレス腱固めをおおかに決めると、全員参加のきめっこが勃発して現代アートのような形に。 なぜかバーピーをしてから攻撃していく削り合いが展開され、おおか以外の全員が数珠つなぎとなって連鎖式ドラゴンスクリュー。空気が読めず輪に入れなかったおおかだけエアドラゴンスクリューを食らって1人で受け身を取る。 最後は澤と千賀の対面に。

  •  15日、後楽園ホールにて『雪妃真矢10周年記念自主興行~あの頃とこの頃とこれからと~』が開催。メインイベントでは『雪妃真矢10周年記念限定復帰戦』として雪妃真矢&いぶし幸太vs志田光&中澤マイケルが行われた。 雪妃はフェリス女学院大学英文学科を卒業し銀行員勤務を歴て、2014年にアイスリボンでプロレスラーデビュー。才色兼備で文武両道なレスラーとして期待と注目を浴びたが、度々怪我に悩まされるレスラー人生に。 世羅りさとのタッグチーム『アジュール・レボリューション』で活躍する中で、OZアカデミー参戦後は尾崎魔弓率いる正危軍に加入するとヒールキャラである雪妃魔矢が誕生。 2021年末にフリーになると、OZアカデミーにレギュラー参戦しながらも暗黒プロレス組織666やプロレスリングNOAHなど様々な団体に出場して国内外問わず活躍の幅を広げてきた。 闘ってきた10年間の中でファンが『あぁこういう時代あったね』『こういうカードあったね』とエモを感じられるカードを組んでいきたいという雪妃は、自身も数試合に参加を予定していたが昨年12月に左尺骨・左橈骨骨幹部骨折の怪我により長期欠場に。しかし自身の興行にどうしても出場したいという思いから、一番最初にプロレスを見たきっかけとなった中澤マイケル、どっぷりプロレスを見るきっかけになったいぶし幸太、アイスリボンのプロレスサークルでコーチをしていた志田光との闘いで限定復帰することを発表していた。 試合が始まるなりいぶしがマイケルをラリアットでなぎ倒し開始6秒ですりーかうんと。マイケルは「まあ勝っても負けてもね、ギャラおんなじだからさ、今日この後弟と一緒に実家に帰る約束してるんでもういいですかね?これで」と帰ろうとする。会場からの大ブーイングを受けて再試合となり、開始6秒でいぶしがマイケルをラリアットで叩き伏せてフォールも雪妃と志田が必死にカットして試合は続行。 志田と雪妃が髪を掴みあってのエルボーの打ち合いを見せれば、いぶしとマイケルも一進一退の真面目な攻防へ。だがマイケルが雪妃と向かい合うと、ミドルキックをキャッチして足を舐める。精神的ダメージを受けた雪妃だったが、マイケルは走り込んですれ違いざまに足を舐める、志田がマフラーホールドで捕らえた状態で足を舐めるなど執拗にナメナメしていき、雪妃は立ち上がれないほどの大ダメージに。

  •  15日、後楽園ホールにて『雪妃真矢10周年記念自主興行~あの頃とこの頃とこれからと~』が開催。第1試合ではHIRO'e(長浜浩江)がついたち限定復帰戦を行った。 HIRO'eは2014年にしらい美央を相手に19歳でプロレスデビュー。WAVE生え抜き選手として桜花由美の指導を受けて成長し、小林香萌とともにWAVE認定タッグ王座も戴冠。“Iカップのアイちゃん”というキャッチコピーで親しまれ、グラビアDVD『あいらぶ爆乳クリニック』も発売した。その後2020年に現役を引退していた。 雪妃の一番身近な同期であったというHIRO'eが、当時WAVEでともに闘っていた夏すみれ&山下りなを相手に、当時客席から見いていてHIRO'eと試合をしたかったというWAVE若手の炎華をパートナーに一日限定復帰することとなった。 WAVEのレフェリーとして夏や山下と同期であった石黒敦士レフェリーがこの試合をさばき、試合途中では「これがWAVEだー!」と決めセリフを全員で叫ぶ場面も。 HIRO'eと炎華は焼豚(=ブーメランクロスボディ)の共演も見せていくが、山下のラリアットやショルダータックルのパワーファイト、夏のムチ攻撃や腰振りブロンコバスターの餌食となり、最後はHIRO'eを山下がスプラッシュマウンテンで叩きつけ夏が妖乱(変形DDT)で突き刺しすりーかうんとを奪った。 生え抜き4人での闘いを終えて炎華は泣きながら「自分はまだデビューして2年も経ってないんですけど、デビューする前からずっと大好きだったWAVEの皆さんとで試合ができて本当に嬉しかったし、プロレスラーになってよかったなって思いました」と感謝。 HIRO'eは「マジできつかったです、体も、この日々も!でも、幸せです」と満面の笑顔で限定復帰を終えた。

  •  DDTプロレスの人気ユニット・サウナカミーナのプロデュース興行『花より熱波4~love so sauna~』が2月14日、東京・新宿FACEで開催され、超満員の観衆を動員する盛況ぶりだった。メインイベントでは若手のTo-yが近藤修司を相手に大熱闘を展開するも玉砕した。 サウナカミーナのメンバーは4人(うえのゆうき、まお、かつまたしゅんま、To-y)だが、勝俣は左ヒザ前十字じん帯断裂及び外側側副じん帯損傷のため、昨年11・17大崎から欠場中。上野は血尿症状により、医師から精密検査の結果が出るまで試合出場にはストップがかかり欠場。それでも2人は来場して元気な姿を見せ、セコンドに就いて、ファンサービスにも努めた。 メンバーのうち、2人しか試合に出場できない非常事態のなか、To-yがメインに抜てきを受けた。対戦するのは筋金入りのパワーファイターで、勝俣が総支配人を務めるシーサウナシャック館山の常連客だという近藤だった。To-yはチョップ連打で攻め立てるも、近藤はキチンシンクで応戦。エルボーの応酬から、近藤が雪崩式ブレーンバスター。立ち上がったTo-yはマシンガンチョップ、ドロップキック連発、トペコン・ヒーロで猛攻。近藤は必殺のランサルセを敢行もカウントは2。To-yが変型コジマワンダーランド、近藤がバックドロップ、To-yがコジマワンダーランドと目まぐるしい攻防に。To-yがジャンピング・ハイキック連発も、近藤は串刺し式で後頭部にラリアット、そしてジャーマン、ラリアットをぶっ放した。それでも食らいつくTo-yがフランケンシュタイナーもフォールは奪えず。最後は近藤がラリアット、走り込んでのキングコング・ラリアットでトドメを刺した。勝った近藤には勝利者賞として、シーサウナシャック館山から無料入浴券が贈呈された。 近藤は「おまえ熱いな! ウワサには聞いてたけど、さすがですね。また来年もやるのかな? またこいつとシングルやらせてください」とマイク。 To-yは「近藤さん、ヤバすぎる。これ夢で見たよ。夢の景色と同じだ。夢のときは誰に負けたのか分からなかったけど、今日分かった。相手は近藤だった。俺のなかじゃ2敗だ。2度あることは3度あるじゃない。3度目の正直で絶対近藤修司を倒してやる」とリベンジを期した。 ここで、ともにKO-Dタッグ王座を保持するまおが「強くなったな。

  •  DDTプロレスの人気ユニット・サウナカミーナのプロデュース興行『花より熱波4~love so sauna~』が2月14日、東京・新宿FACEで開催された。フランスの団体BZWのタッグ王座を保持するまお&ヨシヒコが、DDTきっての実力派コンビのCDK(クリス・ブルックス&たかなし将弘)を下し、2度目の防衛に成功した。 まお&ヨシヒコは昨年11月にフランスに乗り込んで王座奪取。1・3後楽園で平田一喜&アントーニオ本多をしりぞけて初Vを果たしていた。 たかなしがヨシヒコに足4の字固めも、裏返されてたかなしが窮地に。クリスがまおとヨシヒコをまとめてゴムで縛って絞首刑。ヨシヒコがクリスに起死回生の雪崩式輪廻転生から、CDKに場外ダイブ。ヨシヒコとクリスが張り手の応酬。クリスがヨシヒコにパイルドライバー連発。たかなしのパンチがクリスに誤爆。CDKがまおとヨシヒコを2人まとめて合体式で丸め込むもカウントは2。クリスの張り手がたかなしに誤爆すると、ヨシヒコがクリスに輪廻転生。まおとヨシヒコが合体式のレインメーカーをたかなしに決めると、ヨシヒコがカバーしてすりーかうんとを奪った。 バックステージでまおは「次は来月、ベルギー。絶対勝ってやるよ。その前に挑戦したいってヤツがいれば受けてやるよ。フランスの団体が4月の『レッスルマニア』ウイークに米国に進出するらしいな。そこにも俺らはいるぞ。ラスベガス行くぜ。そこでもでっかい嵐巻き起こしてやるぜ。KO-Dタッグにも挑戦するか? 無敵だよ。誰が来ても、絶対負けないよ」と自信たっぷり。 王座奪取ならなかったたかなしが「悔しい。フランス行きたかったぜ!」と悔しさを露わにすると、クリスは「日本よりフランスでとったほうがいいんじゃない? まお、ヨシヒコ、いつかフランスでもう1回チャレンジしてやるぜ」とフランスでの雪辱戦を期した。

  •  1ついたち、愛知県・名古屋中日ホールにてマリーゴールド『New Years Golden Garden 2025』が開催。【親子タッグ】高橋奈七永&山岡聖怜がツインスター王座初防衛に向けて気炎を上げた。 奈七永は1996年に全日本女子プロレスでデビュー。“女子プロレス界の人間国宝”と呼ばれる大御所になった今でも若い選手たちに日本の女子プロレスの伝統を試合を通して伝え続けており、“パッション注入マッチ”と呼ばれるこの試合は女子プロ界の新たな伝統となりつつある。 引退を見据えてマリーゴールド入団を決めたと語っていた奈七永であったが、マリーゴールド1周年となる2025年5月24日の代々木体育館大会での引退を表明。残り約3ヶ月となった引退ロードを全力で駆け抜けている。 聖怜は福岡市出身の18歳。小学生からレスリングを始め、中学生時代に全国選抜フリースタイル54kg級2位、高校生時代に全日本ビーチレスリング軽量級1位&最優秀選手賞獲得。兄も元レスリング選手、姉は元レスリング選手でグラビアアイドル(ミスヤングマガジン2021)の山岡雅弥というレスリング一家でもあったが、前十字靭帯断裂のリハビリ後にレスリングの道を諦めて夢だったプロレスラーを目指すことを決意。 今年1月3日のデビュー戦では、MIRAIを相手に合計22分14秒のシングルマッチを闘い抜くという規格外の素質を見せ付けて“スーパールーキー”の二つ名は伊達ではないことを証明。奈七永とのタッグ【パッション親子】を結成し、同月19日にはデビュー5戦目でツインスター王座戴冠を果たした。 今月20日の後楽園ホール大会では、パッション親子がはやししたうたみ&ビクトリア弓月を初防衛戦の相手として迎え撃つことが決まっている。うたみは団体最高峰の真紅のベルトを、弓月は軽量級王座であるスーパーフライ級王座を持つ2人。決戦に向けて弾みをつけるためにも今日の試合は負けられなかった。 今大会のメインイベントでは、高橋奈七永&山岡聖怜vsボジラ&メガトンのタッグマッチが実施。 試合は序盤から場外戦となり、ボジラが圧倒的な強さで大暴れして制圧。メガトンは「ガオーッ!」と吼えながら奈七永に「なにがパッションだ!」と自殺行為に等しい挑発。イラついた奈七永が厳しい逆水平チョップ&ビンタを猛連打。

  •  4月27日(日)東京・両国国技館『LUCHAFIESTAESPECIAL』で復活するハヤブサへ、Fortune KKの小橋建太からコメントが届いた。<小橋建太 コメント>「こんにちは、小橋建太です。ハヤブサ選手とは川崎球場や全日本プロレスのリングで闘いました。才能あふれる素晴らしい選手でした。しかしケガをして、車いす生活を余儀なくされましたが、僕の引退試合では自力で立ち上がり、力強く開会宣言をしてくれました。ものすごく感動しました。そんなハヤブサ選手の名前を継ぐ選手が登場すると聞きました。がんばってほしいです。期待しています。いくぞーーーー!!!」 小橋建太とハヤブサの関係は、ハヤブサが小橋健太との対戦を熱望したことに始まる。1997年3月2日、全日本プロレスがジャイアント馬場、ハヤブサ出席のもと、ハヤブサの『97チャンピオン・カーニバル』スポット参戦を発表。当時の全日本プロレスは鎖国路線で、他団体の選手がリングに上がることは大きな話題となった。そして1997年9月6日・全日本プロレス日本武道館大会でハヤブサはしんざきじんせいとタッグを組み、小橋との初対決が実現(小橋のパートナーは志賀賢太郎)。さらに、1997年9月28日、FMW川崎球場大会に小橋健太が参戦。パートナーはマウナケア・モスマン(太陽ケア)で、再びハヤブサ&しんざきじんせいと対戦。小橋の純然たる他団体参戦はこれが初めという“歴史的な一戦”は、2人が激しくぶつかり合い、最後は小橋がラリアットでハヤブサを撃破。その後、ハヤブサが2001年に試合中のアクシデントで頸椎損傷の大けがを負い、車いす生活になっても両者の関係は続き、2013年5月1ついたちに開催された日本武道館での小橋の引退試合『FINAL BURNING in Budokan』ではハヤブサが開会宣言をおこなっている。

  •  飛鳥プロレス(篠瀬三十七代表)が2月16日(18時開始)、今月オープンしたばかりの東京・TOKYO SQUARE in Itabashiで2025年の第1弾興行を開催する。メインイベントを託された篠瀬代表の愛娘・しのせ愛梨紗が必勝を期した。 同団体は昨年、前身のASUKA PROJECT時代から通算10周年を迎え、メモリアル大会を実施。同年7月と11月には聖地・後楽園ホールにも進出した。そんななか、11・27後楽園大会で、同年いっぱいでアイスリボンを退団することが決まっていた愛梨紗が、2025年1月ついたち付での飛鳥入団を宣言。女子プロレス界の未来を担う愛梨紗が入ったことで、“新生”飛鳥がスタートする。 当初、2025年の第1弾興行は7・11新宿FACEの予定だったが、新戦力の加入で、急きょ2・16板橋大会を行うことを決めた。篠瀬代表は「愛梨紗の入団は喜ばしいかぎりです。自分も(3月で)50歳で、たった一人で毎大会のようにメインに出ていましたが、未来ある子がメインを張ったほうが面白いし、団体としても大きくなるし、いいことしかないと思います。前大会まで、アイスの所属として、セミ、メインに出ていましたが、今年から所属として前面に出てもらいます」と力を込めた。 早速、“新生”飛鳥第1弾興行の、メインを務めるのが愛梨紗だ。愛梨紗は飛鳥のレギュラーでもあるSAKI(COLOR'S)、大空ちえ(PURE-J)と組み、愛梨紗と同時期にアイスリボンを退団したMIO(フリー)、咲蘭(フリー)、グリズリー藤滝(フリー)組と対戦する。 篠瀬代表は「新しい会場なので、いつもとは違う選手にも出てもらおうと思いました。対軸が同じ団体だった人で、そっちに引っ張られますけど。新生飛鳥の初戦ということで、よく出ていただいてるSAKIさん、そして大空さんには愛梨紗がよくしていただいてるそうなので、組んでもらって。飛鳥っぽいカラーの6人で、新鮮なんじゃないかと思います。SAKIさんと愛梨紗は初の絡みになります。MIOさんは現役一本のときに、私の昔の所属団体のWNCに参戦されていたので、まさか時を経て、自分の団体に出てもらえるとは思ってなかった。10年って、いろいろ動くんだなって思います。本来なら僕の試合がメインになるべきなのかなと思いますけど、愛梨紗に所属として期待をかけたいと思います。

  •  ガンバレ☆プロレスが2月1ついたち、東京・新木場1stRINGで「『春日萌花デビュー20周年記念大会~レディ・バード2025』を開催。同24日、東京・高島平区民館で行われる「男子選手会興行Vol.2」での三世代軍団対抗戦(各軍6選手)に向け、70年代軍、80年代軍はメンバーが決定したが、平成軍は依然募集中の非常事態となった。 男子選手会興行での三世代軍団対抗戦は昨年7・27王子で第1回が実施され、80年代軍が優勝を飾った。今大会の第4試合で勝村周一朗&レッカがヤス・ウラノ&PSYCHOが対戦。一進一退の白熱した攻防となったが、PSYCHOがレッカをラ・マヒストラルで丸め込んで勝利。 試合後、70年代軍のおおか健が現れ、勝村、ウラノ、和田拓也に加え、PSYCHOに「ばってん(×ぶらぶら)と同い年だよね?」と年齢非公表のPSYCHOを勧誘。ばってんは1979年生まれで、実は同級生のPSYCHOを引き入れにかかる。しかし、三島通義社長が「うちもちゃんとした法人ですので、資料は揃ってます。PSYCHO選手はばってん選手と同学年ですが早生まれで1980年生まれですので、認められません」と却下。はからずも年齢がバレてしまったPSYCHOは80年代軍に加入することに…。80年代軍も登場し、いまなり夢人、いしいけいすけ、冨永真一郎、前口太尊に加え、レッカ、PSYCHOが入り、6人のメンバーが決定。 メインイベント終了後、おおか、勝村、和田が現れ、ガンバレ☆集会がスタート。第4試合後、控え室で調整ができたようで、70年代軍にウラノ、趙雲子龍、岡田剛史が加入し、メンバー6人が揃った模様。 なんともカオスなやり取りのなか、平成軍は現在決まっているのが中村宗達、川上翔大、杉浦透、DaisukeⓇの4人。中村が交流のあるクリス・ブルックスに断られるなど、メンバー集めに苦労しているようだ。もう大会まで10日あまり。それまでにあと2人、なんとしてもメンバーを集めなければならない事態となった。

  •  1ついたち、東京みやこ・後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『STAR NAVIGATION PREMIUM 〜NOAH じゅにあ たっぐ りーぐ 2025〜』が開催。OZAWAがガレノを制してGHCヘビー級王座の防衛に成功した。 OZAWAこと小澤大嗣は社会人プロレスを経てNOAHに入門し2022年9月にデビュー。2024年1月に海外遠征に出て10月に帰国すると、清宮海斗率いるスター揃いのユニット【ALL REBELLION】に加入。その数日後には、凱旋帰国試合を行う前に練習で足を骨折して欠場に追い込まれるという憂き目に遭う。 しかし、小澤は欠場中にも関わらず11月の愛知県体育館大会で清宮を襲撃し、ヨシ・タツ率いる悪の反体制軍団【ちーむつーさうざんど X】へと加入してOZAWAと改名。 OZAWAは入門時から清宮のパワハラに晒されてきたと主張し始め、復讐を宣言。清宮の同棲中の彼女の存在を暴露したり、ファンの女性をお持ち帰りしていることを仄めかしたり、キャバクラを満喫中であったり喫煙中であったりの清宮のプレイベート写真をSNS等で公開したりとやりたい放題。 こうして嫌がらせを続けながらプロレスが持つ虚実皮膜の極地を突っ走り、今年1月の日本武道館大会では清宮を制してGHCヘビー級王座を戴冠。デビュー最短記録を更新しての戴冠劇やその規格外な試合ぶりや強烈なキャラクターはプロレス界に衝撃を生み、かつてのオカダ・カズチカの凱旋にあやかって“OZAWAショック”とNOAH公式が喧伝。 事実としてNOAHの集客・注目度はうなぎ登りであり、今大会も前売り券完売&バルコニーや立ち見までパンパンという真の超満員札止めに。OZAWAはNOAHの救世主となっている。 OZAWAの2度目の防衛戦の相手として名乗りを上げたのはガレノ。 ガレノはドクトル・ワグナーじゅにあの息子であり、GHCヘビー級王座戴冠を果たしたイホ・デ・ドクトル・ワグナーじゅにあは兄。OZAWAの暴挙に怒りを露わにし、【ALL REBELLION】へ加入して悪党狩りを宣言した正義のマスクマンだ。 しかし、OZAWAの暴露劇は止まらない。 どう見ても本人とは骨格からして違うガレノのマスクを被った人物が飲む・打つ・買うの享楽に耽る姿をSNSにアップし続けており、「GHCの権威を落とさないでくれ」などと説教をたれていた。

  •  1ついたち、東京みやこ・後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『STAR NAVIGATION PREMIUM 〜NOAH じゅにあ たっぐ りーぐ 2025〜』が開催。征矢学が遠藤哲哉からGHCのナショナル王座奪還を果たした。 遠藤哲哉はDDTのエース格であり、団体の至宝・KO-D無差別級王座も3度戴冠。小橋建太さんが率いた【BURNING】を復活させてDDT内で勢力を拡大していたが、約3年の活動の末に若手の成長を鑑みて昨年12月に発展的解散。 遠藤は2025年からDDTに籍を残しながらNOAHに参戦してさらなる高みを目指すことを宣言。小橋さんや秋山準の源流に触れて成長し、GHCと名の付くベルトを総なめしてDDTへ凱旋することを誓っていた。 遠藤が最初にターゲットとして定めたのは、GHCナショナル王座を持つ征矢学。 先月1ついたちの後楽園ホール大会では両者のナショナル王座戦が行われたが、試合中に突如ヨシ・タツ率いる悪の【ちーむつーさうざんど X】の面々が乱入。遠藤は最初こそ困惑した様子を見せていたものの、ヨシ・タツのトンファーを奪って征矢の脳天に一撃。ヨシ・タツと笑顔でアイコンタクトを交わしつつバーニングスター・プレスを決めてナショナル王座奪取を果たした。 その後、遠藤は「俺がちーむつーさうざんど Xの遠藤哲哉だ!俺はな、このNOAHのプロレスに人生メチャクチャにされたんだ。2025年、遠藤哲哉の人生をかけてプロレスリングNOAHを潰します」とNOAH壊滅を宣言。 こんな暴挙を許せるわけもなく、征矢はリマッチを要求。 遠藤は渋々これを受けつつ、征矢の妻である女子プロレスラー・日向小陽にちょっかいをかけるなどの嫌がらせを敢行。さらに前哨戦では徹底した右腕破壊を行っていったこともあり、征矢もベルトの声が聞こえ始めるなど精神的にヤられてしまっている様子だ。 怒りに震える征矢はゴングと同時にドロップキックで突っ込みデスバレーボムで追撃。 しかし、のらりくらりとかわした遠藤が場外戦へと持ち込みヨシ・タツも介入。遠藤は征矢を徹底的におちょくりながら右腕を破壊していき、場内は遠藤へのブーイングと征矢コールで満ちる。 遠藤は遠藤スペシャルからスワンダイブ式ファイヤーバード・スプラッシュと畳み掛けてシューティングスター・プレスを狙うが、征矢が追いすがって雪崩式デスバレーボム。

  •  1ついたち、東京みやこ・後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『STAR NAVIGATION PREMIUM 〜NOAH じゅにあ たっぐ りーぐ 2025〜』が開催。 こぶし王は昨年末に“想い人”の存在を明かし、1月ついたちの日本武道館大会にKENTAを招聘。 2人のシングルマッチはKENTAが制したが、こぶし王は「NOAHにはKENTAが必要だ!やはりKENTAが一番輝けるのはNOAHのリング。そう俺は確信したぞ。お前を求めてるヤツが一番多いのはどこなのかな?」とNOAHへカムバック要求。 その際にはKENTAはこぶし王の手を取ることなく去ったが、思うところはあるのかNOAHへの継続的な参戦を行ってきた。 この日のセミファイナルでは、こぶし王&KENTAvs清宮海斗&谷口周平のタッグマッチが実施。 こぶし王&KENTAの【こぶしKENタッグ】としてKENTAが約10年10ヶ月ぶりにNOAH後楽園ホール大会に降臨。KENTAに触れるのが初めてとなる清宮に対し、谷口はマイバッハ谷口時代のマスクを被ってKENTAと対峙。 試合は場外戦から始まり、場内はKENTAコール&清宮へのブーイングで満ちる異様な光景に。真っ向からのエルボー合戦を制したKENTAが強烈な蹴撃で攻め込んでいき、こぶし王とのコンビネーションで躍動。2人はこぶしとこぶしを合わせて絆を確かめ合う。 しかし、谷口もマイバッハ時代を思い起こすラフファイトでイスや鉄柵を使ってKENTAをいたぶる。清宮もこぶし王との【ALL REBELLION】のチームメイト対決で気炎を上げていき、シャイニング・ウィザードを発射。これをかわしたこぶし王がアンクルホールドで切り返し蹴暴。 最後はKENTAと谷口の対面。気迫のラリアット連打を見せる谷口は刺股を使ったデッドリードライブで切り返す懐かしいムーブを見せ、谷口のチョークスラム+清宮のバックドロップの合体技を決める。さらに谷口がチョークスラムを狙うが、KENTAが谷口をGAME OVER、こぶし王が清宮をSKSで捕らえる競演を見せる。さらにKENTAのダイビング・フットスタンプ、こぶし王のPFSの連撃からKENTAがgo 2 sleepを決めて谷口からすりーかうんとを奪った。

  •  DDTプロレスが2月9日、宮城・夢メッセみやぎで『仙台新伝説2025 ~ずんだもち~』を開催。4・6後楽園ホールでのKO-D無差別級王座への挑戦権をかけた、若手ナンバー1決定リーグ戦『D GENERATIONS CUP 2025』(以下、DGC)が今大会で最終公式戦を迎え、Bブロックでは、高鹿佑也がTo-yを破り、大逆転で優勝決定戦(2・23後楽園)進出を決めた。 同ブロックでは、まず1勝1敗(勝ち点2)の須見和馬がNωA じゅにあの同門・夢虹と対戦。須見が勝って、高鹿も勝った場合、To-y、高鹿、須見の3人が勝ち点4で並び、さらに直接対決の戦績でもイーブンで、優勝決定戦進出者決定戦に持ち込まれる可能性を残していた。両者ともに飛び技を駆使した大熱闘となったが、15分時間切れ引き分けに終わった。須見は勝ち点3止まりで可能性が消滅した。 そして、セミファイナルでは2勝1敗(勝ち点4)のTo-yと、1勝1敗(勝ち点2)の高鹿が激突。To-yは引き分け以上で優勝決定戦進出が決まり、高鹿は勝利が絶対条件の状況だった。昨年12・11新宿、12・15大阪でのシングル戦ではTo-yが2連勝していただけに、高鹿はリベンジを果たして意地を見せたいところ。 開始間もなく、戦場が場外に移ると、To-yがブレーンバスター、チョップ連打。リングに戻ると、逆エビ固めで絞り上げた。高鹿は左腕攻めで反撃するが、To-yがトペコン・ヒーロを発射。高鹿も負けじと同じ技で返す。高鹿がインターセプトを決めれば、To-yが雪崩式コジマワンダーランド。激しいエルボーの応酬から、高鹿がランニング・エルボーバット。To-yが変型コジマワンダーランドから、コジマインパクト狙い。これを回避した高鹿が左腕をチキンウイング・アームロックで絞め上げてギブアップを奪った。この結果、両者は勝ち点4で並んだが、直接対決の戦績により、高鹿が逆転でのBブロック突破が決定。To-yの2連覇はならなかった。試合後、先にAブロック突破を決めていた正田壮史がリングに上がり、健闘を誓い合って握手を交わした。 高鹿は「勝ちました! さかのぼれば、両国(昨年12月28日)でのKO-Dタッグ王座決定戦の前哨戦でシングル、タッグ、6人タッグと何回も負けて。その度に悔しい思いをして。やっとやり返すことができて、決勝に勝ち上がることができました。

  •  東京女子プロレスが2月8日、東京・後楽園ホール大会を開催した。『第5回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント』決勝戦は、享楽共鳴(中島翔子&ハイパーミサヲ)がマックス・ジ・インペイラー&原宿ぽむ(ぽむペイラー)を破り、タッグトーナメントを初制覇。享楽共鳴は3月16日、東京・大田区総合体育館での『121000000』(ワン・トゥー・ミリオン=ワンミリ)、やましたみゆ&伊藤麻希の持つプリンセスタッグ王座への挑戦を声高に叫んだ。 享楽共鳴は1回戦で芦田美歩&七瀬千花、2回戦で長谷川美子&鳥喰かや、準決勝でHIMAWARI&鈴木志乃を下し決勝にコマを進めた。かたや、ぽむペイラーは1回戦でわたなべみう&高見汐珠、2回戦で愛野ユキ&らく、準決勝でかみふくゆき&上原わかなを破り決勝に進出した。 インペイラーが奇襲を掛けて開戦すると、場外戦に転じ、ミサヲが戦闘用チャリンコ・ハイパミ号でインペイラーに突っ込むも回避される。その後、インペイラーが規格外のパワーで押していくも、享楽共鳴も意地で応戦。再び場外に戦場が移ると、南側客席で大乱闘に。ミサヲは客席の階段をハイパミ号で降りて、インペイラーをひく。原宿が中島の後頭部にぽむ・ど・じゃすてぃすを繰り出すも、中島がこうかくど619、ダブルアーム式DDTで反撃。ミサヲは場外のインペイラーめがけて、アイアムアヒーローを見舞って動きを止める。そして、中島が原宿にダイビング・セントーンを叩き込んですりーかうんとを奪った。実力のあるチームながら、過去4回、なかなかタッグトーナメントで結果が出せなかった享楽共鳴だが、5年目でついに栄冠を手にした。 優勝したことで、享楽共鳴は3・16大田区でのプリンセスタッグ王座挑戦権を手にした。ただ、王者組のワンミリは9日(現地時間)、チリ・サンティアゴでサーラ・フェニックス&パンドラと防衛戦を行うため、享楽共鳴はその勝者チームに挑むことになる。 中島は「ミサヲと組んでから、享楽共鳴は楽しくて。楽しいのに勝てないのがもどかしかった。やっと一番上まで来れました。2年前の(タッグトーナメント決勝の)リベンジというか、ミリオンとやった後楽園が心にとげになってて。山下も伊藤ちゃんもいいヤツなんだけど、121000000大嫌い! ベルト獲りたいです!」とマイク。ミサヲも「ようやくとげを抜くときが来ました。